Webサイト「くもん子ども浮世絵ミュージアム」が全面リニューアル

子どもたちが興味を広げ、学びを深めるコンテンツが充実

KUMON

2025年5月16日

公文教育研究会

Press Release                                                  

 

Webサイト「くもん子ども浮世絵ミュージアム」が全面リニューアル 子どもたちが興味を広げ、学びを深めるコンテンツが充実

 

 株式会社公文教育研究会(代表取締役社長:田中三教、以下KUMON)は、所蔵する「子ども文化研究史料」を紹介するWebサイト「くもん子ども浮世絵ミュージアム」を約10年ぶりに全面リニューアルしました。「子ども文化研究史料」とは、江戸・明治期の子ども文化・子育て・教育の研究のために、弊社が収集した浮世絵や書籍を中心とした史料群の総称です。

 

 ご好評をいただいておりました史料検索機能はそのままに、より幅広い方々に浮世絵ならびに江戸子ども文化に親しんでいただけるコンテンツが充実。とくに子ども向けコーナー「浮世絵ってなぁに」では、浮世絵の解説から子ども向け浮世絵の「遊び方」を紹介する動画、子ども向け作品解説など盛りだくさん。また一般財団法人ルビ財団提供の「ルビフルボタン」により、子ども向けコンテンツのすべての漢字にルビ(ふりがな)がふられています。

 

 KUMONはこの子ども文化研究史料活動を通じ、これからも子どもたちのよりよい成長や発達、教育のあり方、そして子どもを見守る社会づくりに貢献して参ります。


「くもん子ども浮世絵ミュージアム」はこちら ⇒ https://www.kumon-ukiyoe.jp/

 

 

江戸の「子宝思想」を今に伝える「くもん子ども浮世絵コレクション」

 KUMONによる浮世絵の収集と研究は1986年、当の公文毅社長(故人)の指揮の下スタートしました。子ども文化を描いた浮世絵や寺子屋の教科書とも言える往来物、そして玩具や工芸品など、KUMONが保有する「子ども文化研究史料」は約3200点。なかでも1700点余りにのぼる「くもん子ども浮世絵コレクション」は、子どもをテーマとした唯一無二の浮世絵コレクションとして、国内外で広く紹介され、高い評価を受けています。

 

 KUMONの史料収集は、フランスの歴史学者フィリップ・アリエスによる絵画史料を用いた中世ヨーロッパにおける子ども研究に触発されたものです。浮世絵や絵巻、本の挿絵といった絵画史料は、文献史料ではうかがい知ることのできない子どもたちの日常や家族の情愛豊かな情景など、子どもたちが家族や地域の大人たちに大切に育てられ、そして成長していった様子を今に伝えてくれます。

 

 所蔵する史料は国内外の美術館・博物館で行われる展覧会に貸出を行っています。また史料画像データの提供も行っており(研究・教育目的の利用は無償)、浮世絵研究にとどまらず、教育学や精神分析学における活用や学校教科書や資料集への掲載、テレビや書籍の利用など、幅広く活用されています。

 

子ども向けコンテンツ「浮世絵ってなぁに」

 テレビドラマで江戸時代の版元・蔦屋重三郎が取り上げられるなど、近年、浮世絵に対する注目度はますます高まっています。一方で、学校の授業やドラマなどで浮世絵を知った子どもたちが、浮世絵に対する興味を深め、学びを深めることができるコンテンツはそれほど多くありません。

 

 そこで今回のリニューアルでは、藤澤紫先生(國學院大學文学部哲学科教授、国際浮世絵学会常任理事)に全面的にご協力いただき、小学校・中学校の社会・歴史の教科書に掲載されている断片的な浮世絵の知識を、より広い興味とより深い探求につなげることをコンセプトとしたコンテンツ「浮世絵ってなぁに」を用意しました。

 

<子ども向けコンテンツ「浮世絵ってなぁに」>

  その1 浮世絵の歴史

  その2 浮世絵ってどうやってできるの?

  その3 有名な浮世絵師

  その4 つくってみよう!遊べる浮世絵

    解説動画を見ながら、江戸時代のペーパークラフト「おもちゃ絵」で実際に遊ぶことができます。

  その5 藤澤紫先生の浮世絵と遊ぼう

    このコンテンツは2017年から2021年にかけて時事通信社より配信された、藤澤紫先生による

    「くもん浮世絵コレクション」作品を紹介した親子向け連載記事を再掲載したものです。

 

「ルビフルボタン」による、コンテンツのルビ対応

 

子ども向けコンテンツ「浮世絵ってなぁに」は、一般財団法人ルビ財団提供の「ルビフルボタン」(https://rubizaidan.jp/rubyful-button/)を導入することで、すべてのコンテンツの漢字にルビ(ふりがな)がふられています。

 

コンテンツの総ルビ対応は、学校で難しい漢字を学習していない子どもたちが自身の興味を深めるための大きなサポートとなることはもちろんのこと、様々な事情により漢字を読むことが困難な方々や日本語を母語としない方々にとっても、社会の一員として等しく文化的コンテンツに触れ、興味関心を広げ、そして学ぶ機会を得ることにつながります。

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