今回のバージョンアップの目玉の一つは、「Wordファイル」で入稿が出来る機能です。
Wordファイルの原稿をアップロードするだけで、プレスリリースの入稿が可能です。
ほかにも新しい機能があります。新バージョンを是非お試しください。
今回は、より簡単・便利になった新入稿フォームについてご紹介します。
PRWのプレスリリース入稿フォーム
共同通信PRワイヤーの入稿フォームは、プレスリリースに必要とされる構成要素に基づいて、入稿の項目が用意されています。
また、「メディア向け」と「生活者向け」と、伝える対象に合わせて原稿を書き分けて配信・掲載できるのも、大きな特徴です。
入稿手順はStep1からStep4まで。作成したプレスリリース原稿を、各項目に合わせて登録していきます。
Step1では「メディア向け」原稿を入稿、Step2では「生活者向け」原稿を入稿し、Step3で配信先選定(オリジナルリストの登録)や、有料オプションの設定、Step4で配信日時・掲載方法、ニュースサイト・クリッピング(※)の設定を行います。
(※)「ニュースサイト・クリッピング」は、PRワイヤー独自の自動検索システムを使って、ニュースサイトの中からWEB掲載された記事を検索し、オープンサイト掲載から2週間、クリッピングする無料の機能です。
Wordファイルによる入稿で作業軽減
皆様の多くはMicrosoft社のアプリケーションWordを使ってプレスリリース原稿を作成していると思います。
新入稿フォームでは、Wordで作成したプレスリリース原稿を直接アップロードするだけで、文章だけでなく、文書内のハイパーリンクや、画像、表までも同時に取り込めるようになりました。
今までよりもより簡単に入稿できます。
新入稿フォームでは、従来通り文章をコピー&ペーストして入稿することもできますが、Wordファイルをアップロードするだけで、太字や下線などの文字装飾や、レイアウトして挿入された画像も含めて、プレスリリース本文に反映されるようになっています。
これまでWordと入稿画面の原稿作成で重複していた作業を軽減することができます。
また、より見栄えの良いプレスリリースの作成が可能になります。
メディアの受け取る環境に合わせたメール配信形式
Step1で設定したメディア向けの原稿は、登録メディアの希望する受信方法(メールもしくはFAX)で配信されます。
メール配信の場合、これまでは文章のみで構成される「テキスト形式」だけの対応でしたが、新入稿フォームに合わせて「HTML形式」にも対応しました。
HTML形式のメールが閲覧可能な配信先メディアには、プレスリリースの本文中に画像や表を挿入したり、文字装飾を施したりしたメールを届けられます。これによって、より訴求力の高い表現が可能になりました。
なお、HTML形式で受信できない配信先メディアには、従来通りのテキスト形式のメールが表示されます。
動画ファイル(mp4)の活用
最近のプレスリリースには、写真だけでなく、より情報量の多い動画を添付するケースが増えてきました。
PRワイヤーでは、以前よりYouTube動画には対応していましたが、新入稿フォームでは、動画ファイル(mp4ファイル)のアップロードを可能にしました。本文内での動画再生プレーヤーの埋め込みにも対応しています。
なお、配信先メディアにメールまたはFAXで配信する際には、動画(mp4)はURLに自動変換されます。クリックし、アクセスすれば、ウェブ上で閲覧することができます。
さらに、アップロードした動画ファイルは、PRワイヤーのFacebookページに投稿されます。これによって、SNSでの一層の拡散が期待できます。
入稿Stepの短縮
新入稿フォームでは、今までのStep 3とStep 4が統合され、Step 3で配信先選定や配信日時・掲載方法、SNS設定、ニュースサイト・クリッピング、有料オプションが一度に設定できます。
Step 4は最終確認画面になり、配信先や提携メディア、リリース原稿のプレビュー、配信料金などを一覧で確認することができます。
現在(2019年12月)PRワイヤーの入稿画面は、「新入稿方式で新規作成する」にチェックを入れて進めることで、新バージョンの入稿フォームを利用することができます。(2020年2月からは、チェック不要で利用できます)。
簡単・便利になった新バージョンの入稿フォームを、ぜひ試してみてください。