
東京都中央卸売市場の統計で、大田市場へのモロヘイヤの入荷量を暦年2025年(1〜12月)で集計すると、年計は119,890kgだった。最も多い7月は26,377kg、最も少ない2月は1,020kg。6〜9月の81,017kgが年計の67.6%を占める。
群馬県産は5〜11月、沖縄県産は12か月すべて
産地別では、群馬県産の入荷は5〜11月に限られ、12〜4月はゼロだった。沖縄県産は12か月すべてで入荷した。1〜4月と11〜12月の6か月では、入荷21,212kgのうち沖縄県産が18,147kgで、85.6%を占めた。

令和6年産の全国収穫量は873t
農林水産省の「地域特産野菜生産状況調査」で、令和6年産(2024年)の全国の収穫量は873tだった。群馬県は264tで全国の30.2%、沖縄県は182tで20.8%。全国の収穫量は2024年産、大田市場の入荷量は暦年2025年の値で、年も指標も異なる。調査は2年ごとに行われる。
この調査の出荷量は、収穫量のうち生食用・加工用・業務用として販売した量で、自家消費、贈与、収穫後の減耗、種子用・飼料用として販売した量を除く。群馬県は収穫量264tと出荷量264tが同じで、沖縄県は収穫量182tに対し出荷量146tだった。
種と莢に含まれる成分、市販品では検出されず
農林水産省は相談事例「モロヘイヤの種には毒があると聞いたが、本当ですか。」で、野菜として流通するモロヘイヤや、モロヘイヤの健康食品・茶、収穫期の葉・茎・根からは強心配糖体が検出されていないと説明している。一方、成熟した種子、成熟中の種子、成熟種子の莢、発芽後まもない若葉には含まれる。
同省は、家庭菜園で栽培する場合の留意点も挙げている。収穫時期に留意して種子や莢が混入しないようにすること、市販のタネにも強心配糖体が含まれるため小児などが誤って口に入れないようにすることの2点だ。
食べる部分の成分について、文部科学省の食品成分データベースでは、可食部100g当たりのビタミンCは生65mg、ゆで11mg。ゆでると成分表の値が変わる。
出典:農林水産省「地域特産野菜生産状況調査」令和6年産(2026年6月30日公開)/東京都中央卸売市場「市場統計情報(月報・年報)」(2025年・青果の明細データ)/農林水産省「消費者の部屋」相談事例(令和6年更新)/文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」(生・ゆで)
