共同通信PRワイヤーでは、2021年7月より、国内向けの「SNS広告配信」サービスの提供を開始しました。
メディア向けのプレスリリース配信とあわせて、その情報を広告としてSNSに配信することで、生活者にダイレクトに、ターゲットを絞って効率的にアプローチすることができます。
ご利用は簡単。プレスリリースの情報をもとに、広告に使用する画像とテキストを用意し、ターゲット・カテゴリを選択するだけで、プレスリリース掲載ページへの誘導が可能になります。
2021年12月、お客様のご要望にお応えし、海外向けの「SNS広告配信」にも対応いたしました。
ターゲティング対象国は、93カ国(2021年12月現在)。プレスリリース海外配信と併用することで、海外のメディアだけでなく、海外SNSユーザーへのダイレクトなアプローチが可能になりました。
今回は、「SNS広告配信」サービスの概要や、利用するメリット、ご利用の流れ、費用、SNS広告での注意点などをご紹介します。
目次
「SNS広告配信」サービスとは
「SNS広告配信」サービスは、プレスリリースの情報を、Facebook、Instagram、Twitterに広告として出稿する、弊社の有料オプションサービスです。
プレスリリースの内容にあわせて、性・年齢・仕事・興味関心などの細かなターゲティング設定が可能であり、商品やサービスを訴求したい生活者に向けて、効率よく的確にアプローチすることができます。
メディアに向けたプレスリリース配信と併用することで、SNSユーザーへの情報発信を強化し、ユーザーのリアクションによって情報の拡散を期待することができます。
サービスの特徴
精度の高いターゲティング
SNS広告の最大の魅力は、正確なターゲティングができることです。
ターゲットの設定は、ユーザーのプロフィールはもとより、投稿やリアクションなどの行動データを活用して、かなり正確に絞り込むことが可能です。
そのため、知らせたい情報を、興味のありそうなユーザーに、効率よく届けることができます。
弊社の「SNS広告配信」サービスは、Facebook・Instagram・Twitterの3つのSNSプラットフォームから必要なものを選択することができます。
ひとくくりにSNSと言っても、プラットフォームごとにユーザー層や投稿スタイルは異なるため、プレスリリースの内容によって、どのプラットフォームを選ぶかの検討が必要です。
プレスリリース内容と予算を勘案しながら、最適な広告配信のプラットフォームを選びましょう。
国内配信・海外配信に対応
2021年7月からスタートした「SNS広告配信」は、国内向けだけでした。
しかし、コロナ禍で海外PRの手法が限られる中、オンラインでの情報発信に対するニーズが高まり、海外プレスリリース配信についても対応してほしいとのご要望を数多くいただいてきました。
そこで、12月1日より、海外向けのプレスリリースも対象にすることにいたしました。
2021年12月現在、ターゲティング対象国は93カ国です。
これにより、海外メディアへのプレスリリース配信と併せて、世界の生活者へのダイレクトな情報発信が可能になりました。
自社のSNSアカウント不要
SNS広告を利用するためには、プラットフォームごとの広告アカウントが必要になります。
アカウントをお持ちでない場合は、新たに開設しなければならず、設定に時間や手間がかかります。また、社内でSNSを管理する部署が異なる場合には、その調整も必要です。
「SNS広告配信」サービスをご利用いただけば、新たにアカウントを開設する必要はありません。
お客様の広告は、PRワイヤーのSNSアカウントから配信され、広告費用も、プレスリリース配信料金とともに、弊社から請求させていただきます。
PRワイヤーから配信されるプレスリリースを指定し、広告配信するSNSプラットフォームを選び、ターゲットの設定を行っていただくだけで、簡単にSNS広告を配信することができます。広告配信の作業は、大幅に効率化することができます。
プロのノウハウをスポット活用
SNS広告の運用には、さまざまな専門知識が必要になるため、多くの企業はSNS広告運用代理店と契約しているのではないでしょうか。
代理店契約では、リテイナー契約など一定期間の継続的取引が前提になることが多く、「今回のSNS広告だけお願いしたい」といったスポット利用を希望しても、難しい場合があります。
弊社の「SNS広告配信」サービスでは、PRワイヤーのプレスリリース配信とセットでのスポット利用が可能です。
配信された広告からは、弊社オープンサイトに掲載されたプレスリリースに誘導させます。
年間契約や基本料金は不要です。SNS広告を利用したい時だけ申し込むことができます。
なお、本サービスはWeb広告運用を専門とするASUE株式会社が提供する広告配信サービスを、PR Wireのプレスリリース配信と併用しやすい3プランのパッケージにしてご提供するものです。
広告運用は、その道のプロフェッショナルであるASUE株式会社が行いますので、お客様は、プロのノウハウを単発で利用することができます。
ご利用の流れ
配信するプレスリリースをもとに、「SNS広告配信」に使用する「画像 or 動画」と「テキスト」をご用意ください。
「申込書・配信詳細シート」に必要事項を記載し、各種ターゲット・カテゴリを選択してお申し込みください。お申し込みは、プレスリリース配信日の10営業日前までにお願いします。
基本的には、お客様の作業はそれだけです。あとは、通常通りプレスリリースを入稿していただければ、広告設定などの作業は弊社サイドですべて行います。
広告配信終了後2週間以内に、配信結果のレポートをお送りいたします。
どのSNSプラットフォームが最適か、ターゲットはどのように設定したらよいかなど、お悩みの場合は、弊社のスタッフがアドバイスいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
ご利用プラン
「SNS広告配信」サービスは、プレスリリース配信のオプションサービスとしてご利用いただけます。費用は、以下の3つのプランからお選びください。
想定インプレッション数は、配信するSNSやターゲティングによって異なります。想定数を算出することも可能ですので、ご相談ください。
※配信するSNSプラットフォームは、55万円プランが1種類、110万円プラン以上は2種類まで指定可能です。2種類の場合は、料金を均等2分割して配信いたします。
SNS広告の注意点
「SNS広告配信」サービスは、各SNS運営会社が定める規約に準拠して提供いたします。
広告配信時には、コンテンツの審査も行われます。SNSごとに、コンテンツに関する禁止事項や制限事項がありますので、配信するプレスリリースの内容によっては、ご利用できない場合があります。
昨今では、社会的問題を取り上げるコンテンツを、商業目的で広告に含めることはできないとし、非医療用マスクや手指消毒剤や除菌シートなど、新型コロナウイルス感染症に関する広告は、一時的に制限がかかっています。
また海外をターゲットにする場合は、配信国の政治、社会、宗教、文化、習慣なども審査の対象となります。
例えば、イスラム教徒の国ではアルコールは飲まないなどの宗教的慣習があります。そのため、アフガニスタン、ブルネイ、バングラデシュ、エジプトなどの地域には、アルコールに関する広告は配信することができません。
「SNS広告配信」は、生活者にダイレクトに届くため、各国事情を考慮して、表現には気をつけなければなりません。
【ご参考】
Facebook 利用規約:https://www.facebook.com/legal/terms
Facebook 広告ポリシー:https://www.facebook.com/policies/ads/
Facebook データポリシー:https://www.facebook.com/about/privacy
Instagram 利用規約: https://help.instagram.com/581066165581870
Twitter 利用規約: https://twitter.com/ja/tos
まとめ
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中で、世界中の人々の生活スタイルが一変しました。
家にいる時間が増えた結果、SNSを利用するユーザーは増加し、今や若年層に限らず、幅広い年代で日常的に使われるようになってきました。
SNS広告の大きな特長は、正確にターゲティングされた生活者に、ダイレクトに情報を届けることができることです。
そのため、商品・サービスの認知拡大やブランディングなどに有効な手法であると言われています。
プレスリリースをメディアに配信するとともに、「SNS広告配信」を併用して直接生活者に届けることで、リリースの効果をさらに高めることができます。
弊社の「SNS広告配信」サービスは、プレスリリース配信に付随するオプションサービスです。
- ・国内配信だけでなく、海外配信にも対応しています。
- ・弊社の広告アカウントを使用するので、自社アカウントを持たなくても利用できます。
- ・プレスリリース配信ごとの、スポット利用が可能です。
- ・ご利用プランはパッケージなになっているので、難しい設定はありません。
- ・広告運用はプロフェッショナルのお任せください。
ご利用を検討中の方は、弊社までお問い合わせください。