防水/コードレス型でお風呂を含め家中どこでも使えるオゾン発生器 BATH PEACE O3を12月８日発売！

～治療が難しい『肺NTM症』の原因菌に対するオゾン除菌エビデンスも取得～

2022/12/8 10:00

2022年12月8日

株式会社タムラテコ

株式会社シティライフ

PRESS RELEASE

防水/コードレス型でお風呂を含め家中どこでも使えるオゾン発生器 BATH PEACE O3(バスピースオースリー)を12月８日発売！ ～治療が難しい『肺NTM症』の原因菌に対するオゾン除菌エビデンスも取得～

　オゾンガス・オゾン水を利用した脱臭・除菌装置、紫外線照射装置を製造・販売する株式会社タムラテコは、お風呂で使える防水型オゾン発生器BATH PEACE O3（バスピースオースリー）を製造し、販売代理店である株式会社シティライフの専売商品として12月8日に発売を開始いたします。

また、近年急増している肺の病気、肺非結核性抗酸菌症（以下、肺NTM症）の原因菌に対するオゾンの除菌効果を、慶應義塾大学医学部感染症学教室と株式会社タムラテコの100％子会社であるドリームメディカルパートナーズ株式会社との共同研究により確認しました。

肺NTM症とは？

　肺NTM症とは、結核菌・らい菌以外の抗酸菌によって引き起こされる病気です。感染すると、しばらくは症状がない状態が続き、その後、肺の炎症が進むと、せきやたん、血の混じったたんなどの症状が表れます。さらに進行すると、一時的な発熱や全身のだるさ、食欲低下による体重減少といった症状が起こるようになります。

　結核との大きな違いは、ヒトからヒトへ感染せず、病気の進行が緩やかであるにも関わらず、抗菌薬による治療が難しい点が挙げられます。結核患者の減少とは逆に、肺NTM症は確実に有効な治療法がないため、患者数は増加し、重症者も多くなってきています。日本では、肺NTM症の内、MAC菌による肺MAC症が約9割を占めています。

浴室の環境と肺NTM症との関係について

　現在、国内で肺NTM症の感染者が急増しています。急増している原因として考えられるのが、浴室での感染です。42℃前後の温度で繁殖しやすいこの菌にとって、気密性の高い浴室は最適な環境で、とくに、浴槽のお湯の注ぎ口やシャワーヘッドのぬめり、湯あかに潜んでいます。そして、そうした場所で発生する水しぶきや霧状の水滴の中にいる菌を、肺に吸い込むことによって感染すると考えられています。（肺NTM症に関しては慶應義塾大学医学部感染症学教室監修）

「浴室で使えるオゾン発生器」でこれからの社会問題の解決を図る

　株式会社シティライフと株式会社タムラテコは、近年感染者が急増しているこの肺NTM症が今後、社会問題として拡大していくのではないかという危機感を持ちました。それが「浴室で使えるオゾン発生器」BATH PEACE O3（バスピースオースリー）開発の契機です。肺NTM症の原因菌に対するオゾンの効果の検証を、慶應義塾大学医学部感染症学教室とドリームメディカルパートナーズ株式会社＊との共同研究で実施し、肺NTM症の原因菌に対するオゾンの除菌効果が確認されました（※1）。またオゾンが、真菌の一種であるカビにも効果があることがわかっており（※2）、原因菌の感染予防だけでなく、浴室のカビ防止やリビングなどお部屋での感染対策や、気になる部屋干しのニオイの消臭にも、BATH PEACE O3は役立ちます。

＊株式会社タムラテコ100％子会社

慶應義塾大学医学部感染症学教室との共同研究で肺NTM症原因菌除菌のエビデンスを取得（※1）

　慶應義塾大学医学部感染症学教室とドリームメディカルパートナーズ株式会社＊の共同研究では、肺NTM症の原因菌5菌種を用いてオゾンガスの効果を評価しました。原因菌5菌種すべてにおいてオゾンガスの除菌効果が確認できました。（現在、学会発表準備中）

＊株式会社タムラテコ100％子会社

オゾンによるカビの除菌エビデンスも取得（※2）

　浴室に発生しやすいカビとして知られる「クロコウジカビ」の、オゾン除菌効果試験を平成30年5月17日に一般社団法人日本食品分析センターで実施し、真菌の一種であるカビの除菌エビデンスを取得しています。

■BATH PEACE O3(バスピースオースリー)について

・当社初の防水タイプオゾン発生器で浴室での使用が可能です。

・コードレスでどこへでも持ち運び可能です。お風呂だけでなく、部屋でも使えるため、さまざまなシーンで使用できます。

・「お風呂モード」と「お部屋モード」2つの切り替え設定～お風呂では、カビ等の菌の増殖の軽減、お部屋の感染対策、部屋干しの気になるニオイの消臭まで幅広くご使用いただけます。

・製品の要であるオゾンの発生体に、「プラズマテレビの父」として知られる篠田傳氏が顧問を務める株式会社紫光技研の、プラズマ発光方式水銀フリー紫外線面光源UV-SHiPLA（ユーブイシプラ）を使用。従来、発生体に使用していた水銀ランプを使用することなく、発生体寿命を保ちながら、電源点灯時から十分なオゾンを発生させることが実現できました。

オゾン関連製品の専門メーカー「タムラテコ」とは？

　株式会社タムラテコは、オゾンを活用したテクノロジーとエコロジーの精神のもと、『オゾンのテクノロジーをもっと多くの人にもっと便利にスタンダードに』をスローガンに掲げ、2003年創業から、ひたむきにオゾン製品とオゾンを併用する紫外線の製品企画・開発・製造販売・メンテナンスを実施してきた日本では数少ないオゾン関連製品の専門メーカーです。