三菱みらい育成財団 高校教育における「探究型学習」助成を通じた気づきと提言を公表

~研究レポート2023「心のエンジンが駆動するとき」~

報道関係各位

                                        2023年6 月29日

                                一般財団法人三菱みらい育成財団

 

三菱みらい育成財団 高校教育における「探究型学習」助成を通じた気づきと提言を公表 ~研究レポート2023「心のエンジンが駆動するとき」~

 

一般財団法人三菱みらい育成財団(所在地:東京都千代田区、理事長:平野信行)は、2020年度から高校生を対象とする「探究型学習」プログラムへの助成事業を実施しています。財団では、探究型学習を「自ら課題を発見し、解決策を考え、行動する」能動的で創造性豊かな次世代人材を育成するための重要な取組みと捉え、そうした学びを通じて、学び手の意識と行動に変化が起こることを「心のエンジンが駆動する」と表現しています。

今般、この事業を通じて得た知見と、助成先高校の生徒48,000人へのアンケートや教員へのヒアリングによる分析をもとに、心のエンジンがどんなときに駆動するのかを考察し、それを可能にするためには何が必要なのかについて、国や教育委員会のみならず、企業や社会人を含めた幅広いステークホルダーへの提言を含む研究レポートをまとめました。

 

【研究レポートのポイント】

 ■「心のエンジン」の「着火」のポイント ~興味・関心、行動・実践

   ①心のエンジン駆動を偶発的に刺激する様々なプログラム

   ②「本気の大人」や社会課題の「現場」と出会える機会

   ③教科学習や進路指導も含めた全面的な探究化

 ■「心のエンジン」の「持続」のポイント ~納得・承認

   ④探究的な学びのための土壌づくり

   ⑤教員が「教える・指導する」ことを手放す

   ⑥学年を越えて学びあう仕組みづくり

 ■ 提言の骨子

   1.高校世代の教育に対する、資金面を含むリソース投入の充実

    ~特に、教育活動費が現場に行き渡ることが重要

   2.「心のエンジンの駆動」に関するグッドプラクティスの再現・横展開

    ~高校での体制づくり、効果的な財政支援 等

   3.高校での「心のエンジンの駆動」を加速するための基盤的環境の整備

    ~教員の働き方改革、教員の研修機会の充実、高大接続強化 等

   4 主体的に考え未来を創る人材の育成を

    ~学校は地域に自らを開き、地域も学校に入っていく。教育に社会全体で取組む

 

公表先URL  https://www.mmfe.or.jp/public/

 

財団概要

名称 :  一般財団法人 三菱みらい育成財団

所在地 : 〒100-0005 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号

設立年月:2019年10月1日

理事長 : 平野信行

一般財団法人三菱みらい育成財団は、三菱グループ創業150周年にあたり、22世紀を創る人材育成を目的に、2019年に設立されました。グループ各社が10年間で計100億円を拠出し、助成先である教育関係者が自ら開発した教育プログラムを継続的に実施、たえず改善することで、次世代の教育プログラムとして定着させていく活動をサポートしています。

 

 

 

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