コンフィンドゥストリアと2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルが協定に署名

General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka

 

コンフィンドゥストリアと2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルが協定に署名

 

*産業システムが最大限参加することを保証する協定

 

【ローマ2024年7月12日ANSA=共同通信JBN】実業家団体のコンフィンドゥストリア(Confindustria)と2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルの間で10日にローマで覚書が署名されました。この覚書の主な目的は、同万博においてイタリア産業システムが最高水準で参加するのを保証することです。

 

コンフィンドゥストリア本部で調印されたこの協定は、イタリアのテクノロジーやノウハウを強調することで観光やさまざまな地域を振興し、生産チェーンの国際化を支援し、投資を誘致することにまで及んでいます。

 

国際博覧会である2025年大阪・関西万博に先立って締結されたこの協定は、コンフィンドゥストリアの輸出・投資誘致担当副会長であるBarbara Cimmino氏と、2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ(Mario Vattani)氏によって署名されました。本協定は、経済関係や商業協定の発展促進に向け、イタリア企業と海外の新たな潜在パートナーとの関係構築における両機関の協力を強化するものです。

 

今回の会合にはイタリア貿易促進機構「ICE」のMatteo Zoppas会長も出席し、海外市場での起業活動の促進におけるICEの取り組みを強調しました。

 

メード・イン・イタリア製品の価値を明確に示し、2025年大阪・関西万博が大きな原動力となるアジア企業の国際化に貢献するためには、サポートを行うことが重要です。

 

コンフィンドゥストリアのBarbara Cimmino副会長は、10日に調印された協定議定書の目的には、「(産業)システムの団体と緊密に合意して関与すべきプロジェクトを特定し、アジア太平洋地域および戦略的と見なされる国々に関連する最も重要なプロジェクトを支援し、コミッショナーが協力協定を結んだ関連企業、機関、機構、学会と会って話し合う機会を設け、公的なシステムと提携して参入や拡大を促進する団体を日本で振興し、地域の機関および事業者との直接的な協力関係を開始してイタリア企業と関心のある相手との橋渡しを支援すること」が含まれると述べました。

 

Cimmino氏はさらに、「2025年大阪・関西万博にイタリアが参加するテーマとプロジェクトに関連し、企業が真の主役となるイタリアの起業家界におけるリソースと知識の集約を促進するため」に、今後数カ月で「共通の活動計画」が定められると述べました。

 

2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ大使は次のように述べました。

 

「2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンは、日本および力強い成長を遂げる若い市場を特徴とするアジアの地域において、開催期間を通して私たちの卓越性をアピールする効果的なツールとなるでしょう」

 

「大阪・関西万博に参加する企業は、プロジェクトの発表やイベントの企画が可能な専用スペースとともに、これまでの何カ月間で私たちが協力協定を結んだ、各分野の機関や団体のネットワークが提供するサービスによるサポートを受けられるでしょう」

 

バッターニ氏は「コンフィンドゥストリアとのパートナーシップは、この国際化の道程における重要な要素です」と締めくくりました。

 

ICEのMatteo Zoppas会長は次のように述べました。

 

「2025年大阪・関西万博は、ICEの主な活動であるメード・イン・イタリアの振興と発展を一体化するイベントです」

 

「国際博覧会は実際のところ、国内市場だけでなく、日本やアジア大陸全体において、イタリア製品や輸出の成長にとってのまたとない窓口です」

 

「ICEは、そのオフィスネットワークを通じてビジネスマッチングの機会を創出し、この地域におけるイタリア企業のさらなる発展の基盤を築くことを目的に、条件を満たした事業者とバイヤーの受け入れを企画することによって2025年大阪・関西万博に貢献することができます」

 

「2023年のメード・イン・イタリア製品の日本への輸出は80億ユーロに達しました。これには品質、革新性、テクノロジーの各面で優れた製品が含まれており、大きく成長することが見込まれています」

 

Zoppas氏は締めくくりとして 「2025年大阪・関西万博は、ICE、Sace、Simest、Cdpに代表されるイタリア全体の貢献と、参加する企業や団体に提供される政府の大きなコミットメントによって、イタリア製品の魅力が十分に発揮される、見逃せないチャンスを提供してくれることでしょう。『万博での最高のアンバサダーは、巧みに作られた美しいもの、すなわち メード・イン・イタリアです』」と述べました。

 

2025年大阪・関西万博は2025年4月13日から10月13日まで、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに大阪で開催されます。

 

イタリアは建築家マリオ・クチネッラ(Mario Cucinella)氏が設計したパビリオンを出展し、「Art regenerates life(アートはいのちを再生する)」のスローガンを掲げます。

 

本イベントには3000万人を超える来場者が見込まれています。

 

大阪・関西万博は、アジア太平洋地域でのイタリア企業にとって、デザインから食品、ファッション、テクノロジー、インフラ、都市計画、エネルギー、科学と産業、そして航空宇宙、ロボット工学、生命科学、ハイテク、製薬、生物医学分野の知見に至るまで、イタリアの「最先端」が紹介される重要なプロモーションのチャンスを提供してくれるでしょう。

 

ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka

 

 

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