平成30年度 「文化庁文化交流使」を指名しました

文化庁

平成30年度 「文化庁文化交流使」を指名しました 文化庁では、平成15年度より、芸術家、文化人、研究者等、文化に携わる人々を一定期間諸外国へ派遣する「文化庁文化交流使事業」を実施しています。この度、以下のとおり、平成30年度「文化庁文化交流使」を指名しましたので、お知らせいたします。

2018年5月15日

文化庁

平成30年度 「文化庁文化交流使」を指名

文化庁では、平成15年度より、芸術家、文化人、研究者等、文化に携わる人々を一定期間諸外国へ派遣する「文化庁文化交流使事業」を実施しています。

派遣された文化交流使は、それぞれの専門分野における実演、実技指導、講義、共同制作など、世界の人々の日本文化への理解の深化や、諸外国の芸術家・文化人などとのネットワークの形成・強化につながる活動を行います。

これまでに、伝統音楽や舞台芸術、生活文化やポップカルチャーといった多様な分野で活躍する芸術家、文化人など延べ133名、26組(団体)の文化交流使が、世界82か国で活動を行っています。

この度、以下のとおり、平成30度「文化庁文化交流使」を指名しましたので、お知らせいたします。

■笠松 泰洋(かさまつ・やすひろ)(作曲家)

・活動国:イギリス、オーストリア、エクアドル、チリ、ペルー、アルゼンチン

・活動期間:約3か月(平成30年11月中旬~平成31年2月中旬)

・活動内容:各国の音楽家達との共同作業で、自作の弦楽四重奏曲のコンサート、朗読とダンスを含む『四谷怪談』や室内オペラ『人魚姫』の上演を行うことで、音楽を通じた文化的な相互理解を深める。日本の伝統に根ざした素材に、西洋音楽の技術を取り入れつつ、新しい音楽と舞台の可能性を訪問国の音楽家とともに探り、その成果を各地で発表する。

■田中 功起(たなか・こおき)(アーティスト)

・活動国:アメリカ、ブラジル、ウルグアイ、スイス

・活動期間:約8か月半(平成30年7月上旬~平成31年3月中旬)

・活動内容:各国の展覧会に参加し、日本の現代アートの発信を行い、併せて講演会を含む様々な機会を活用してその魅力を伝える。また、日米の交流の歴史についてのフィールドワーク等を通じて、新たなネットワーク構築やプロジェクトのベースとなるリソースを収集する。

■玉川 奈々福(たまがわ・ななふく)(浪曲師、曲師)

・活動国:イタリア、スロベニア、オーストリア、ハンガリー、ポーランド、キルギス、ウズベキスタン

・活動期間:約1か月半(平成30年5月下旬~7月上旬)

・活動内容:日本の比較的新しい「語り芸」である「浪曲」。演者と三味線が、譜面もない中、息を合わせてアドリブで演奏しながら、一つの物語を描いていく芸能の公演を各国で行い、日本の大衆芸能である「浪曲」の魅力を伝える。

■米川 敏子(よねかわ・としこ)(生田流箏曲・地歌 演奏家)

・活動国:カザフスタン、イギリス、ドイツ

・活動期間:約1か月(平成31年2月中旬~3月中旬)

・活動内容:箏曲の古典と現代曲を紹介する演奏会他、現地の西洋音楽の演奏者と共演も行い、日本音楽への親近感を高める。また邦楽に関心を持つ大学生・大学院生に対し、自作品を映像で見せながら日本音楽の特徴をレクチャーし、日本音楽に対する理解を深める。

※敬称略、50⾳順

※略歴は別添資料を御覧ください。

※活動国・活動期間・活動内容はいずれも予定です。

●本件に関する詳細は以下の⽂化庁ホームページを御覧ください。

 http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1404759.html

●⽂化庁⽂化交流使事業については以下の公式ホームページを御覧ください。

  http://culturalenvoy.jp/

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