7月のコンビニ全店、客数1.1%減・客単価2.2%増 売上高は1.1%増

記録的な高温となった地域もあった2026年7月。全店ベースでは客数が前年を下回る一方、客単価は19か月連続で上がり、売上高は17か月連続のプラスとなった。

記事タイトルと全店客数1.1%減、全店客単価2.2%増を記した表紙画像

日本フランチャイズチェーン協会(JFA)は8月20日、2026年7月度のコンビニエンスストア統計調査月報を公表した。調査対象はJFA正会員のコンビニ本部7社。全店ベースの売上高(税別)は1兆900億7000万円で前年同月比1.1%増。来店客数は14億5510万3000人で1.1%減、平均客単価(税別)は749.1円で2.2%増だった。客単価の伸びが客数の減少を補い、売上高は17か月連続で前年を上回った。

2026年7月の前年同月比を示す横棒グラフ。全店は売上高1.1%増、客数1.1%減、客単価2.2%増。既存店は売上高0.7%増、客数1.5%減、客単価2.3%増
2026年7月のコンビニ売上高・客数・客単価の前年同月比。出典:一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会「JFAコンビニエンスストア統計調査月報 2026年7月度」をもとに汐塾が作成

既存店も客数減、客単価増

既存店ベースでは、売上高(税別)が1兆489億2700万円で0.7%増、来店客数は13億8808万3000人で1.5%減、平均客単価(税別)は755.7円で2.3%増。売上高は2か月ぶりのプラス、客数は13か月連続のマイナス、客単価は19か月連続のプラスとなった。

気象庁が地域や旬によって記録的な高温だったとまとめた7月。猛暑が企業活動に及ぼす影響は、既報でも取り上げている。

JFAは、フェアやクーポン配布などを背景に、揚げ物、デザート、菓子、日用品、玩具が好調だったとしている。商品構成比と前年比は既存店売上高ベースで、日配食品が35.4%・0.2%減、加工食品が28.5%・1.4%減。チルド飲料や弁当・惣菜は日配食品、ソフトドリンクやアイスクリームは加工食品に含まれ、飲料やすぐ食べられる商品は各区分全体の動きとして示される。

広報TIPS — 月次統計では、合計値と季節の売れ筋を一つの発表で伝えることが課題になります。JFAは売上高の増減に加え、揚げ物、デザート、菓子が好調だったと品目名まで挙げました。このように、集計値と動いた商品の具体例を一緒に示すと、媒体は季節のニュースと結びつけて紹介しやすくなります。

出典:一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会「コンビニエンスストア統計データ」(2026年7月度一覧、2026年8月20日)/同「JFAコンビニエンスストア統計調査月報 2026年7月度」(PDF、2026年8月20日)/気象庁「2026年7月の天候」(月次ページ、2026年8月3日)

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汐塾編集部

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