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プレスリリースの配信先メディアを選ぶヒント!媒体の種類や特徴を解説

報道陣のカメラ

新聞、テレビ、雑誌、ラジオ、Webメディアなどのメディアが世間に与える影響力は絶大です。この記事では、プレスリリースの主な配信先であるメディアの種類や影響力、特徴について詳しく解説していきます。

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プレスリリースの配信先メディアの種類は?

人を写しているカメラ

プレスリリースの配信先メディアの主な種類は以下の3つに分けられます。

上記のメディアの特徴を詳しく解説します。

マスメディア

インタビューする報道陣

マスメディアとは、不特定多数を対象に情報を発信する媒体です。主要な4つのメディアである「新聞、テレビ、雑誌、ラジオ」は4大マスメディアと呼ばれています。

マスメディアが世の中に与える影響は想像以上に大きいものです。例えば、認知度の高いテレビ番組で商品が紹介されるだけでも注文が激増し、製品の生産が追いつかなくなるほどの反響があります。

総務省による「主なメディアの利用時間と行為者率(令和元年版)」の調査では、テレビの視聴時間は年代が上がるにつれて増え、平日・休日ともに最もテレビの視聴時間が長い年代は60代となりました。逆に、テレビの視聴時間が短いのは10代・20代になっています。

プレスリリースを配信する際は、情報を届けたい年代によって選ぶ媒体も変わってきます。

新聞

新聞の最大の特徴は、社会的信頼の高いメディアであるということです。新聞の種類は毎日発行される日刊紙、一週間に一度の週刊紙、月に一度の月刊紙、3ヵ月に一度の季刊紙などがあり、それぞれの読者層に合わせてリーチが可能です。最近では、インターネットの普及により発行部数は減っているものの、スマートフォンやタブレットなどで紙面が読める電子版も人気があります。

テレビ

テレビは4大マスメディアの中でもっとも家庭に普及しているメディアで、幅広い世代にリーチできる特徴があります。伝達速度が速く、映像で伝えられるのがメリットです。そのため短期間でリーチでき、認知力を高めるのに効果的です。最近ではネット接続できるスマートテレビが増え、可能性が広がっています。

雑誌

雑誌は、ファッションや金融、趣味といった特定のジャンルに特化した定期刊行物のことです。特定のジャンルに興味がある読者が集まっているため、効率的にターゲットへリーチができる点がメリットです。さらに、紙媒体特有の色鮮やかなビジュアルで視覚的に強い印象を与えることが可能です。

週刊誌や月刊誌が主流ですが、他にも季刊誌などの種類があります。ジャンルとしては、総合雑誌や専門雑誌、娯楽雑誌や広報誌などがあります。最近ではフリーペーパーの発刊も人気が高まっています。新聞同様、電子書籍やアプリ対応が進み、印刷や製本などの経費を大幅に削減できるオンライン雑誌が普及しています。

情報を届けたい生活者の趣味や嗜好、関心に合わせて雑誌媒体の種類を選んでいく必要があります。雑誌の表紙は読者層をイメージしているため、雑誌媒体を選ぶときには中身だけでなく表紙もチェックしていくと良いでしょう。

ラジオ

ラジオはテレビと同様に、不特定多数の生活者に情報を届けることが可能です。ラジオはパーソナリティーとリスナーの双方向のコミュニケーションが取れることで関係性が近いため、「パーソナルメディア」とも呼ばれています。しかし、電波が届く範囲が限られているため、やや地域性が強くなるメディアです。また、テレビに比べると音声のみの放送になるため情報の訴求力は劣ります。

最近では、インターネットを通じてパソコンやスマホでラジオ放送を聴ける「radiko」サービスが普及したことで、運転や家事、仕事をしながら聴けるメディアとして、その価値が見直されています。また、これまでは配信地域が限定されていたローカル局のコンテンツも全国へ配信することが可能になっています。

Webメディア

パソコン

ネット上のメディアはWebメディアとSNS(ソーシャルメディア)の2つに分けられます。Webメディアとは、Web上で情報を発信しているサイトのことです。ニュースサイトやコーポレートサイト、ポータルサイト、キュレーションサイトなど様々な種類があります。

Webメディアの中には、ニュース提供元(コンテンツプロバイダ)として、ポータルサイトや他のニュースサイトに記事を提供しているサイトもあります。

ニュース提供元のサイトに取り上げられた場合、提供先のサイトにも記事が転載されるため、より多くの人に見てもらえるチャンスが広がります。

ここでは、Webメディアの種類とそれぞれの特徴を解説していきます。

ニュースサイト

ニュースサイトとは、ニュース記事の提供を主に行っているWebサイト全般のことを指します。紙媒体の新聞を刊行している新聞社がニュースサイトを運営している場合や新聞社からニュース記事の提供を受けて自社サイトに掲載していたりするなど、様々な種類があります。

コーポレートサイト

コーポレートサイトとは、自社の紹介を目的としたWebサイトのことです。営業や広報担当者に代わって会社紹介を行う役割を担っています。一般的には、会社概要や採用情報、サービス紹介といったコンテンツで構成されています。

ホームページと混同されがちですが、ホームページは個人や企業が持つWebサイトの総称です。コーポレートサイトとは、ホームページの中でも企業紹介を目的としたWebサイトのことを指します。

キュレーションサイト

キュレーションサイトとは、特定のテーマに絞った情報を整理したサイトのことです。キュレーションサイトの「キュレーション」は、学芸員を指すcurator(キュレーター)が言葉の由来です。Webサイト上には様々なコンテンツがありますが、それらをカテゴリ分けし、読みやすいように編集しているのがキュレーションサイトです。

特徴は、カテゴリやテーマごとに情報の要点をまとめた情報が掲載されていたり、リアルタイムで旬な情報を得られることです。Web上にある情報の中から要点を分かりやすく理解できるため「まとめサイト」とも呼ばれることもあります。

SNS(ソーシャルメディア)

SNS コミュニケーション

ソーシャルメディアとは、個人による情報発信や個人と個人、個人と組織の繋がりなどの社会的な要素を含んだメディアです。具体的には、FacebookやTwitter、Instagram、YouTubeなどが挙げられます。インターネット媒体はマスコミ業界での影響力が強くなっているため、「第5のマスメディア」と呼ばれることもあります。

最近では、SNS上の投稿を二次活用して情報をキュレーションするTogetterなどのメディアも普及しています。

マスメディアは不特定多数の人に対し一方的に情報を発信しますが、ソーシャルメディアは個人間で双方向コミュニケーションをとれるため拡散力が非常に高くなるのが特徴です。

ソーシャルメディアにはTwitterなどのタイムライン型、Facebookなどのコミュニティ型があります。ここでは、それぞれの特徴を詳しく紹介します。

コミュニティ型(Facebookやmixiなど)

コミュニティ型のSNSには、Facebookやmixiなどが挙げられます。同じ趣味などをグループなどで多くの人と共有でき、メッセージを送受信したり、写真や動画でコミュニケーションをしたりすることが可能です。またFacebook広告ではターゲティングが細かく設定できるので、様々なユーザー層にリーチできるという特徴があります。

タイムライン型(TwitterやInstagramなど)

TwitterやInstagramなどもSNSに該当しますが、Facebookやmixiなどと比べてグループとのつながりというより、情報を拡散させることが主な目的になっています。

Twitterは世界で幅広い年代から支持されていますが、若年層のユーザーが多いのが特徴です。消費者庁による「消費者意識・行動と消費者問題の動向」の調査によると、「SNSで見た情報がきっかけで商品の購入又はサービスの利用をした経験」があるユーザーの割合は15〜29歳の年代が特に高くなっています。また、SNS上で短期的かつ爆発的に話題が広がることを「バズる」と言いますが、タイムライン型は速報性が高いため短期間で「バズ」が生まれやすいという特徴もあります。

媒体の特性を理解して配信先を選ぼう

ソーシャルメディアネットワーク

4大マスメディアである新聞・雑誌・テレビ・ラジオは暮らしと密接な関係にあり、社会的信頼も高いため、世の中に与える影響も絶大です。他にも、拡散力の高いSNSも影響力を増しています。

プレスリリースの効果を高めるためには、それぞれの媒体の特性を理解することが非常に重要です。読者層やよく取り上げる情報、刊行タイミングなどを研究していきましょう。

最近ではWeb版や電子版の新聞、雑誌が増えるなど、マスメディアも時代に合わせて少しずつ変化しています。プレスリリースの目的に合わせて最適な配信先を選べるように、メディアの動向を逐一チェックしていきましょう。

プレスリリース配信サービスを使う場合はメディアリストを要チェック

ボールペンで字を書く人

プレスリリースを送付する場合、メディアに一斉送信できる「プレスリリース配信サービス」の利用を検討している方もいらっしゃると思います。

プレスリリース配信サービスを使う際は、配信先であるメディアリストの量と質を必ず確認しましょう。

当然ながら、配信サービス各社によって所有しているメディアリストの数や内容は異なります。

単に保有しているメディアリストの数が多ければ多いほど良いというわけではありません。配信サービスを選ぶ際は、自社のプレスリリースの最適な送付先メディアが必要な数だけ保有されているかどうかが非常に重要な選定ポイントになります。発表内容と送付先がマッチしなければ、記事掲載という目標の達成は期待できません。配信したいメディアが充実しているかどうかチェックが必要です。

最近では、メディアにプレスリリースを送るだけにとどまらず、ニュースサイトに転載できたり、SNS上に配信できるサービスもあります。費用だけでなく、どの配信サービスが自社に合っているのかしっかり確認した上で選びましょう。

メディアの特性を理解した上でプレスリリースを配信しよう

プレスリリースの配信先になるメディアには、新聞、テレビ、雑誌、ラジオなどの「マスメディア」やインターネットを介する「Webメディア」、「ソーシャルメディア」の3つの種類があり、それぞれの特性やリーチする層が異なります。

プレスリリースを送る際に留意すべきポイントは、第一に、発表内容を届けたいターゲットは誰かを明確にすることです。そして次に、そのターゲットに情報を届けるのに最適なメディアを選ぶことです。このようにして選んだメディアを送付先リストにしていきましょう。

配信サービスの利用を検討する際には、各社の所有する送付先リストの量と質を確認した上で選定するのがおすすめです。

PRワイヤーの登録メディアは 約2,600媒体・約4,050カ所、定期的にメディアリストのメンテナンスをしているため、いつでも最新のリストを利用できます。どのような配信先があるか気になる方は、以下のページを参考にしてみてください。

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