“オゾン除菌のプロフェッショナル”がお届けするオゾンミライ通信 No.5　2023年2月号

ペットの気になるニオイも"オゾン"で消臭～ペットショップやどうぶつ病院でも導入される“オゾン”とは～

2023/2/8 14:00

2023年2月8日

NEWS LETTER

株式会社タムラテコ

“オゾン除菌のプロフェッショナル”がお届けする オゾンミライ通信 No.5　2023年2月号＜ 2月22日は猫の日！＞ ペットの気になるニオイも"オゾン"で消臭 ～ペットショップやどうぶつ病院でも導入される“オゾン”とは～

　オゾン関連製品の専門メーカーであるタムラテコは、意外と知らないオゾンの基礎知識から、オゾンの身近な活用シーン、オゾン除菌の仕組みと効果まで、オゾンに関する情報をまとめてお届けしています。

　近年のコロナ禍による生活の変化で、ペットの人気が高くなっています。中でも2017年以降、猫の飼育頭数が犬の飼育頭数を上回ったとの報道もあり、猫の人気は続いています。そこで今回は、「ニャンニャンニャン」と読めることから2月22日に制定された「猫の日」にちなみ、ペット臭の対策としてオゾンをご紹介します。

コロナ禍でペットに癒しを求める人は増加中。ペット関連市場も拡大。

　コロナ禍で在宅時間が増加し、ペットを飼い始めたという方も多いのではないでしょうか。犬猫の新規飼育頭数はコロナ禍前よりも大幅に増加しており、子どもの数よりもペットの数の方が多いといわれています。近年、自動給餌器やスマートトイレなどのペットテック市場も拡大し、ペット関連の市場規模は増加傾向にあります。今まで飛行機を利用する際は「手荷物」として、貨物室に預けられていたペットですが、中堅航空会社での小型の犬や猫を機内に持ち込みできるサービスが話題となったり、新幹線で愛犬をケージから出し、一緒に旅行を楽しめる実証実験が実施されるなど、ペットツーリズムの新たな動きも注目されています。

飼育のあるある悩みといえば、“ペット臭”。そのニオイの元と対策とは？

　在宅ワークなどコロナ禍のライフスタイルの変化により、自宅でペットと過ごす時間も増え、ペットを飼っている方の悩みも変化しているのではないでしょうか。自宅にいると特に気になるのは、ペットの「ニオイ」。ペットを飼い始めの頃は、トイレの始末などに加えて、ニオイ対策に悩みを抱えている方も多いと思います。そこでペット臭のニオイの元と対策について紹介します。

ペット臭の元①：体臭や体についた汚れ

　犬には、脂っぽい汗を出す「アポクリン汗腺」が全身にあります。ここから出る汗と皮脂が酸化し、雑菌が繁殖することでニオイが発生します。一方猫は、グルーミングをすることにより体臭はさほど気になりませんが、長毛の場合は夏場の湿気による毛の蒸れなどでニオイが発生する場合もあります。また口まわりやお尻まわりの汚れも気になるところです。

気になる体臭や体についた汚れには・・・

　犬は、ブラッシングやシャンプーをすることで体臭予防になります。ペット用ウェットティッシュやタオルで体を拭くだけでもニオイを軽減することができますが、おすすめしたいのが、除菌・消臭効果のあるオゾン水です。オゾン水は動物病院やトリミングサロンで、皮膚病のケアやシャンプーなどに使用されています。原料は酸素と水なので、口まわりやお尻まわりの洗浄にも安心です。動物病院やサロンの施術と似た対策が家庭でも可能なのです。

ペット臭の元②：口臭

　犬猫ともに、歯石がたまるとそこに雑菌が繁殖して口臭の原因になります。歯石の雑菌の繁殖は、歯周病や口内炎などの口内疾患の原因ともなり、口臭が強くなることも。口内疾患の原因となる歯石は、年齢とともに増えていくため、若い頃から口腔内のケアをしっかり行いましょう。

気になる口臭には・・・

　歯周病や口内炎を防ぐためにも、犬・猫ともに歯みがきをするのがおすすめです。動物病院などでは、歯みがきの仕上げに口腔内の洗浄でオゾン水を使用しているところもあります。オゾン水を使用することで、歯石や歯垢の付着、色素沈着等が軽減されます。どうしても歯みがきが難しい場合は、歯みがきガムやデンタルシートを使ってみましょう。

ペット臭の元③：トイレのニオイ

　ウンチやおしっこは、そのままに放置しておくと雑菌が増殖して臭くなることがあり、ペットが粗相をする原因にもなります。また、ペットシートやトイレ砂などはその都度、全て新しいものに交換することはなかなか難しく、ニオイの原因にもつながります。

気になるトイレのニオイには・・・

　ペットのいる部屋ではオゾンエア製品を使用していただくと、ペットの排泄物のニオイの消臭に役立ちます。またペットのトイレを掃除する際にオゾン水で床や壁などを拭くことでも消臭や除菌が可能です。家の敷地内の野良猫の排泄行為にお困りの方にもオゾン水がおすすめです。

そのほかペットの飼育シーンにおけるオゾンの導入事例と使用例

オゾン製品は、以下のシーンなどでも使用されています。

・オゾン発生器でのどうぶつ病院待合室の臭気除去

・オゾン水を使用したトリミングサロンの施術台・施術用品の除菌

・オゾン水でのペットショップの売場・展示室・ケージ室の清掃

＜オゾンエアの特徴＞

　薬剤と違ってオゾンは気体のまま使用できるので、水に濡れてはいけないものにも使うことができます。まるで空間を丸洗いするかのように室内全体にオゾンエアが充満し、菌やウイルス、ニオイを分解することが可能です。

＜オゾン水の特徴＞

　オゾンエアを水と混合することでオゾン水を生成することができます。オゾンは水との相性がよく、強い酸化力をさらに効率よく発揮でき、以前から野菜や生鮮食品などの食品の洗浄、除菌などに使用されてきました。薬品などのように残留性も毒性もないので、口に入る食材にも安心して使用することができます。

なぜ“オゾン”がペット臭対策に効果的なのか！？オゾンの脱臭力の仕組みを紹介

　オゾン（O3）は、酸素原子（O）が3つ結合したもので、強い酸化力を持つのが特徴です。フッ素についで酸化力があり、漂白剤に使われる塩素や消毒液に使われる過酸化水素より強い酸化力があることから、オゾン脱臭やオゾン除菌などでその力を発揮します。

　また、オゾンは細菌の除菌やウイルスの不活化だけではなく、嫌なニオイの元も脱臭分解します。ペット臭の原因でもある、アンモニア臭(2NH₃)をオゾン(O₃)で脱臭すると、水と窒素に変わります。また、硫化水素(H2S)もオゾン(O₃)で脱臭すると、硫黄と酸素と水に変わりニオイがなくなります。

空間のアンモニア消臭実験

CT値　 (Concentration-Time Value)とは

　オゾンなどの物質が菌やウイルスを不活化する力を表すときの評価指標として国際的に認められているものでガス濃度と時間の積(濃度ppm×時間min)を表しています。CT値を用いた除菌（除染）は日本の消防、救急の分野、更には自衛隊でも運用されています。

　定められたCT値と、同一のCT値となるようにオゾンを発生させることで、除菌・ウイルス除去の効果が得られます。CT値が高いほどその効果は増加し、逆にCT値が低いほどその効果は低下します。

ペットと暮らす方におすすめのタムラテコ製品

● Lくりんminnie

水を瞬時にオゾン水にする / 手軽に除菌

USB充電式で持ち運び可能

約1.2～2.5㎎/Lのオゾン水を瞬時に生成しスプレーすることができます

●Lyon3.0

スタイリッシュ＆コンパクトボディに秘められたパワフルな脱臭・除菌力

循環ファンでお部屋16畳をカバー

インテリアに溶け込むデザイン

静音ファン採用と、オゾン臭が少ないメカニズム

より皆様の近くに置いていただけます

対応スペース

約

～16帖

～25㎡

●BT-90H

低濃度オゾン機能を強化した空気清浄機付きオゾン発生器

人やペットがいる場所でも"換気の代わり"として

室内に漂う菌やウイルスまでゆるやかに抑制

対応スペース

約

～40帖

～70㎡

オゾン関連製品の専門メーカー「タムラテコ」とは？

　タムラテコは、オゾンを活用したテクノロジーとエコロジーの精神のもと、『オゾンのテクノロジーをもっと多くの人にもっと便利にスタンダードに』をスローガンに掲げ、2003年創業から、ひたむきにオゾン製品とオゾンを併用する紫外線の製品企画・開発・製造販売・メンテナンスを実施してきた日本では数少ないオゾン関連製品の専門メーカーです。