
厚生労働省が11月6日に公表したインフルエンザの発生状況では、10月26日〜11月1日の全国の定点当たり報告数は10.26人だった。前週の9.49人から増え、2週連続の増加となった。都道府県別では愛媛県が27.89人と最も高く、北海道も21.90人に増えた。
全国の定点医療機関から報告された患者数は3万8,205人。「定点当たり」は、感染状況を継続的に報告する医療機関1か所当たりの患者数を示す。全国の感染者全員を数えた数字ではない。
全国は再び10人台、10月上旬の水準は下回る
直近5週間の全国の値は、9月28日〜10月4日が11.35人、10月5〜11日が12.81人。その後、10月12〜18日に9.08人まで下がり、9.49人、10.26人と増加に転じた。足元では上向いているものの、10月上旬の12.81人を下回っている。

愛媛・北海道で増加、東京・兵庫・沖縄は減少
愛媛県は前週の22.82人から27.89人、北海道は14.60人から21.90人となった。岩手県も11.12人から17.17人、青森県は10.94人から16.63人に増えている。
一方、東京都は8.35人から6.91人、兵庫県は15.02人から12.07人、沖縄県は17.39人から12.95人に減少した。前週に増えていた兵庫県も今回は減少しており、全国の動きだけでは地域の状況を捉えきれない。住んでいる地域の値も合わせて確認したい。


手洗いや換気など、基本的な対策を
厚生労働省は、インフルエンザを含む急性呼吸器感染症の対策として、手洗い、マスクの着用、換気などを挙げている。地域の詳しい状況は、都道府県などが公表する感染症情報で確認できる。
今回の集計は11月1日までの報告に基づく。11月2〜8日分は、11月13日に公表される予定だ。
出典:厚生労働省「インフルエンザの発生状況」(11月6日公表) / 厚生労働省「令和8年度冬季 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A」
