2026年の二十四節気「処暑(しょしょ)」は8月23日午前11時19分。国立天文台は処暑を「暑さがおさまるころ」と解説する。暦は暑さが峠を越す節目を告げる一方、気象庁の8月20日発表の1か月予報では、8月22日から1か月の平均気温が北・東・西日本で平年より高い見通しだ。
二十四節気は太陽の位置で決まるため、日付や時刻は年によって動く。処暑は暦の上の節目であり、その日の気温が下がることを意味するわけではない。気象庁の予報用語では、立秋から秋分までの暑さを「残暑」と呼ぶ。処暑を迎えても、実際の気温は予報の数字で確かめる。
気象庁が8月20日に発表した8月22日からの1か月予報では、期間平均気温が平年より「高い」確率を北日本70%、東日本80%、西日本70%とした。沖縄・奄美は「低い」40%、「平年並」30%、「高い」30%で、解説は北・東・西日本について、暖かい空気に覆われやすく期間の前半は気温がかなり高くなる所があると見込む。暦が先に秋の節目を告げても、北・東・西日本では残暑が続く見通しだ。

この時期は、企業の発信も食品、空調、小売などで夏物から秋物へ移り始める。サントリーは8月18日、「サントリー〈秋梨〉」「サントリー〈秋りんご〉」の秋季限定チューハイ2品を全国発売した。商品発表は6月23日で、処暑より前に秋の商品を店頭へ出した例となる。
広報TIPS — サントリーは処暑を前にした8月18日に秋季限定チューハイを全国発売し、発表はさらに前の6月23日でした。残暑が続く年は、気温だけでは秋の話題をいつから出すか決めにくく、発信が後ろにずれがちです。このように処暑や立秋など暦の節目を切り替えの目安にすると、「暦の上では」という共通の物差しができます。暑さが残っていても秋の発信が唐突にならず、節気名で情報を探す人にも届きやすくなります。
出典:国立天文台暦計算室「令和8年(2026)暦要項 二十四節気および雑節」/同「二十四節気とは」/気象庁「季節予報解説資料」(1か月予報・2026年8月20日発表)/同「予報用語 気温、湿度」/サントリー「『サントリー〈秋梨〉』『サントリー〈秋りんご〉』秋季限定新発売」(2026年6月23日)

