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降版協定(こうばんきょうてい)

降版協定の解説

「降板協定」とは、過度なニュース競争になることを避け、適切なルール下で競争が行なわれることを目的とし、一定の時間が過ぎたら新しいニュースを記事にしないように定めた、一般社団法人日本新聞協会の定めた協定。

「降版」とは、新聞制作の流れの中で校閲や修正などの作業がすべて完了し、印刷部門などに引渡すこと。印刷業界では「下版」と呼ばれている。降版以降は修正などができなくなるため、「締切」の意味でも用いられる。デッドラインとも言われる。各新聞社は降版時間ギリギリまで最新のニュースを盛り込めるよう努めている。「降板協定」では、この降版時間をタイムリミットとしている。

日本新聞協会では、朝刊の降版時間は午前1時15分、夕刊は午後1時15分としている。この時間以降に発生した事件や事故は、次の朝刊、夕刊に掲載することになっている。

大きな事件や事故などが発生した場合でも、降板時間を過ぎてからのニュースは載せられない。ただし、日本新聞協会加盟社の申し出により解除することもできる。近年では、紙面より先にウエブサイトに載せる「ウェブ・ファースト」の拡大により、有名無実化の傾向にある。

関連用語

ウェブ・ファーストデッドライン

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