SANYがグリーン電力と統合された新しいGW級水素製造ソリューションを発表、クリーンエネルギー時代の新たな道を切り開く

SANY Group

 

【長沙(中国)2023年12月20日PR Newswire=共同通信JBN】大手グローバル重機械メーカーのSANY Heavy Industry(「SANY」、SSE:600031)の水素エネルギー子会社であるSANY Hydrogenは、世界最大の単一水素電解槽の発売を発表しました。この新しい角型電解槽「Sシリーズ」は、再生可能な電力を使用し、1時間当たり3000立方メートルの水素を製造することができます。このマイルストーンは、産業界によるクリーンエネルギー技術の採用を加速し、より環境に優しいソリューションへのシフトを促進するSANYの取り組みの進展を示すものです。

 

最近開催された国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)では、脱化石燃料戦略が承認され、気候行動への具体的かつ重要なアプローチとなりました。しかし、再生可能エネルギーを利用したGW級水素製造法は、製造コストの上昇、メンテナンス要件の増加、性能の安定性という3つの重大な課題に直面しています。

 

SANYの3000立方メートルの角型電解槽「Sシリーズ」は、大規模アプリケーションの実用的なソリューションとして、システムコストの大幅な削減とグリーン電力利用率の向上という新たな業界基準を打ち立てました。10000A/m2の運転電流密度を誇り、高い生産効率を保証し、グリーン電力利用率を10%向上させ、メンテナンスコストを30%削減します。

 

S Series 3,000-standard-cubic-meter square electrolyzer

 

水素エネルギー開発の新たな道を切り拓く

 

SANY Hydrogenの最新のGW-GRADEは、コンパクトな設置面積、モジュール構造、電流密度の向上、加圧運転などを含むSシリーズのラインアップの基本的な強みを生かし、グリーン水素の大量生産と利用の新たな道を切り開きます。

 

同社の躍進と業界協力の成果には、年間1.5GWの生産能力を誇るアルカリ電解槽生産ラインの確立が含まれ、自動アルゴンアーク溶接、プレハブ圧力パイプライン、高精度電解槽積層などのコア技術、ならびに500-2000立方メートルのアルカリ電解槽システムと4000立方メートルのオールインワン分離精製システムの大量量産に率先して取り組んでいます。

 

SANY Hydrogenが開発した20MWの電解槽テストプラットフォームが実用化され、製品開発と迅速な反復のための強固な基礎が築かれました。

 

Electrolyzer test platform developed by SANY Hydrogen

 

SANYのXiang Wenbo輪番会長は「GW級ソリューションと大容量電解槽の新たな発売は、SANYの水素技術開発の新たな章の幕開けを意味します。SANY Groupは、グローバル化、インテリジェント化、デジタル化、低炭素化という戦略への強いコミットメントにより、風力発電からグリーン電力まで、さまざまな規模の水素製造シナリオに対応する新しいソリューションの提案に注力しており、大型電解槽の技術的な課題の克服に成功し、水素エネルギー設備の産業化で確かな一歩を踏み出しました」と述べました。

 

今後、SANY Hydrogenは研究開発投資を強化し、世界のグリーンエネルギー転換を後押しし、クリーンエネルギーの普及と応用にさらに貢献していきます。

 

SANYは、5年以内に中国最大の総合水素ソリューションプロバイダーとなり、世界の産業変革をリードするという野心的な目標を掲げており、グリーン生産、貯蔵、輸送、燃料補給装置を網羅する包括的な水素産業チェーンを展開しています。SANY Hydrogenは、中国の2030/2060年の「デュアルカーボン」目標をサポートするため、中核となる技術革新を高め、業界のエコシステム全体でクローズドなサプライチェーンを実現することに重点を置いています。

 

SANY Groupに関する詳しい情報はhttp://www.sanyglobal.com を参照するか、FacebookないしYouTubeで当社のフォローをお願いします。

 

 

 

 

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