きょう8月7日は立秋 西日本は1か月平均気温「高い」確率60%

2026年の立秋は8月7日20時43分。気象庁が8月6日に発表した1か月予報は、8月8日から9月7日までの平均気温が平年より「高い」確率を、西日本で60%、北日本と東日本で50%とした。気象庁の予報用語では「残暑」は立秋から秋分までの暑さを指す。

きょう8月7日は二十四節気の立秋。国立天文台の暦要項によると、2026年は午後8時43分に立秋を迎える。気象庁が8月6日に発表した1か月予報では、8月8日から9月7日までの平均気温が平年より「高い」確率を、西日本で60%、北日本と東日本で50%とした。

東日本と西日本では7月中旬以降、暖かい空気に覆われ、気温の高い状態が続いている。予報は、今後1か月程度も同じ傾向が続き、期間の前半には気温が「かなり高くなる所もある」としている。

沖縄・奄美の平均気温は「平年並」の確率が50%で最も高い。一方、期間のはじめは台風13号の影響を受けやすく、1か月の降水量は「多い」確率が50%となっている。

時候の挨拶では、立秋を境に「暑中見舞い」から「残暑見舞い」へ言葉を変えるのが通例だ。この切り替えは、気象庁の用語上の区切りとも重なる。

気象庁の予報用語集は、「残暑」を「立秋(8月8日頃)から秋分(9月23日頃)までの間の暑さ」と定義している。「残暑が厳しい」という表現も、季節予報では主にこの期間に気温が「高い」ことを指す。

今年の秋分は9月23日午前9時5分。今回の1か月予報が対象とする8月8日から9月7日までは、気象庁が「残暑」とする期間に収まる。

同じ用語集では、気温の高さを表す用語に明確な数値基準を設けている。日最高気温が30度以上なら「真夏日」、35度以上なら「猛暑日」、40度以上なら「酷暑日」だ。

注意喚起にも数値基準がある。環境省の熱中症警戒アラートは、府県予報区などの暑さ指数情報提供地点のいずれかで、翌日または当日の日最高暑さ指数(WBGT)が33に達すると予測された場合に発表される(既報)。

用語集には、「暑さ」という語そのものへの注意書きもある。暑さは、気温に湿度や風の効果が加わった主観的なものなので、「気温の高さ」と混同して使わないよう求めている。

立秋の日付は年によって変わる

二十四節気は、太陽の視黄経が決められた角度に達する時刻で定まる。立秋は135度だ。

国立天文台の暦要項によると、2023年は8月8日、2024年から2026年までは8月7日、2027年は再び8月8日となる。

時刻は2026年が午後8時43分、2027年が午前2時27分で、翌年には約5時間44分遅くなる。1太陽年は365日より約6時間長いため、平年では二十四節気の時刻が翌年に約6時間遅れる。一方、うるう年には暦が1日加わり、それまでのずれがほぼ1日分戻る。この繰り返しによって、立秋の日付も年によって変わる(国立天文台の解説)。
※暦要項は、前年2月に国立天文台が発表。2026年分は2025年2月3日付で公表。

広報TIPS — 8月に出す文章では、時候の挨拶と暑さへの注意喚起が、同じ「暑さ」という一語でつながってしまいがちです。根拠を聞かれたときに、担当者ごとに答えが変わります。気象庁の用語集は、この二つを別々に決めています。「残暑」は立秋から秋分までという暦の区切りで、「猛暑日」「酷暑日」は35度・40度という数字です。挨拶や時候の言葉は暦を見て切り替える。暑さの程度に踏み込む一文だけ、予報や統計の数字を当てる。書き出す前にこう分けておけば、原稿を見回したときに数字の確認が必要になるのは後半だけで済み、確認先も気象庁の資料に絞れます。

出典:国立天文台暦計算室「令和8年(2026)暦要項 二十四節気および雑節」/同「令和9年(2027)暦要項 二十四節気および雑節」/同「令和5年(2023)暦要項 二十四節気および雑節」/同 暦Wiki「二十四節気の変動とうるう年の役割」/同 暦Wiki「二十四節気の定め方」/気象庁「季節予報解説資料」(1か月予報・2026年8月6日発表)/同「予報用語 気温、湿度」/環境省「熱中症警戒アラートについて」(熱中症予防情報サイト)

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汐塾編集部

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