エイプリルフールのプレスリリースは慎重に!炎上と誤情報の拡散を防止するための注意点

エイプリルフールイメージ、エイプリルフールカレンダー、April01

4月1日のエイプリルフールには、その風習にちなんで様々なプロモーション企画が実施されるとともに、それを題材にした「エイプリルフールリリース」を配信する企業や団体も見られます。しかし、一歩間違うと炎上や誤情報の拡散に繋がり、一般生活者の誤認による二次拡散や、訂正が難しい形で情報が残ってしまう危険性があるため、配信には十分に注意する必要があります。
本記事ではエイプリルフールリリースの注意点を中心に、書き方や参考になる事例を挙げながら解説していきます。

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「エイプリルフールリリース」とは

エイプリルフール、エイプリルフールと書かれたロゴ、4月1日

エイプリルフール(April Fools’ Day)とは、毎年4月1日は悪戯や嘘をついても良い、または許される日として、世界的に定着している習慣のことです。4月1日には世界規模で、罪のない、笑わせるようなジョークやトリックなどのコンテンツ公開やニュース報道、SNS発信などが行われ、世界中の人々を楽しませてくれています。
近年、マーケティング手法が多様化する中で、エイプリルフールにちなんだユニークな広告宣伝やプロモーションを展開する企業・団体が増えてきました。広報活動としても4月1日に合わせて「エイプリルフールリリース」を配信し、商品・サービスの告知に繋げようとするケースがあります。

しかしプレスリリースは、メディアをはじめとするステークホルダーに向けた、組織から発信する公式文書です。常に正しい情報を発信する必要があります。そのため、エイプリルフールと言えども、原則として、プレスリリース自体に誤解を招くような表現があってはなりません。万が一誤情報が記事になったり、あるいはネットで拡散して炎上してしまったりすると、組織としては大きなダメージを負うことになります。エイプリルフールリリースを配信する際には、広報担当者は細心の注意を払い、リスクを回避しましょう。

とはいえ、プレスリリースにおいては、新規性や意外性といった要素がメディアからの注目を集める場合があります。エイプリルフールから着想を得た商品やサービス、イベント、キャンペーンなどがある場合には、事実に基づいた内容であることを明確にしたうえで、注意を払いながら情報発信を検討するとよいでしょう。

エイプリルフールリリースを書く際の注意点

チェック、チェック用紙、アンケート、レ点、ボールペン

エイプリルフールリリースを作成する際の基本的なスタンスは、「エイプリルフールから着想を得た、商品・サービス、イベント・キャンペーンなどのプロモーション企画を紹介する」というものです。嘘や偽の情報を伝えるプレスリリースであってはいけません。その上で、以下に注意すべきポイントを2点、説明していきます。

事実ではない内容、誤解や混乱を招く表現は用いない

プレスリリースは企業の一次情報を発信する公式文書です。風習とはいえ、エイプリルフールにどんな企画を配信しても良いというわけではありません。社会の混乱を招きかねないエイプリルフールリリースは不適切です。一度炎上すれば、企業の信用や信頼を失墜しかねない事態に陥ります。また、WebやSNS上では情報が長期間残り、ユーザーに参照され続けるため、一般生活者の誤認によるトラブルにつながる可能性もあります。誤解を招くようなネタや偽情報、ブラックなジョーク、コンプライアンスに接触するような内容、誰かを傷つける、財産上の被害が生じる恐れのある嘘や企画を配信してはいけません。

プレスリリースの意味や意義は以下の記事で解説しています。ご参照ください。
「 プレスリリースとは?配信の効果、メディア掲載のポイントを解説」の記事を見る

エイプリルフールを題材とした企画であることを必ず伝える

エイプリルフールを題材としたプロモーション企画に関するプレスリリースを配信する際は、エイプリルフール企画である旨を明確に伝える必要があります。
例えばプレスリリースのタイトルやサブタイトル、あるいはリード文や本文冒頭に「エイプリルフール」の文字をわかりやすく記載するようにしましょう。
エイプリルフール当日の4月1日は、慣習として、事実ではない情報やジョークがWebやSNS上でも数多く発信される傾向があります。そのため、誤認を防ぐ観点からも、プレスリリースが「事実情報」であることを前提に、あくまでエイプリルフールから着想を得たプロモーション企画であることを明確に伝えることが重要です。
ただし、「エイプリルフール企画」である旨を明記したとしても、プロモーションの内容や背景・目的などの情報を正確に紹介するというスタンスを崩してはいけません。プレスリリースは企業・団体が正確な事実情報を伝えるための公式な手段です。ジョークを主とした、いわゆる偽のリリースの配信は避けるようにしましょう。


共同通信PRワイヤーで毎年会員向けに行っているアンケート結果からも分かるように、プレスリリースを受け取るメディア記者の多くは、まずはプレスリリースのタイトルを確認します。
そのため、誤認されるようなタイトルは絶対に避けるべきです。エイプリルフール企画の場合にはタイトルに「エイプリルフール」の文字を記載しましょう。少なくともサブタイトルやリード文、 本文冒頭などには必ず含めるようにしましょう。

メディア記者に聞いたアンケート結果について知りたい方は、以下をご参照ください。
今、メディアがプレスリリースに求めること【メディアアンケート2023】の記事を見る

メディアに聞いた!読み進めるプレスリリース基準とは?【メディアアンケート2024】の記事を見る


なお共同通信PRワイヤーのプレスリリース配信サービスでは、メディア配信用のリリース原稿とWeb掲載用リリース原稿をそれぞれ書き分けることが可能です。画像や動画をメディア用とWeb掲載用に使い分けたり、追加したりすることもできます。エイプリルフールリリース配信の際はぜひご活用ください。
「プレスリリース配信 サービス内容と機能」のページを見る

エイプリルフールにおすすめのプレスリリース内容

エイプリルフール、エイプリルフールのキャラクター、4月1日

企業や団体の活動内容を事実として正確に伝えることは広報活動の基本です。自社内にエイプリルフール関連のプロモーション企画がある場合には、注意点をしっかり押さえたうえで、プレスリリースでの情報発信を検討しましょう。
プレスリリースがメディアに取り上げられるためには、ニュースバリューが求められます。その要素には「新規性」や「意外性」があり、エイプリルフールという文脈を活用して意外性を演出することもアイデアとして考えられます。
ただし、単なる嘘やジョークを事実のように伝えるプレスリリースは逆効果であり、配信すべきではありません。

エイプリルフールから着想を得て、意外性や新規性のある商品・サービス、イベント、プロモーションなどを実際に企画し、その内容を事実として伝える取り組みは、一般的に多く行われています。
広報発信の原則を守りながらエイプリルフールを活用することは十分に可能ですので、自社の企画内容に応じて検討してみるとよいでしょう。

■エイプリルフールにちなんだプレスリリース内容例

  • エイプリルフールから着想を得た商品・サービスの発表
  • ユニークな内容のプロモーションやPR
  • 嘘のような企画を実際に商品化する、など

エイプリルフールがテーマのプレスリリース配信事例

実際に配信されているエイプリルフール関連のプレスリリース事例を見てみましょう。
共同通信PRワイヤー国内配信サービス「新着のプレスリリース」から、エイプリルフールをテーマにしたプレスリリースを配信している企業や団体をご紹介します。
それぞれ趣向を凝らした内容で、エイプリルフールを取り入れた企画をプレスリリースにて情報発信されています。

■期間限定! 元プロ野球選手・杉谷拳士さんとのコラボ電話が配信中!
4月1日(土)より期間限定で配信中!!

メディアアクティブ株式会社のプレスリリースを見る

メディアアクティブ株式会社では、エイプリルフール企画で行い好評だったコラボレーションコンテンツの配信延長を決定。プレスリリースにて情報発信されています。
アプリケーションの説明や詳細ページへのリンク誘導の他、イメージ動画の添付もあり、メディア記者の欲しい情報が網羅されているプレスリリースとなっています。

■世界三大珍味フォアグラを鶏レバーが変える。 サステナブル発想を商品化した「グラフォア」 3月29日 新発売

日本ハム株式会社のプレスリリースを見る

日本ハムでは、エイプリルフールに向けた商品を開発・新発売。エイプリルフールをきっかけに手に取ってもらえるよう、エイプリルフール前の3月29日に発売日を設定し、プレスリリースにて情報発表をされています。
リリース内には商品開発のきっかけやネーミングへの想いなども記載され、新商品発売の手本となるようなプレスリリースになっています。

■AWARD BEEF MIYAZAKIのブランデッドムービー第2弾「やさしい嘘」篇 4/1(水)より公開
息子のために“やさしい嘘”をつき続けた母親への、感謝のサプライズ。

宮崎県経済農業協同組合連合会のプレスリリースを見る

宮崎県経済農業協同組合連合会では、エイプリルフールにちなみ「嘘」をテーマにした動画を公開。ブランデッドムービー第2弾の公開告知をプレスリリースにて配信されています。
商品キャンペーンに伴う動画公開のため、キャンペーン内容や商品の紹介など必要な要素も丁寧に盛り込まれており、思わず動画を見たくなる見事な設計も参考になるリリースです。

エイプリルフールに関連したプレスリリースも、事実を正確に発信しよう

エイプリルフールに関連したリリースは、自社商品・ サービス、取り組みを紹介する手段として活用することが出来ます。ただし、効果を期待するあまり、誤解を招く表現や、事実ではない内容を含めてしまうと、かえって企業や団体の信頼を損なう可能性があります。
自社内にエイプリルフールから着想を得た商品、サービス、イベント、プロモーションなどがある場合には、関係部署と連携しながら、事実情報を正確に伝えることを前提に、プレスリリースでの情報発信を検討するとよいでしょう。
プレスリリースの原則を守ったうえで企画内容を整理すれば、結果としてメディアや生活者に関心を持ってもらい、パブリシティにつながる可能性もあります。事例も参考にしながら、自社にとって適切なエイプリルフールリリースのあり方を検討してみてください。

エイプリルフールのプレスリリースの配信は、プレスリリース配信サービスの利用が便利でおすすめです。
共同通信PRワイヤーは、記事化率70%(※)の業界No.1を誇るサービス体制で、プレスリリースの配信を徹底サポートします。


※共同通信PRワイヤーから2021年12月に配信された532本のプレスリリースを2022年2月28日まで追跡。調査対象は紙媒体およびWEBメディアで、プレスリリースの転載(提携メディア含む)は除外。

また共同通信PRワイヤーでは、広報初心者の方向けに、プレスリリース作成の基本とポイントについて解説しています。
「メディアに届く効果的なプレスリリースの書き方を知りたい」「共同通信PRワイヤーの強みを知りたい」という方は、ぜひご参照ください。

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PRwire編集部

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