Textiles from Dunhuangの書籍シリーズがZhao Feng教授主導の15年にわたる世界的協力を明らかに

China National Silk Museum

 

Textiles from Dunhuangの編集主幹:中国シルク博物館館長兼東華大学教授のZhao Feng博士

 

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【杭州(中国)2021年10月20日PR Newswire=共同通信JBN】10月15日、15年にわたる書籍シリーズTextiles from Dunhuang(敦煌の織物)の完全コレクションがついに東華大学で発売された。China National Silk Museum(中国シルク博物館)の館長で東華大学の教授でもあるZhao Feng教授が率いるチームは、4カ国の専門家と協力し、この歴史的傑作を完成させた。

 

これには、多数の文書と1000点を超える大きな旗から小さな断片まで、旅順および敦煌研究院(Dunhuang Academy)にある英国、フランス、ロシア、中国の各コレクションからの敦煌の織物に関する中国語版と英語版の10巻が含まれている。広大なTextiles from Dunhuangプロジェクトの完了は、中国シルク博物館と東華大学の研究に基づき、大英博物館、大英図書館、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、ギメ東洋美術館、フランス国立図書館、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館、敦煌研究院、旅順博物館を含む世界中の文化団体の強力な国際チームの力を借りた。

 

2004年から、東華大学と中国シルク博物館は共同でDunhuang Textile Research Team(敦煌織物研究チーム)を設置し、包括的、体系的な方法で敦煌の織物の研究を開始した。2006年にZhao Feng教授は敦煌の莫高窟にある蔵経洞(17窟)の織物の遺跡を研究するため、英国、フランス、ロシアに招かれた。2013年末から、中国シルク博物館の別のチームが主に莫高窟の北部にあった織物の体系的な分析と保存を実施した。

 

この書籍シリーズは初めて、敦煌の織物を敦煌研究の隙間を埋める研究と出版の完全なる対象と見なしている。エルミタージュ美術館のミハイル・ピオトロフスキー(Mikhail Piotrovsky)館長は「これらの研究やそれに続く出版のおかげで、われわれは、大交易路のシンボルとなり名前の由来となった素材であるシルクとその生産の紀元1000年紀における複雑な歴史を再構築することができる」と述べた。大英博物館のキュレーターであるヘレン・ワン(Helen Wang)氏は、Textiles from Dunhuangは「厳しい訓練、歴史的素材を扱う経験、最高レベルの相互協力の重要性を示し、将来のさらなる研究と理解への道を切り開いた」ことを表す傑作であると付け加えた。

 

ソース:China National Silk Museum

 

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