テキサス高速鉄道の投資家が駅開発会社を設立

Texas High-Speed Rail Station Development Company

AsiaNet 92294 (2435)

 

【ダラス2021年10月14日PRNewswire =共同通信JBN】

*米運輸省連邦鉄道局(FRA)とテキサス州の承認と許可により、ターミナル開発が次の課題に

 

テキサス高速鉄道の投資家は14日、認可された高速鉄道路線のターミナルが位置するダラスとヒューストン、カレッジステーション近くのグライムズ郡で、鉄道駅を開発する組織を設立する意向を発表した。Texas High-Speed Rail Station Development Corporation(SDC)として知られる予定のこの組織は、Texas Centralとは別で、テキサス州の投資家のコンソーシアムが独立して保有する。

 

SDCはCadiz Riverfront HoldingsとCadiz Development Houston LLCが設立し、John Kleinheinz氏とJack Matthews氏が率いる。このグループは、ダラス中心街の南にあるシダーズ付近の約52エーカーの土地や、ヒューストンで以前ノースウエスト・モールと知られていた約45エーカーの土地、カレッジステーション近くのグライムズ郡の約59エーカーの土地を保有している。グループの保有区画には、連邦および州当局が認可した将来のテキサス高速鉄道の駅予定地と周りの開発用地が含まれる。

 

この規模とこれほど多くの独立系政策分野にまたがる投資行動効率はほとんどない。全電化高速鉄道は2050年までに以下のようなプロジェクト成果につながる。

 

*より少ない使用の土地。用地は同種の高速道路に比べて28分の1。1マイル当たり17エーカー対1マイル当たり468 エーカー。

 

*人命の重視。57年間に1件の死亡事故もなく乗客100億人を運ぶ。I-45高速道路は1マイル当たり死者数が全米最高。

 

*CO2排出の削減。1座席当たりCO2排出量は航空機の8分の1。

 

*温室効果ガス総量の削減。現在の航空・地上交通から2050年までに450万トン削減。

 

*交通混雑の緩和。I-45高速道路から車8600万台をなくす。1年目に1日1万2500台を除く。

 

投資家のJohn Kleinheinz氏は「ダラスとヒューストンを結ぶわれわれの高速鉄道プロジェクトは、1973年にダラス・フォートワース空港(DFW)がオープンした時に地域におよぼしたのと同じような変革をテキサスにもたらす。Texas Centralは全米の高速鉄道の青写真で、環境に効率の良い輸送ソリューションになる。この初の高速鉄道プロジェクトが稼働すれば、テキサスは国家鉄道戦略について地元や連邦の利害関係者との協議を主導する位置に立つ」と語る。

 

John Kleinheinz氏はさらに「Texas Centralはダラス・ヒューストン回廊に沿う技術展開でいかに資金を集めるかについての合意へ向かっている。日米両政府は戦略的プロジェクトで協力した長く卓越した歴史を持ち、相互に有益な了解へ達するとわれわれは楽観している。こうした鉄道駅資産は、東海道新幹線システムの資金集めがまとまると、システムに不可欠な部分になる。新幹線システムに絡む解決策が得られなくても、われわれの駅用地は、最高の技術を使った高速鉄道がテキサスにきて、全米とつながる布石になる」と述べた。

 

投資家でデベロッパーのJack Matthews氏は「ダラス、ヒューストン、カレッジステーション近くのグライムズ郡を結ぶ高速鉄道の推進に、われわれは多大の時間とエネルギーを投資した。テキサスの人々のためにこの機会を逃すつもりはない。この前向きの勢いを維持するため、高速鉄道で成功体験を持つさまざまな第三者と協議を始める」と話した。

 

▽TEXAS HIGH-SPEED RAIL STATION DEVELOPMENT CORPORATION(SDC)について

SDCはCadiz Riverfront HoldingsとCadiz Development Houston LLCが保有する土地区画を開発する。この土地には、連邦および州当局が認可した未来のテキサス高速鉄道の駅予定地や周りの開発用地が含まれる。SDCはターミナルと駅用地、プラットフォーム面、通路部分の計画と設計、開発、建設、改修、委託、運用、維持管理を手掛ける。SDCは州や地元、連邦政府の各機関や、テキサスへの高速鉄道誘致を目指す民間企業と関わっている。

 

注:Texas Centralは、東海道新幹線システムにならった革新的な全電化高速旅客鉄道路線の開発、設計、建設、金融、運用を請け負う企業である。その高速旅客鉄道は、米国で4番目と5番目の規模を持つ経済圏であるテキサス北部とヒューストン大都市圏の間を、ブラゾスバレー駅のみに停車して90分以内で結ぶ。Texas Centralのステークホルダーとパートナーに含まれるのは、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)、国際協力銀行(JBIC)、Shinkansen United Group(東海旅客鉄道、日立(6501 JT)、東芝(6502 JP) 、日本電気(6701 JT) 、三菱重工業(7011 JT)で構成)、WeBuild S.P.A.(WBD IM)、RENFE、Bechtel、Kiewit。

 

ソース:Texas High-Speed Rail Station Development Company

 

▽問い合わせ先

Nicole Rosales

214-871-7723

nicole@allynmedia.com

 

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中