
全国の定点医療機関から報告された患者数は3万5,440人。「定点当たり」は、感染状況を継続的に報告する医療機関1か所当たりの患者数を表す。全国の感染者全員を数えた数字ではない。
10月上旬に増加、その後は上下
直近5週間の全国の推移を見ると、9月21〜27日は7.17人、9月28日〜10月4日は11.35人、10月5〜11日は12.81人だった。その後、10月12〜18日に9.08人まで下がり、今回は9.49人となった。毎週増え続けているわけではなく、10月上旬の水準も下回っている。

愛媛・兵庫で増加、沖縄・東京では減少
都道府県別では、愛媛県が前週の8.31人から22.82人に増え、今回の全国で最も高かった。兵庫県も10.05人から15.02人へ増加した。
一方、沖縄県は19.68人から17.39人、東京都は9.16人から8.35人に減少した。全国の数字が上向いていても、住んでいる地域で同じように増えているとは限らない。


手洗いや換気など、基本的な対策を
厚生労働省は、インフルエンザを含む急性呼吸器感染症の対策として、手洗い、うがい、マスクの着用、換気などを挙げている。身近な地域の状況は、都道府県などが公表する感染症情報も確認したい。
今回の数字は10月25日までの報告をまとめたもの。10月26日〜11月1日分は、11月6日に公表される予定だ。
出典:厚生労働省「インフルエンザの発生状況」(2026年10月30日)、厚生労働省「令和8年度冬季 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A」。
