電通と電通デジタル、AIコピーライター「AICO2」にボディコピーの自動生成機能を実装

広告表現の質と量の両立を実現し、「心に響くコピー」のストーリー生成で訴求力を向上

電通

2025年6月26日

株式会社 電 通

 株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:佐野 傑)は、株式会社電通デジタル(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:瀧本 恒)と、電通のコピーライターが長年培ってきた思考プロセスを人工知能(AI)に学習させた広告コピー生成ツール「AICO2(アイコ ツー/AI Copy Writer 2)」※1に、キャッチコピーだけではなく新たにボディコピーの自動生成機能を実装しました。これにより、「AICO2」が得意とする「心に響くコピー」の生成において、キャッチコピーだけでは伝えきれない意図や背景、ブランドの世界観やストーリーを丁寧に言語化し、商品の価値や魅力を深く伝えるボディコピーの生成も実現しました。「心に響くコピー」のストーリーを生成することで、広告全体の訴求力を高めます。


 従来のAIコピーライター「AICO2」では、キャッチコピーの自動生成に特化し、短く印象的な言葉で多くのブランド・商品の魅力を伝えることに貢献してきました。

 

 今回の機能追加は、電通のコピーライターが培ってきた心の琴線に触れるコピーを生み出すための思考プロセス(創造的思考モデル)が備わっている「AICO2」に、Fine-Tuning※2したGPT-4.1モデル※3を実装し、ブランドの世界観や文脈を描き出す独自の表現力が求められるボディコピーの生成を可能にしました※4。これにより、対象商品やサービスの価値、共感を生むストーリー性のあるメッセージ生成が可能になり、広告表現の質と量の両立を実現しながら広告全体における「共感を生む言葉づくり」の領域を広げて、ブランドと生活者の関係構築においてより深いコミュニケーションを可能にします。

 

 今後も両社は、「人間の知」と「AI の知」を掛け合わせ、高品質な広告制作を支援することで、企業の事業成長と社会の持続的な発展に貢献していきます。

■「AICO2」で生成したキャッチコピー(2024年8月~)

 


■「AICO2」で生成したボディコピー

 

 


※1 2024年8月5日発表:電通コピーライターが長年培ってきた思考プロセスを学習したAI広告コピー生成ツール「AICO2」を開発。
  (https://www.dentsu.co.jp/news/release/2024/0805-010761.html

※2 ある教師データセットを使って事前学習した訓練済みモデルの一部もしくは全体を、別の教師データセットを使って
  再トレーニングすること。

※3 OpenAI社が2025年4月に公開した最新の大規模言語モデル。

※4 キャッチコピーの生成では、思考プロセスから導出されたエッセンスを再編集して短く凝縮された表現として提示。

  ボディコピーの生成では、思考プロセスそのものをストーリーや文脈に応じて魅力的な文章として再構成。

 

                                              以上

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