PESOモデルの解説
「PESO(ペソ)モデル」とは、企業の事業活動と生活者・消費者をつなぐメディアを3つに分類した「トリプルメディア(POEMモデル)」に、「シェアードメディア(Shared Media)」を加えた派生系のWebマーケティングモデル。2010年にアメリカで生まれた概念。PESO=Paid, Earned, Shared, Owned。
Paid mediaは「買う」メディアで、広告やイベントのスポンサーシップなど。Earned mediaは第三者発信のメディアで、「獲得する」のは評価・信頼。マスメディアにおけるパブリシティなど。Shared mediaは「共有される」メディア。SNSや口コミサイト、キュレーションサイト、ブログなどのソーシャルメディア。Owned mediaは「所有・運営する」メディア。自社サイト、ソーシャルメディアの公式アカウント、会社案内パンフレット、広報誌など。
トリプルメディア(POEMモデル)の「アーンドメディア」には、マスメディアの他に、生活者・消費者がコンテンツを生成・交流・拡散するソーシャルメディアも含まれていたが、PESOモデルでは、ソーシャルメディアは「シェアードメディア」に分類されている。