株式会社クレアテラ(本社：東京都世田谷区松原6-39-18　代表取締役：柳田友隆)は、冷房用電力の削減を目的とした節水型の空調室外機純水打ち水装置「スマート打ち水AC」を大幅改良し販売を開始しました。原発全面停止下で電力の不足と電力料金の高騰が必至な中、快適性を保ちつつ電力消費量を減らす工夫が求められています。その工夫の一環として、当社では「スマート打ち水AC」を開発しました。発売以来、タイヤメーカー、病院、化学会社，建設機械メーカー、空調設備業界から引き合いが相次いでおり、既に納入済みの案件もあります。

冷房装置は冷媒を熱媒体として利用し、室内から奪った熱を室外機から室外に放出しています。室外機のアルミフィン（ラジエーター）に散水し冷媒を効果的に冷やすと、室外機の効率が上がるため消費電力を15～25%削減できます。

しかし、水道水や井戸水を散水しますと、水中に含まれる微量の不純物が蒸発残渣となって室外機のアルミフィン上で沈着し、冷房効率低下や室外機の劣化の原因となります。また従来法は、散水量が多いため上下水道料金が電力料金削減額を上回りました。新開発の「スマート打ち水AC」は①水道水圧で製造した純水を②冷媒温度により制御しながら必要最小限の純水を間欠的に散水する方法でこれら問題点を解決しました。

発売以来、お客様のご要望を反映し追加・改良した機能は、①フィルターが飽和するまで使用し続けられるよう自動的に水質測定しながら純水を製造する機能、②フィルターの再生を現場で簡単にできる機能と③散水量をさらに少なくするアルゴリズムの開発です。これらにより、純水製造にかかるコストが大幅に削減され投資回収は3年以内となりました。ですから、「スマート打ち水AC」のリース料金（保守メンテ費含む）は電力料金削減額以下です。

スマート打ち水ACの特長

　　１．アルミフィンに必要最小限の純水を散水、乾いた段階で再び散水

　　２．純水製造と散水を水道水圧で行うので設備はシンプルで極めて安価　　　 　　　　　　　

　　３．冷房（冷凍）負荷が高い時点や電力使用料が最も高い時間帯に絞って散水

　　４．散水する水の上下水道料金は電力料金削減額以下

　　５．リース料金（保守メンテ費含む）は電力料金削減額以下

スマート打ち水ACの散水制御（特許出願中）

「スマート打ち水AC」の純水製造と散水の動力源は、水道水圧で制御に使う電力はわずかです。

【会社概要】

商号：株式会社クレアテラ

設立：1950年

代表取締役：柳田友隆（農学博士）

所在地：156-0043 東京都世田谷区松原6-39-18

事業内容：屋上緑化、水質浄化、土壌改良、粉塵飛散防止、硫化水素除去など環境資材の開発、製造、販売

株式会社クレアテラ ホームページ http://www.createrra.co.jp/