電通、クリエーティブ力を生かし知財ビジネス始動

電通

株式会社電通は、当社のクリエーターのアイデアや作品を意匠や特許といった形に「知財化」し、収益化していく新たな知財ビジネスを始動しました。

2018年8月23日

株式会社 電 通

電通、クリエーティブ力を生かし知財ビジネス始動

― 意匠権のライセンス供与による商品化第1号は、段ボール製の御札立て ―

  株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博)は、当社のクリエーターのアイデアや作品を意匠や特許といった形に「知財化」し、収益化していく新たな知財ビジネスを始動しました。

  当社のクリエーティブ力を「プロダクト領域」へと拡張するこの知財ビジネスの第1弾として、このたび、当社の意匠権を段ボール箱の製造と販売を手がける株式会社タチバナ産業(本社:東京都台東区、代表取締役社長:野原 将彦)にライセンス供与した結果、同社から現代の住宅事情やライフスタイルにマッチするスタイリッシュな段ボール製の御札立て「ofudana(オフダナ)」が発売されることになりました。

<ofudana>

※添付のPDFをご参照ください。

  基本的な仕組みは、自社で保有する知的財産を他社にライセンス供与することで、導入側からロイヤリティー(知的財産権の利用に対する対価)を受け取るというものです。これまで産業界では、他社とのライセンス契約や譲渡などのビジネスが行われてきましたが、最近ではオープンイノベーションの進展に伴い、自社の知財の外部供与や他社の知財の導入といった活動が活発化しています。

  知財の導入側企業のメリットには、技術やデザイン開発費の圧縮、スケジュールの短縮、第三者侵害リスクの低減などがあり、とりわけ、技術力や生産力があっても、アイデアやデザイン力での脆弱さを感じている企業にとっては、他社から意匠権のライセンス供与を受けることで、デザイン開発のための初期投資コストを抑えながら、より良いモノを世に送り出せるというメリットがあります。

  今後も当社は、従来の広告コミュニケーション領域に留まらず、効果的な知的財産の権利化および活用の拡大を図り、知的財産を活用したビジネストランスフォーメーションに取り組んでまいります。

<商品概要>

・商 品 名:ofudana(オフダナ)

・商品概要:神棚のない現代の住宅事情やライフスタイルに合った新しい御札立てです。段ボール使用のため、1年経ったら御札とともに神社などに納めて一緒に燃やすことができます。

・意匠登録:登録第1609970号

今回の意匠は、電通のクリエーターが持つ力を「プロダクト領域」へ拡張する

社内プロジェクト「ProductDesign School2017」の成果物のひとつ

・色  名:「むらさき」「あか」「あさぎ」

・価  格:1,150円(税込)

・サ イ ズ:230mm×235mm×38mm/重量:約220g

・製  造:株式会社タチバナ産業

・発 売 日:8月23日

・販  売:タチバナ産業サイトより(http://www.tachibana-ltd.com/index.html

以 上

【リリースに関する問い合わせ】

  株式会社電通 コーポレートコミュニケーション局 広報部 

  渓、高松 TEL:03-6216-8041

【事業に関する問い合わせ先】

  株式会社電通 法務マネジメント局 法務部 知的財産課

  Email:chizai@dentsu.co.jp

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