9月1日「防災の日」を前にJA共済連が、一人暮らし若年層に防災対策への意識と実態を調査

大規模地震が頻発する中、約8割が「防災対策ができていない」

JA共済連

 

9月1日(日)「防災の日」を前に、

JA共済連が一人暮らしの15歳~34歳男女に防災対策への意識と実態を調査

一人暮らし若年層のおよそ7割が防災教育を

受けたことがあるにも関わらず、

約8割防災対策ができていない

約7割自分が被災することを「イメージしたことがない」
しかし、大規模地震が頻発する中、

約7割「今後、防災についてもっと学びたい」

災害リスクアドバイザー・松島康生さんに聞く、

「脱・あいまい防災」に向けた“ソフトから始める防災対策”

 

JA共済連(全国共済農業協同組合連合会・代表理事理事長 村山 美彦)は、防災への機運が高まる9月1日(日)「防災の日」を前に、一人暮らしをする全国の15歳〜34歳男女400人と、一人暮らしの子を持つ40歳以上の男女400人を対象に、一人暮らしでの防災に関する意識と実態について調査を行いました。主な調査結果は以下のとおりです。なお、JA共済連では、防災意識の向上に向けた活動に取り組んでいます。その一環として、10月19日(土)・20日(日)に熊本市で開催される日本最大級の防災イベント「ぼうさいこくたい2024」に出展しますので、ぜひご来場ください。

 

15歳〜34歳の一人暮らし若年層が最も不安に思う自然災害は「地震」

•一人暮らしで不安に感じる自然災害1位「地震」(78.3%)。約6割が一人暮らしになって「地震への不安が高まった」(62.3%)。

 

図1 一人暮らしをする上で不安に感じる自然災害

 

 

図2 地震への不安

 

15歳~34歳は、子どもの頃から国内の大規模地震発生を経験した世代、約7割が防災教育を受けている

•約7割が「学校の防災教育の授業を受けたことがある」(72.8%)。

図3 防災教育の経験

 

 一人暮らしで、防災対策を十分に行っているのは16.8%。約7割が被災することを「イメージしたことがない」 対策をしていない理由に「具体的な対応策がわからないから」「お金がないから」が上位

•「防災対策を十分に行っている」のは16.8%、およそ6人に1人。防災対策をしていないのは「具体的な対応策がわからないから」  (40.5%)、「お金がないから」(34.2%)、「面倒だから」(27.9%)など。 •66.8%は自分が被災することを「イメージしたことがない」、74.5%は被災後にお金がかかることを「考えたことがない」。図6 防災対策を十分に行わない理由

図7 自分が被災することを具体的にイメージした経験

 

一人暮らしで不安が増した今だから、約7割が「防災について学びたい」

•防災について「もっと学びたい」(71.3%)、「実際に大地震の揺れを体験して学べる場に参加したい」(51.3%)と意欲あり。

 

図10 一人暮らし弱演奏の防災についての意識

一人暮らしの子どもを持つ親の気持ち

•一人暮らしをする子どもの親の約7割が「子どもの地震への不安」(69.5%)を感じ、約8割が一人暮らしの子どもは「防災対策をしていない」(77.8%)、「防災対策ができていない」(80.3%)と認識。
•親の60.5%は「子どもに安否確認の連絡をいれている」ものの、17.3%は「連絡が取れず心配を募らせたことがある」。
•「一人暮らしの子どもの防災対策や防災用品の備蓄を確認した」(20.8%)、「一人暮らしの子どもと防災について話し合っている」(28.0%)は少数派。

 

「一人暮らしでの防災に関する意識と実態調査」調査概要 
●実施時期:2024年7月12日(金)~7月16日(火)
●調査方法:インターネット調査  

●調査対象:一人暮らしをする全国の15歳~34歳男女400人、一人暮らしの子をもつ全国の40歳以上男女400人
●調査委託先:マクロミル

※本調査に記載の数値は小数第2位以下を四捨五入しているため合計が100%にならない場合があります。

 

災害リスクアドバイザー・松島康生さんに聞く、ソフトから始める防災対策 

ー自分が被災することをイメージして具体的な対策をし「脱・あいまい防災」へ。離れて暮らす親とは災害の「怖さと対策」をセットで共有しようー

 

 • 防災教育を受けているだけに、自分の防災が十分ではないと感じてしまう、15歳~34歳優先順位と具体策が見えずに“あいまい防災”に

• 住んでいる場所のハザードマップを確認し、具体的な対策を考え「脱・あいまい防災」へ

• 親子で学ぶ防災対策 災害の怖さだけでなく対策もセットで会話をしよう

• 連絡方法は複数共有、親子が暮らす自治体の防災メールをお互いに登録しよう

 


松島康生(まつしまやすお)さん 災害リスク評価研究所 代表(災害リスクアドバイザー)

 

JA共済連は今年も「ぼうさいこくたい」に『ザブトン教授の防災教室』を出展します

JA共済連は、2年前から「ぼうさいこくたい」に出展しており、今年で3回目の出展となります。『ザブトン教授の防災教室』では、イス型の地震動体験装置 「地震ザブトン」により、東日本大震災や熊本地震など、過去に発生した大地震の揺れや、今後想定される南海トラフ地震などの揺れを疑似体験することができます。今回の「ぼうさいこくたい」への出展にあたっては、地元・熊本大学の学生とコラボレーションし、熊本地震の教訓等について考えるきっかけを提供するため、オリジナルコンテンツを制作しています。来場者の皆さんには、地震の瞬間を体験いただき、地震の実相や家具の固定など日頃から「備える」ことの必要性を伝え、また一人一人が正しく恐れて、対策を考える機会を創出することで、皆さんと防災意識を高めていきたいと考えています。

 

「昨年度のぼうさいこくたい」での様子

 

日本最大級の防災イベント「ぼうさいこくたい」熊本地震から8年目となる熊本県で開催

防災推進国民大会(ぼうさいこくたい)は、国(内閣府等)が主催する日本最大級の防災イベントです。今回で9回目となる2024(令和6)年の「ぼうさいこくたい」は、「復興への希望を、熊本から全国へ~伝えるばい熊本!がんばるばい日本!」をテーマに、熊本地震発生(2016年)から8年目となる熊本県で、10月19日(土)・20日(日)に開催されます。全国から多くの方が集い、これまでの災害について振り返っていただくとともに、併催される「『世界津波の日』2024高校生サミット in 熊本」とも連携して、災害を教訓とした防災の取り組み、「創造的復興」の取り組みを熊本の地から全国に発信することによって、被災地に希望のともしびをつなぎ、国民の防災意識の向上を図る機会にしたいと考えています。日本は、地震、津波、大雨、台風、火山噴火、降雪等、さまざまな自然災害を受けやすい環境にあります。災害はいつ起こるか分かりません。今年の「ぼうさいこくたい」が、被災地復興へのエールとなり、国民一人一人のさらなる防災意識の向上や、激甚化・頻発化する災害に対する備えにつながれば幸いです。(出典:https://bosai-kokutai.jp/2024/

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プレスリリース添付画像

松島康生(まつしまやすお)さん

「昨年度のぼうさいこくたい」での様子

図1 一人暮らしをする上で不安に感じる自然災害

図2 地震への不安

図3 防災教育の経験

図4 現在の防災対策

図5 今の住まいで行った防災対策

図6 防災対策を十分に行わない理由

図7 自分が被災することを具体的にイメージした経験

図8 被災した際、生活の立て直しにお金のかかることを考えた経験

図9 地震が起きて家屋が倒壊した場合、生活の立て直しにかかる費用

図10 一人暮らし弱演奏の防災についての意識

図11 一人暮らしの子どもの地震への不安を感じる

図12 一人暮らしをする子どもの防災対策は・・・

図13 災害対策に関する、一人暮らしをする子どもとのコミュニケーション

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