
マタニティ&・ベビー・キッズ用品の販売にとどまらず、生活者の困りごとに寄り添う情報発信を重ねている株式会社赤ちゃん本舗。新商品や新店舗の案内だけでなく、「赤ちゃんのいる暮らし研究所」の調査レポートや、取り組みの裏側を伝えるコンテンツも含めて、どのように広報・PR活動を進めているのか。ブランド広報部の合田陽子様にお話をうかがいました。
目次
ニュースレターを制限なく配信できることが決め手に
― PRワイヤーを活用いただくようになったきっかけを教えてください。
合田:
プレスリリース配信サービスによっては、新規性のないニュースレターに配信制限がかかってしまうこともあるため、制限なくニュースレターを配信できるPRワイヤーさんを2025年12月から利用することになりました。
契約前には多くの配信会社を比較検討しましたが、日本で最も歴史のある配信サービスであることに加え、ニュースレターを柔軟に活用できることがやはり決め手になりました。
― 新商品のプレスリリースだけでなく、ニュースレターも多く配信いただいていますね。
合田:
赤ちゃん本舗としては、新商品や新店舗のプレスリリースはもちろんのこと、お客様のニーズに合った情報や、子育て総合支援企業としての取り組みをタイミングよく届けたいという思いがありました。
「子連れ引越しを乗り切るポイント」「働くママ・パパが朝にバタバタしないコツ」など、『赤ちゃんのいる暮らし研究所』が培ってきた調査レポートや、SNSで話題になっている育児グッズを改めて紹介するなど、これまで出し切れていなかった情報も発信できるようになり、とても助かっています。


“今ほしい情報”を、必要なタイミングで届けたい
― 新商品のプレスリリースだけでなく、ニュースレターも多く配信いただいていますね。
合田:
新商品情報は多いのですが、それだけが赤ちゃん本舗の価値ではないと思っています。引っ越し前、入院前、育休中など、お客様がその時期に必要としている情報を、届け続けることも大切です。
ニュースレターは、新規性だけに縛られずに出せるからこそ、季節や社会の関心に合わせて、今届けたい情報を発信しやすい。そこが私たちの情報発信の考え方と合っていました。
― 『赤ちゃんのいる暮らし研究所』の発信にもつながっていますね。
合田:
はい。研究所としては、調査を継続的に行っていますが、常に新しい調査だけを次々と出せるわけではありません。だからこそ、これまで蓄積してきた調査結果を、季節や話題に合わせて再編集しながら届けられることに価値を感じています。
研究所の存在を知っていただくきっかけにもなりますし、赤ちゃん本舗がどのような視点で生活者を見つめているのかを伝える機会にもなっています。
商品だけでなく、暮らしの困りごとにも寄り添う
― 赤ちゃん本舗様の取り組みには、商品紹介だけではない広がりがあります。
合田:
本当に、社内には『もっと伝えたい取り組み』がたくさんあります。例えば病院内の自販機や小さな売店の取り組みもその一つです。アンケートを参考にしたり、病院スタッフ様と相談したりしながら、中に入れる商品を調整しており、24時間必要なものを届けられるようにしています。

病院ではおしりふきやおむつをはじめ、急に帝王切開になった方に必要なケアテープや使い捨てショーツなどを用意したりと、出産の前後で本当に必要になるものに対応しています。こうした取り組みは、単に商品を販売するだけでなく、暮らしの不安や不便を少しでも減らしたいという赤ちゃん本舗の姿勢そのものだと思っています。
― まさに『子育て総合支援企業』という言葉に具体性が出ますね。
合田:
そうですね。お客様の生活の中で、どんな困りごとがあるのかを想像して、その解決につながる情報やサービスを届けていきたいと考えています。そうした取り組みはオウンドメディアだけでなく、ニュースレターやプレスリリース配信も活用しながら、もっと広く知っていただきたいです。
記事化され情報が拡散されることを実感
― PRワイヤーの活用後、反応はいかがですか。
合田:
ニュースサイトをはじめ、多くのウェブメディアに取り上げていただけるようになって、効果を実感しています。社内でも『掲載されやすくなった』と話題になりました。
『パパ育休』や『子連れ引越し』など、『赤ちゃんのいる暮らし研究所』のニュースレターは、多くのメディアに取り上げられた後、さらにキュレーションされて別の媒体へと広がっていきました。
― その後の波及も感じられていますか。
合田:
はい。『パパ育休』や『子連れ引越し』などのニュースレターは、配信直後だけでなく、その後に別媒体で記事化されることもあり、継続的な広がりを感じています。2026年2月に配信した「アカチャンホンポ 接客コンテスト」は専門誌に大きく取り上げていただきましたし、ピジョン株式会社さんと共同で実施している「哺乳器回収リサイクル」では、ウェブメディア掲載後に専門メディアから追加取材のオファーもありました。次の取材や新たな接点につながっていくのは、とてもありがたいですね。
マタニティ・ベビー・キッズという絞られたターゲットに対しても、きちんと届いている実感があります。


反応を見ながら、次の発信を磨いていきたい
― 反響の見方にも工夫がありそうですね。
合田:
ニュースレターを出して終わりではなく、その後の反応もしっかり見ていきたいと考えています。ニュースサイトなどで記事化されると、コメントや反応が見えるので、『お客様はこういうところに関心があったのか』『次は何をもっと丁寧に伝えるべきか』というヒントになります。
また、自分たちが付けたタイトルがポジティブ寄りでも、別記事では違う切り口で見出しが付くことがあります。もちろんメディア編集の結果ではありますが、だからこそ、どういうタイトルや構成がどのような広がり方をするのか、今後はより分析していきたいと思っています。
― これからさらに活用の余地がありそうですね。
合田:
そうですね。まだ使い始めて間もないですが、もっと活用できるのではないかと感じています。取り上げられる回数が増えたことで、初めて見えてくることも多いので、今後はタイトルや切り口も含めて試行錯誤しながら、より良い情報発信につなげていきたいです。
メディアを介して、お客様との接点を増やしていきたい
― 今後の広報・PR活動について教えてください。
合田:
新商品のPRだけでなく、『赤ちゃんのいる暮らし研究所』の調査レポートや、新しいサービス、取り組みの裏側をご紹介する『アカチャンホンポプラス ストーリーズ』なども通じて、赤ちゃんのいる暮らしに寄りそう想いをより多くのお客様に届けたいと思っています。


オウンドメディアに掲載することはもちろん大切ですが、お客様が自ら企業のホームページに来てくださる機会はECサイトに比べて多くありません。オウンドメディアで完結するのではなく、ニュースレターやプレスリリース配信をうまく活用しながら、メディアを介して接点を増やしていきたいです。
最近はニュースサイトなどに取り上げられる回数も増えてきたので、閲覧数や反応をしっかり分析しながら、今後のPR活動に活かしていきたいと思います。



