タイムシフト視聴率の解説
「タイムシフト視聴率」とは、放送された該当のテレビ番組をテレビ所有世帯のうち何パーセントが7日間(168時間)以内に再生視聴したかを表す推定値。録画視聴率とも言われている。2015年1月から日本の視聴率調査会社「ビデオリサーチ」が提供している視聴率統計。
これまで、テレビの「視聴率」は放送番組を実際に「リアルタイム」(生)で見ている人の割合だけを示してきたが、近年はハードディスクやDVD・Blu-ray Discなどのビデオレコーダーで録画して視聴する世帯が増えている。そのため、視聴実態をより正確に調べるとする目的で導入された。
ビデオリサーチ社では、リアルタイムとタイムシフトの両方法で重複して視聴された場合を「重複視聴率」とし、以下の方程式で「総合視聴率」を説明している。
〔総合視聴率 = 視聴率(リアルタイム)+タイムシフト視聴率-重複視聴率〕