文化を知る。世界を変える。「THE KYOTO」立ち上げ。
2020年6月8日
THE KYOTO事務局
京都新聞社、141年目を歩み始める節目6月9日に
地方新聞社の業態進化に挑戦する新事業「THE KYOTO」を立ち上げ
京都新聞社(本社:京都市中京区、社長:山内 康敬)は、141周年を迎える2020年6月9日(火)※ に新事業「THE KYOTO」を、株式会社電通(本社:東京都港区、社長:五十嵐 博)と共同で立ち上げます。
「THE KYOTO」は「文化を知る。世界を変える。」をスローガンに、メディア、サロン、クラウドファンディングの3つの活動を柱とし、京都をヒントに未来の文化を生み出すためのプラットフォームです。
※ 京都新聞の前身京都商事迅報(はやぶれ)は1879(明治12)年6月9日に創刊
地方新聞社の業態進化 : 3つの新しいジャーナリズムへ挑戦
Slow Journalism〈 スロージャーナリズム 〉
新しさや速さよりも歴史に磨かれた智慧を探求し、現在に価値のある視点を丁寧に伝える。
Solutions Journalism〈 ソリューションジャーナリズム 〉
社会課題を提起するだけでなく、共感でコミュニティを生み出し解決まで導く。
Glocal Journalism 〈 グローカルジャーナリズム 〉
地域に根付く姿勢はそのままに、読者を世界へ拡げる。
スローガン 文化を知る。世界を変える。
「THE KYOTO」は、メディア、サロン、クラウドファンディングという3つの活動を柱に、京都の価値を再認識し、未来の文化を考えるグローバルなアート・文化のコミュニティを生み出すことを目指します。
3つの活動の柱
1. メディア
情報過多、フェイクニュース、フィルターバブルといった情報社会の課題に、京都に流れる時間のようにゆっくりと、丁寧な記事をお届けする。新しさや速さよりも歴史に磨かれた智慧を探求し、現在に価値ある視点で伝えるスロージャーナリズムの精神で、1日3本の記事を配信。「Inspiration」「Sense」「Idea」3つの刺激で、読者の美意識・哲学のアップデートをサポートする。
〈 Inspiration 〉
フォトグラファーの感性が切り取る〈美しさの一瞬〉。時が止まるような美しいひとときが、視覚を通じて全身を奮い立たせる。その背景にあるストーリーを感じながら、じっくりと楽しんでいただきたい。
〈 Sense 〉
自分の価値基準とは、生きる意味とは、学びとは何か。根源的な問いに向き合う〈骨太なストーリー〉。世代、性別を問わず、文化を発信、継承する人々の生き方、考え方にこれからの時代のヒントを探る。
〈 Idea 〉
今日のあなたを磨く〈ひと匙のアイデア〉。食、アート、歴史、音楽。ありとあらゆるジャンルから、新しい視点や知恵、情報を紹介。気軽に読め、毎日をちょっとずつ豊かにしてくれる記事をお届けする。
2. サロン
日本を代表する多様な文化人とグローバルな文化が交わる対談や座談会を企画。失われかけているサロン文化をアップデートし、より新鮮で刺激的な場を目指す。人生で最高の贅沢は人との出会い。リアルからしか生まれない学びとインスピレーションを、デジタルと両輪で提供していく。
〈 オンラインサロン(ウェビナー)の開催 〉
第1弾は「経済を、もっとおもしろく。」を掲げるNewsPicksとの共同イベントから開催いたします。
2020/6/09(火)08:30-09:30 「禅と日本文化」
伊藤東凌(建仁寺「両足院」副住職)、佐々木紀彦(NewsPicks Studios CEO)
2020/6/10(水)08:30-09:30 「きものと日本の美意識」
細尾真孝(西陣織「細尾」12代目)、山口周(独立研究者、著作家、パブリックスピーカー)
2020/6/11(木)08:30-09:30「京料理と編集力」
高橋拓児(木乃婦3代目主人)、佐渡島庸平(コルク代表)
2020/6/12(金)08:30-09:30「お華と感性力」
笹岡隆甫(華道 未生流笹岡 3代家元)、MEGUMI(女優、タレント)
2020/6/17(水)08:30-09:30「工芸と共感力」
矢島里佳(和える代表取締役)、坊垣佳奈(マクアケ共同創業者、取締役)
3. クラウドファンディング
未来の文化を創るアイデア、人、お金を繋ぐクラウドファンディング。メディアやサロンを通じて生まれたアイデアを、社会実装することで世の中を動かしていく。美しき伝統、後世に伝えたい知識や技術、アイデアで解決したい社会課題、地域課題。「THE KYOTO」らしい豊かな解決方法で世界を変えていきます。
800年にわたる和歌の家・冷泉家に文化財を保存する土蔵を造りたい
未整理の公家文化を後世へ。
COVID-19退散 祇園祭の粽をお届けしたい
祈りを込めて作られた粽を授与し、祇園祭を後世へ。
クマグスクの新たなアートスペースが二条城の北側に誕生
もったいない、をプロダクトに昇華。
アーティストの制作活動で不用になった端材を、副産物として利活用。
With COVID-19、ニューノーマルへの挑戦 「Stay with THE KYOTO」
コロナ禍にお出かけできない、京都へお越しいただけないファンのみなさまの悩みを解決し、同時に文化を応援するプロジェクトをラインナップ。
京都の有名料亭がリレーでお届けする無料レシピ動画 「おうちで料亭ごはん」
自宅で完成する名店「いづう」のちらし寿司の商品開発など、
おうち時間を彩りながら文化振興に寄付できる「育てるお取り寄せ」
メンバー挨拶
大西祐資 (発行人)
140年余り、ずっと京都を見つめる新聞社だから、きちんと京都の玄関にお招きし、一歩も二歩も分け入った文化の奥深い場所に誘います。伝えたいのは多様な価値観。触れてほしいのは伝統の繊細な差異と現代の息吹。きっと、みなさんの心の支えになる、とびっきりの一つを見つけていただけるはずです。そして、「THE KYOTO」と一緒に、新たな何かを生み出しませんか。
プロフィール : 1989年に京都新聞社入社。社会部事件キャップ、社会担当部長などを経て、今年3月まで1年9カ月にわたり編集局長。共著に「権力に迫る『調査報道』」(旬報社)。1994年度新聞協会賞=連載「こころの世紀」(取材班メンバー)=や2014年第21回坂田記念ジャーナリズム賞=福島原発事故に伴う県外避難者報道(取材班代表)=など受賞。
各務亮 (編集長&クリエイティブ・ディレクター)
京都の文化は、美しさと未来へのヒントに溢れています。でも、その多くが継承の危機に直面しています。「THE KYOTO」では、文化・アートを愛好する世界中の人々と、地域の文化をつないでいきたい。地域文化を観るだけでなく、そこに参加いただき、育てることを新しい常識にしていきたい。未来の文化をつくる贅沢を、みなさまとご一緒できること楽しみにしています。
プロフィール : 2002年から中国、シンガポール、インドなど電通拠点を移り住み、2012年から電通京都支社勤務。京都から日本ならではのグローバル価値を生み出すべく「GO ON」「太秦江戸酒場」「夕暮能」など伝統に異分野を掛け合わせた全く新しい商品、サービス、事業を多数立ち上げ。佐治敬三賞、カンヌライオン、D&ADなど受賞。
サービス内容
・ Webサイト : https://the.kyoto
・ 月間購読料1,000円のサブスクリプションサービス(1週間のお試し期間あり)
・ 2021年春以降はサロンを中心にしたメンバーシップサービスも公開予定
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 THE KYOTO
- 所在地 京都府
- 業種 情報サービス・コンテンツ
- URL https://the.kyoto/
過去に配信したプレスリリース
最高峰の文化人たちから、新時代のビジネス・生き方に必要な<美意識>を学ぶ
2020/12/7
2021年に向けて、これからの生き方にふさわしい新習慣を考える
2020/12/1
全国からの支援で文化を残す、つなぐ/THE KYOTOクラウドファンディングセミナー開催
2020/10/19
文化を知る。世界を変える。「THE KYOTO」立ち上げ。
2020/6/8