プレスリリース代行とは、原稿作成・リスト作成・配信・効果測定まで一連のプレスリリース業務を専門業者に依頼することです。この記事では、プレスリリース代行会社の探し方や依頼できる業務について解説します。
目次
プレスリリース代行を依頼するメリット
プレスリリース代行を依頼するメリットはどのようなものがあるのでしょうか。メリットは以下のものが挙げられます。
■プレスリリース代行を依頼するメリット
それぞれ詳しく解説していきます。
プロ目線で広報・PR業務ができる
広報・PR業務をする上で、プロの知見があることは大きなメリットです。専任広報がいない企業でも代行先と連携することで、広報・PR活動をスムーズに進められます。メディアを熟知し、広報・PR業務に精通したプロに任せることで、より効果的なプレスリリースが期待できます。
プレスリリース以外の業務に専念できる
一連のプレスリリース業務を代行してもらうことで、それ以外の業務に専念することができます。特に配信業務については、社内で一件一件メールやFAX、郵送などで配信すると多くの時間と手間がかかってしまいます。プレスリリース代行会社やプレスリリース配信サービスを利用することで、作業の軽減化が可能になります。
プレスリリース代行に依頼できる業務
プレスリリース代行に依頼できる業務は以下のものが挙げられます。ここでは、プレスリリース配信サービスを利用することを前提に解説します。
■プレスリリース代行に依頼できる業務
それぞれ詳しく解説していきます。
プレスリリース原稿作成
原稿作成を代行会社に依頼するには、いくつかのパターンがあります。例えば、あらかじめ用意されたプレスリリース素材や原稿案を元に代行会社が完成原稿に仕上げるパターン。あるいは、代行会社がほとんどゼロベースから打ち合わせや取材、ヒアリングなどを重ねて原稿を仕上げていくパターン。代行会社によって依頼できる範囲が限定されていたり料金プランも異なっていたりするので、注意しましょう。ほかにも、原稿作成後の修正作業を依頼できるかどうかも確認が必要です。
プレスリリース配信サービスの選定
プレスリリース配信サービスとは、プレスリリースの受信を希望するメディアに一斉送信できるサービスのことです。プレスリリース配信の専門会社によってサービスが提供されています。複数社あるので、どのサービスを選べばよいか、代行会社に選定を依頼したり、相談に乗ってもらうこともできるでしょう。
入稿代行
プレスリリース配信サービスを利用する場合、原稿の入稿、配信先の設定、配信日時の入力、送信設定などの作業が必要になります。これら一連の作業を代行会社に依頼することもできます。
メディアリスト作成
メディアリストとは、新聞、テレビ、雑誌、Webメディアなどプレスリリースの送付先を一覧でまとめたものです。連絡先や担当者などの情報を収集し、Excelなどでデータをリスト化していきます。代行先に依頼することで、作成にかかる時間と手間を大幅に軽減できます。また、プレスリリース配信サービスを利用すれば、配信会社の保有するメディアリストを使って送ることができます。自社のリストも併せて配信できるサービスもありますので調べてみてください。ただし、メディアリストは質・量・鮮度が大切であり、常にメンテナンスが必要です。その点も含めて確認しておきましょう。共同通信PRワイヤーでは、自社のリストをオリジナルリストとして登録・管理し、PRワイヤーのリストと合わせて配信することができます。
詳しくは以下ページの「オリジナルリスト」機能をご確認ください。
また、定期的なメンテナンスを行い、リストの鮮度を保っています。
詳しくは以下のページをご確認ください。
動画、画像の用意
プレスリリースは、文中に画像を挿入したり、動画を添付することで、文字だけでは表現しにくい商品のイメージなどを効果的に伝えることができます。画像・動画の撮影や制作作業を、代行会社に依頼することもできます。別途料金がかかるので、事前に確認しておきましょう。
効果測定
プレスリリースの効果測定とは、配信後に、どのようなメディアにどのような記事として取り上げられたかを調べるものです。今後の広報・PR活動の参考にするためにも重要です。掲載記事をクリッピングし、傾向を分析したり、広告費換算などの手法で評価を行います。これら一連の効果測定作業を代行会社に依頼することもできます。各社それぞれどの程度依頼できるかが異なりますので、よく調べておきましょう。
共同通信PRワイヤーでは、配信ごとに、記事のWebクリッピングと広告費換算を無料にて提供しています。
さらに、オプションサービスとして紙媒体のクリッピングも提供しています。
詳しくは以下のページの「オプションサービス」をご確認ください。
プレスリリースで認知を得られないとお悩みなら
プレスリリースを配信しても認知が上がらない、プレスリリースの効果を感じないというお悩みを感じていないでしょうか?
それは記事化されていないことが一つの原因です。
記事化とは、プレスリリースを元に新聞やテレビ、ニュースサイトなどのメディアが記事として取り上げること。
第三者に取り上げられることで企業や団体の信頼性や評価が高まり、ブランド価値の向上に繋がるのはもちろん、メディアリレーションにもなります。
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プレスリリース代行の相場感
プレスリリースの代行を依頼する際に、どの程度料金がかかるのでしょうか。相場の目安は以下の通りです。
- 専門のPR会社に一式依頼…15万円から25万円
- 原稿作成だけ依頼…1回あたり5万円
- プレスリリース配信サービス利用…およそ1回あたり3万円より(各社のプランによる)
リテイナー契約(※)の有無によって料金に変動があります。プレスリリースは短期ではなく長期で成果を作っていく活動ということもあり、年間契約が多くなっています。代行会社によって費用の算出方法は様々です。ホームページ等で公開されている情報だけでは不十分な場合が多いので、詳しく知りたいときは、各社に直接問い合わせることをお勧めします。
※リテイナー契約…一定期間の継続的な業務に対する契約のこと
プレスリリース代行を探すときの確認ポイント
プレスリリース代行を探すときは以下のポイントを確認しましょう。
■プレスリリース代行を探すときの確認ポイント
それぞれ解説していきます。
何を依頼したいのか、目的を明確にする
代行先を探す際は、事前にプレスリリースの配信の目的や期待する効果を明確にしておく必要があります。配信目的などが明確でないと、実績豊富な代行先に依頼したとしても目指す効果につながらないこともあります。目的や期待する効果を明確にし、代行先を決めましょう。
目的に合わせて最適な代行会社を選定する
プレスリリース代行は、広報分野を得意とするコピーライターに依頼することもできますが、PR代理店、編集プロダクション、広告代理店などの業者にも依頼できます。どの業者を選ぶかは、どんな業務をどの範囲まで依頼するかによって異なります。例えば、プレスリリース原稿作成だけを依頼したいのか、広報業務全般についてもアドバイスをもらいたいのかなど。中には特定の業界知識が豊富で、その業界の専門紙誌などのメディアに強いパイプを持っている業者もあります。B to Bの広報が得意だったり、マーケティングPRが専門だったりと、代行会社によって得意分野が大きく異なるので、過去の実績などを把握した上で、適切な代行先を選びましょう。
ポイントを押さえて最適な代行会社に依頼しよう
プレスリリース代行を選定するにあたっては、まずは依頼する目的やどんな業務をどの範囲まで依頼するかを明確にしておくことが重要です。各社それぞれ得意分野や強みは異なりますので、よく理解して、最適な代行会社を選びましょう。
代行会社に依頼する際の手順やクオリティを落とさないためのポイントを以下の記事にて解説しています。ぜひご覧ください。