岩手県雫石町 メガソーラー発電所 完成を記念して竣工式を開催
2016年11月1日
雫石太陽光発電合同会社
~太陽光発電事業者 エトリオン社と日立ハイテクノロジーズの共同事業~
岩手県雫石町 メガソーラー発電所
完成を記念して竣工式を開催
雫石太陽光発電合同会社(本社:岩手県岩手郡雫石町小日谷地74番地1)は、2013年10月11日に太陽光発電事業者であるエトリオン社と日立ハイテクノロジーズの共同出資によって、設立されました。
発電所の建設地は岩手県の雫石町で、雫石町では51万平方メートルの借地に24.7MW(メガワット)の規模で、稼動を開始し、雫石町内をはじめとする地域への自然エネルギーによる電力供給を目指しています。このたび岩手県雫石町 メガソーラー発電所”完成を記念し、本日11月1日(火)、建設地において関係者約110人を集め、竣工式を行いました。
■雫石太陽光発電合同会社について
雫石太陽光発電合同会社(業務執行社員:マルコ・アントニオ・ノースランド/以下、雫石太陽光発電)は、2013年10月11日に自然エネルギーによる電力供給を目指したメガソーラー発電所の建設を目指し、Etrion Corporation(CEO: Marco A. Northland/本社・スイス連邦/以下、Etrion社)と株式会社日立ハイテクノロジーズ(執行役社長:宮崎正啓(「崎」は正式には「たつさき」)/以下、日立ハイテク)の共同出資により設立されました。
当社は三井住友信託銀行株式会社(以下、三井住友信託)とプロジェクトファイナンス*3契約を締結し、日本国内において水戸と本件、建設中の青森を加え合計出力44メガワット(MW)の大規模太陽光発電(メガソーラー)の共同事業を開始しております。
日本は、太陽光発電所の設置済容量が14ギガワット(GW)を超えており、政府により2020年までに28GW達成を掲げる世界最大の太陽光発電市場のひとつです。
2012年、Etrion社と日立ハイテクは、日本における太陽光発電共同事業の立ち上げについて開発協定を結びました。同協定の締結に続き、両社は日本での太陽光発電プロジェクトの開発・建設・運営に向けて、太陽光発電所の建設・運営に必要な許認可の取得、地域社会および用地所有者との関係構築、EPC*2関連サービスの提供、O&M*3および資産管理関連サービスの提供まつなど、共同で立ち上げを推進してまいりました。
このたび雫石太陽光発電合同会社が進める「雫石プロジェクト」とは本協定下で建設される2番目の太陽光発電プロジェクトで、2017年までに、建設中または着工準備完了のプロジェクトも含めて合計出力100MW達成を目標としています。
*1: ある特定事業において資金調達を行う際、事業者自身が借入を行うのではなく、プロジェクトを運営する別会社( 特別目的会社(Special Purpose Company : SPC)を設立し、別会社に対し融資が実行され、特定事業の資産価値を担保として資金を調達する。
*2: EPC (Engineering, Procurement, Construction):太陽光発電施設の設計・調達・建設
*3: O&M (Operation & Maintenance):太陽光発電施設の運転管理・保守点検
■太陽光発電「雫石プロジェクト」について
雫石太陽光発電合同会社が進める「雫石プロジェクト」では、24.7MWの太陽光発電所を、岩手県雫石町に建設します。本発電所のEPCについては株式会社日立製作所が請け負い、2014年10月に着工し、この度2016年11月から本格的な操業を始めます。51ヘクタールの借地に建設され、東北電力株式会社の電力系統に連系します。本プロジェクトでは、東北電力株式会社と40 円/kWh(キロワット時)の売電契約(Power Purchase Agreement : PPA)の締結を予定しており、運用開始後の年間発電量は、約25.6GWhとなる見込みです。
【Etrion Corporation】
Etrion社は、実用規模の太陽光発電所を建設、所有及び運営する独立系発電事業者です。イタリアで17ヶ所、合計出力約60MW の太陽光発電所を所有し、チリでは、70MWのプロジェクトを建設し2014 年末に操業を開始しました。またEtrion 社は、チリと日本において、未建設プロジェクトの開発も積極的に行っています。当社はカナダのトロント株式市場とスウェーデンのナスダックOMX 市場に上場しています(市場銘柄:ETX)。詳しくは、当社のHPをご覧下さい。(http://www.etrion.com)
【日立ハイテクノロジーズ】
日立ハイテクは、2001年、株式会社日立製作所計測器グループ、同半導体製造装置グループ、エレクトロニクス専門商社である日製産業株式会社が統合し、誕生しました。「科学・医用システム」 「電子デバイスシステム」「産業システム」「先端産業部材」の4つのセグメントで、グローバルな事業展開を行っています。詳しくは、日立ハイテクHPをご覧ください。(http://www.hitachi-hightech.com/jp/)
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