【愛知県大府市】人生100年時代を支える「健康都市」の新拠点「大府市健康増進・交流センター」を整備

国立長寿医療研究センター、株式会社スギ薬局、ソフトバンク株式会社などと連携

愛知県大府市

2025年2月18日

愛知県大府市

 愛知県大府市は、「健康都市」のさらなる発展を目指し、同市東新町地内に「大府市健康増進・交流センター」を整備します。同センターは、市保健師が常駐し、相談支援を行う「まちの保健室」、運動指導などを行う「健康アップルーム」、eスポーツなどを通じて多世代が交流する「つながりラウンジ」、長期欠席児童生徒の居場所となる「第2教育支援センター」などの機能を備えた複合施設です。

 市は、同センターを拠点に、国立長寿医療研究センター、株式会社スギ薬局、ソフトバンク株式会社などと連携し、市民の「健康づくり」「介護予防」、世代を超えた「交流」「共生」の取り組みを展開することで、人生100年時代においても、あらゆる世代が生涯を通じて健康でアクティブに活躍することができるまちづくりを推進します。

 同センター内の施設のトイレや内装には、国立長寿医療研究センターの研究プロジェクト「UniCo※」を採用するなど、「高齢者にもやさしい施設」として情報発信し、市民や民間企業のリテラシーの向上につなげます。

 

大府市健康増進・交流センター外観

施設概要

・ 施設の場所:東新町三丁目地内

(東新テニスコート跡地)

・ 構造・階数:鉄骨造・2階建て

・ 敷地面積:2,346.78㎡

・ 延床面積:1,313.92㎡

・ 開館予定:令和8年10月

・ 整備予算:930,557千円(2カ年度)

 

事業概要

機能 概要
まちの保健室

・市保健師が常駐し、こどもから高齢者までの健康・子育てなどの相談に応じるとともに、同施設を拠点に市内の公民館等へのアウトリーチによる相談支援を強化する。

・㈱スギ薬局と連携した薬剤師・管理栄養士による講座・相談会を開催するとともに、市内の店舗(8店舗)に健康に関する相談に来店する市民を「まちの保健室」につなぐことで、同社の専門職の知見と各店舗のネットワークを活用した官民連携による相談支援体制の整備に取り組む。
健康アップルーム

・運動・栄養指導、セミナーなどを行うための約160㎡のスペースで、講師やインストラクター等の映像を表示する大型デジタルディスプレイや高齢者にも届きやすい音響設備等を備える。

・国立長寿医療研究センターの「J-MINT研究(認知症予防を目指した多因子介入によるランダム化比較研究。2023年発表)」を「市民向けのプログラム」として、普及拡大を図る。

・若者・女性を含む全世代が手軽に健康や通いの場の情報を得られ、日常の健康づくりに取り組むことができるスマートフォン向けの健康アプリを開発・提供する。

・民間企業やスタートアップ企業が自社のサービス・製品を実証・実践するフィールドとして提供する。
つながりラウンジ

・こども・若者から高齢者まで全世代向けのラウンジスペースで、調理や簡単な講座、高齢者と若い親世代が自然に交流できる育児スペースを備える。

・eスポーツや全世代向けサロンによる多世代の交流を図る。

第2教育支援センター

・長期欠席児童生徒の学校外の居場所として、既存の教育支援センター(柊山町)に加え、新たな施設を整備する。

・教育支援センターを併設することで、高齢者が「支える側」として児童生徒に関わることができるコミュニティづくりを進める。
認知症サポーター等の人・団体が活動できる場

・認知症サポーターやチームオレンジなど、認知症や介護を要する人とその家族を支える人・団体が活動できる場とし、「認知症サポーター」養成講座や「認知症カフェ」「認知症啓発人形劇」などを開催する。

・施設外構部に認知症啓発のシンボルである「マリーゴールド」を植栽できる花壇を設けるなど、多様な活動の場を提供する。

※ NCGG-UniCo (Universal Community)プロジェクト:認知症になっても社会参加し、幸福で健康に生きることのできるウェルビーイングな社会を実現することを目的としている。障がいの特性に基づいて認知症の人が利用しやすい施設を開発し、さらに認知症の人を含めた地域住民同士の肯定的な交流を促すことで、認知症に対する無理解や偏見を軽減し、地域全体のウェルビーイング向上を目指す。

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

大府市健康増進・交流センター外観

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

このプレスリリースを配信した企業・団体

  • ※購読している企業の確認や削除はWebプッシュ通知設定画面で行なってください
  • SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中

    過去に配信したプレスリリース