タイムリーな情報発信が可能になりました。
PRワイヤーでは、24時間365日、いつでもプレスリリースを配信できます。
いつでもOKとは言え、受け手であるメディアの立場を考えると、いつが良いでしょうか?
今回は、プレスリリースの「最適な配信時間」について考察してみたいと思います。
いつ送るのが効果的?
PRワイヤーのプレスリリース国内配信システムは、24時間365日、いつでも配信することができます(※1)。
しかも、配信時間を分単位の指定できます。
緊急時にもすぐに配信が可能です。
PRワイヤーの「即時配信」は、お客さまからご評価いただいているサービスです。
いつでも配信できるとは言え、受け手であるメディア担当者の立場を考える必要があります。
メディア側からみると、どのタイミングが望ましいのでしょうか。
一般的には、媒体の「締め切り時間」に合わせて配信するのが効果的と言われています。
例えば、新聞では、朝刊の原稿締め切りは深夜1時半~2時が最終です。夕刊は午後1時半~2時。産業紙、業界紙は夕方締め切りが一般的です。
取材や記事を書く時間的な余裕を考えれば、締め切り時間前に余裕を持って届けておくのが良いでしょう。
しかし、このルールは紙の時代のものです。
今では、ほとんどの新聞社が紙面とは別にオンラインメディアを持っており、タイムリーに記事を掲載するため、締め切り時間に関係なく、ニュースが発信されています。
では実際に、どのタイミングでプレスリリースを配信すればいいのでしょうか?
※1:システムメンテナンス時を除く。海外配信は3~6営業日かかります。
ビジネスアワーに送ろう!
以下のグラフは、PRワイヤーがメディア向けに限定公開しているプレスリリース掲載サイト(メディア限定サイト)の、2019年4月~2019年8月のセッション数(※2)を、【12時】を基準に比較したものです。
これを見れば、PRワイヤーに登録されているメディア担当者が、いつメディア限定サイトを訪問しているかがわかります。
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一目瞭然。当然のことながら、9時〜18時のビジネスアワーに集中しています。
10時・11時が午前のピーク。15時・16時が午後のピークです。
やはり、この時間帯に送るのが効果的と言えます。
一方、配信元の企業側においても、プレスリリースを閲覧した記者からの問い合わせに対応する必要があるため、やはりビジネスアワー(9時〜18時)に配信するのが都合がよいと思われます。
※2:セッションとは、ユーザーがWebサイトを表示して、離脱するまでの一連の流れのことです。セッション数は、ユーザーの訪問回数と考えればよいと思います。
配信時間は記事化に影響があるのか?
では、配信時間によって、記事になりやすい/なりにくい、という影響があるのでしょうか?
ビジネスアワーに配信されたプレスリリースの記事化率を調べてみました。
以下のグラフは、2019年4月から2019年7月のビジネスアワーに配信されたプレスリリースの、ニュースサイトでの記事化率を、時間帯別に集計したものです(※3)。
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記事掲載の平均は87%です。
朝9時台が若干低いですが、どの時間帯も大差なく、記事化されているようです。
ビジネスアワー内であれば、記者にとって「生活者に伝える必要がある」「生活者にとって有益な情報だ」といったニュースバリューがプレスリリースには大切です。しかしこのように多くの記者の目に触れるタイミングで配信することが記事掲載の一つではないでしょうか。
※3:2019年4月~2019年7月に配信されたプレスリリースで、「ニュースサイト・クリッピング」を利用した1,761件を対象に、配信数に対する記事掲載率を算出。
ニュースサイト・クリッピングの内容については、以下のリンクをご参照ください。
「何分」に送ればいいのか?
細かな話なのですが、「分」の単位に、プレスリリースの配信数を調べてみました。
以下のグラフは、2018年8月~2019年7月に配信されたプレスリリースを、分別に集計したものです。
これを見ると、6割のプレスリリースが、「00分」に配信されています。
次が「30分」の17%です。
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記者の手元には、毎日膨大な数のプレスリリースが届いています。
その多くが「00分」に集中しているとしたら、どうでしょうか?
受信する方の立場を考えれば、「00分」をあえて外して配信するのも、作戦の一つかもしれません。
試してみてください。
今回は、「最適な配信時間」について、考察してきました。
しかし、いかにベストなタイミングで配信したとしても、開封されなければ意味がありません。
そのためには、「リリースタイトル(見出し)よりも「メール件名」が重要」です。
忙しい記者の方々は、「メール件名」を見て、プレスリリースを「読む/読まない」を判断しているのです。
以下の記事を、ぜひ参考にしてください。