2月はアジア圏で春節の大型連休があります。
日本ではなじみがありませんが、「春節」とはどのような祝日なのでしょうか。
また、アジア各国・地域の2019年春節連休カレンダーもご紹介します。
中華圏で最も重要とされる祝祭日・春節
春節とは、旧正月(旧暦の正月)のことです。
日本では元旦に正月を迎えますが、中国や台湾などの中華圏および韓国、シンガポール、タイ、インドネシア周辺の
アジア諸国では旧暦で正月を迎えます。
最も重要とされる祝日として新暦の正月に比べ盛大に祝賀され、国によって数日間の祝日が設定されています。
中国の春節では、国定祝日とされ「中華人民共和国労働契約法」で7日間が祝日と定められています。
伝統では、春節=家族の団欒とされ、ふるさとを離れ都会で暮らしている人も帰省して家族と過ごしますが、近年は連休を利用して家族と旅行にでかけるケースが増えており、日本を訪れる中国人観光客は毎年増加傾向にあります。
日本政府観光局(JNTO)が公表した2018年2月の訪日外国人客数は、前年同月比23.3%増の250万9300人、中国に限っては前年同月比40.7%増の71万6400人となり2月として過去最高を記録しています。
国・地域別の数値は以下のとおり。
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