Venture GlobalとINPEXがLNGの売買契約を発表
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【アーリントン(米バージニア州)2022年12月27日PR Newswire=共同通信JBN】Venture Global LNGと株式会社INPEX(INPEX)は27日、液化天然ガス(LNG)に関する長期売買契約(SPA)を締結したと発表した。SPAに基づき、両社は20年間にわたって年間100万トン(1MTPA)のLNGを売買する。INPEXのシンガポール子会社であるINPEX Energy Trading Singapore Pte. Ltd.(IETS)が、Venture Globalの3番目のプロジェクトで2023年に建設を開始する予定のCP2 LNGから1MTPAのLNGを購入する。INPEXはこれにより、エクソンモービル、シェブロン、EnBW、New Fortress EnergyなどとともにCP2 LNGの顧客となる。
Venture GlobalのMike Sabel最高経営責任者(CEO)は「日本最大のガス探査・生産企業であるINPEXをCP2の顧客として迎え入れ、顧客ベースをアジアに拡大できて喜んでいる。この重要な市場にLNGを安定的に供給するのを誇らしく思い、INPEXが当社の競争力のある低炭素エネルギーを地域に提供するのを支援するのを楽しみにしている」と語った。
INPEXの加藤博史・執行役員グローバルエネルギー営業本部長は「今回の契約で、INPEXグループは米国からLNGを長期的に調達できるようになる。LNG供給能力拡大と供給源の多様化によってエネルギーの安定供給に一層貢献していく」と述べた。
▽Venture Global LNGについて
Venture Globalは、資源の豊富な北米の天然ガス埋蔵地から供給される米国産LNGの長期、低コストの供給事業者である。Venture Globalの最初の施設であるCalcasieu Passは、2022年1月にLNGの生産を開始した。同社はクリーンで手頃な価格のエネルギーを世界に提供するため、ルイジアナ州で新たに60MTPAの生産能力の施設も建設、または開発中である。同社は自社の各LNG施設に炭素回収・貯留(CCS)プロジェクトを展開している。
詳細情報は、visit https://www.venturegloballng.com を参照。
▽INPEXについて
株式会社INPEXは日本最大の探査・生産(E&P)企業であり、現在、オーストラリアのイクシスLNGプロジェクトなど世界各地のプロジェクトにオペレーターとして参加している。石油・ガス事業の徹底的なクリーン化の推進、5つのネットゼロ事業分野の拡大によって、INPEXはエネルギー転換のパイオニアとして、石油、天然ガス、水素、再生可能エネルギーなど多様でクリーンなエネルギー源の安定的供給を目指している。
詳細情報は、https://www.inpex.co.jp/english/index.html を参照。
ソース:Venture Global LNG
▽メディア問い合わせ先:
Shaylyn Hynes
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