
気象庁は11月5日10時ごろ、緊急地震速報の全国的な訓練を実施する。訓練に参加する自治体の防災行政無線や一部の商業施設などで速報が放送され、揺れから身を守る行動を確かめる。同日は「津波防災の日」。兵庫県では、緊急速報メールを使った津波一斉避難訓練も行われる。

全国訓練の速報は、携帯の緊急速報メールには流れない
気象庁の訓練用速報は、全国瞬時警報システム(Jアラート)などを通じて参加機関に配信される。テレビやラジオ(一部のコミュニティFMなどを除く)、携帯電話・スマートフォンの緊急速報メールには流れない。
ただし、自治体に登録した防災メールや、利用している防災アプリでは、訓練と明記した情報が届く場合がある。放送や配信の有無は、自治体やサービスの案内で確認できる。
| 訓練 | 開始日時 | 携帯・スマートフォンへの配信 |
|---|---|---|
| 気象庁の全国的な訓練 | 11月5日10時ごろ | 緊急速報メールには流れない。自治体の防災メールやアプリは配信される場合がある |
| 兵庫県津波一斉避難訓練 | 11月5日10時から | 対象15市3町で緊急速報メールなどを活用。マナーモードでも鳴動するとの案内 |
兵庫県の15市3町では、マナーモードでも鳴動
兵庫県と県内15市3町は、5日10時から、南海トラフ地震や日本海沿岸地域地震を想定した津波一斉避難訓練を実施する。緊急速報メール(エリアメール)と防災行政無線で、津波からの避難を呼びかける訓練情報を伝える。神戸市は、マナーモードでも携帯電話が鳴ると案内している。
対象の15市3町は、神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市、明石市、加古川市、高砂市、播磨町、姫路市、相生市、たつの市、赤穂市、洲本市、淡路市、南あわじ市、豊岡市、香美町、新温泉町。避難訓練の実施場所は、南海トラフ地震と日本海沿岸地域地震の津波浸水想定区域となる。
速報を聞いたら、まず身の安全を確保
気象庁は、速報を見聞きした際には、周囲の状況に応じて慌てず身の安全を確保することを基本としている。職場や学校などでは、その場で頭を守れる場所を確かめておきたい。
兵庫県の訓練では、身を守る行動に続いて避難経路・避難場所を確認し、可能な範囲で実際に避難する。家族との安否確認方法を確かめることも訓練内容に含まれる。
気象・地震活動の状況などにより、気象庁の訓練用速報の配信が急きょ中止される場合もある。実施前に最新の案内を確認したい。
