早川書房は7月31日、アンディ・ウィアーのSF長篇『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の国内累計が、電子書籍を含めて100万部を超えたと発表した。あわせて、漫画『宇宙兄弟』の作者・小山宙哉さんが描き下ろしたイラストを使う「コラボカバー版」の上巻と下巻を、8月に発売した。


コラボカバー版に描かれているのは、『宇宙兄弟』のムッタとヒビト、それに愛犬のアポが、主人公ライランド・グレースや相棒ロッキーに扮した姿だ。このカバーのために描き下ろしたイラストを使っている。『宇宙兄弟』の版元は講談社で、カバー版を出すのは早川書房。発表も早川書房の名義で行われている。
単行本が刊行されたのは2021年12月。文庫版は2026年1月22日に上・下の2冊で発売された。訳は小野田和子さん、上巻464ページ、下巻448ページ、紙の本は定価各1,650円(税込)。2026年3月には映画が公開されている。
『宇宙兄弟』の最終巻から9日後の発表
『宇宙兄弟』は2007年から講談社の「モーニング」で連載され、2026年6月に連載を終えた。同作の公式サイトによると、累計部数は2026年4月の時点で電子書籍を含めて3,500万部を超えている。単行本が45巻まで刊行された段階の数字だ。最終巻となる第46巻が発売されたのは7月22日で、今回の発表はその9日後だ。
広報TIPS — 「累計○万部」や「創業30周年」だけのお知らせは、記事にしにくいものです。記事は「何が起きたか」から書き始めますが、実績の報告だけだと、起きたことが「発表した」ことしかありません。今回は、部数の報告と一緒に、新しいカバーの本の発売も伝えていました。起きたことは、この発売のほうです。実績は、そこに至った理由として使えます。
出典:早川書房「プロジェクト・ヘイル・メアリー 上」「プロジェクト・ヘイル・メアリー 下」(いずれも同社公式サイトの本の紹介ページ)。同社公式サイトの電子書籍セールの特集ページ(2026年8月7日)。講談社「宇宙兄弟(46)」、『宇宙兄弟』公式サイト。
