たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2020「明治ほほえみ」シリーズが育児用ミルク部門No.1に

~乳児用液体ミルク発売からまもなく1年、災害備蓄としての啓発活動も~

meiji

 株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)が販売する国内シェアトップ※2の乳児用ミルクブランド「明治ほほえみ」が、約2,000人のママが選ぶ「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2020」の育児用ミルク部門においてNo.1に選ばれました。

 

図1

「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞」とは、株式会社ベネッセコーポレーションが運営する、妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」が、全国の0才から1才6か月の赤ちゃんがいるママ約2,000人に、「実際に使ってみてよかった」出産準備・育児グッズを調査し、ランキング化したものです。

 

「明治ほほえみ」シリーズは、「赤ちゃんにとって母乳が最良の栄養源である」という考えのもと、徹底した母乳研究※3と発育調査をもとに、ひとつひとつの成分を母乳に近づけて母乳で育つ赤ちゃんと同じ発育を目指して改良を重ねてまいりました。また、さまざまな授乳シーンを想定し、2007年には世界初※4の計量が不要なキューブタイプ、昨年3月には調乳不要で災害時にも役立つ乳児用液体ミルク「明治ほほえみ らくらくミルク」を発売しました。シリーズ全てが同等の栄養設計であることにこだわり、どんな時にも赤ちゃんに適切な栄養が行き届くよう商品開発に取り組んでいます。

 

今回の選出理由として、「母乳に近い成分なので」「定番ブランドなので」といった品質やブランドへの安心感や、「計量の必要がなく、持ち運びに便利」といった利便性を評価する声をいただきました。今後も先進的な改良・開発を重ね、赤ちゃんの発育をサポートしてまいります。

 

※1 たまひよ赤ちゃんグッズ大賞とは、たまごクラブ・ひよこクラブ 2020 年 3月号に掲載のランキング結果です。【調査方法】web 調査、 【対象者】全国の生後0カ月~1才 6 カ月のお子さまを持つ、 たまひよ 読者 約2,000 人

※2 インテージSDI、ベビー専門店含む全国全業態、2019年1月~2019年12月メーカーシェア(物量・金額)

※3 4,000人以上の母乳調査と20万人以上の赤ちゃんの発育調査を40年以上にわたり実施しています。

※4 当社調べ、2007年10月時点

 

■ 乳児用液体ミルク発売から1年を振り返って

株式会社 明治 栄養マーケティング一部 田中 伸一郎

 

 乳児用ミルクは、母乳の代わりとして赤ちゃんの健全な発育を支える貴重な栄養源です。当社はトップメーカーの使命として、赤ちゃんのより良い発育に強くこだわった安全・安心な商品を確実にお届けしていきたいと考えています。

 

●乳児用液体ミルク開発の背景と品質のこだわり

 当社は国内の法整備が行われる10年以上前に乳児用液体ミルクの開発をスタートしました。海外では数十年前から乳児用液体ミルクが販売され、日常的に使われていますが、日本国内においては、2011年の東日本大震災発生以降、特に災害備蓄用途として需要が高まってきました。こうした状況を受けて、当社は社会課題の一つである「災害発生下における乳児栄養の確保」を商品開発の第一優先にしました。

 

 被災現場の授乳環境の実態把握を目的として、2016年の熊本地震から半年後には、被災直後に授乳を経験したお母さま方へのインタビュー調査を行いました。この調査でわかったことは、被災当時、粉ミルクを通じた赤ちゃんへの栄養供給が十分になされなかったという深刻な実態であり、水・お湯がなくても授乳が可能な乳児用液体ミルクの必要性を痛感しました。こうした調査結果に基づいてスピーディーな開発を進めるとともに、災害備蓄用途に適した商品仕様にも強くこだわりました。

また、乳児用液体ミルクは調乳作業が不要でそのまま飲める利便性の高い商品であることから、最近の共働き世帯の増加等に伴って注目されている「育児負担の軽減」に関する社会課題の解決にも貢献できると考えています。

 

安全・安心と栄養設計へのこだわり

 災害発生下の過酷な状況においても中身をしっかりと守れるように、高い堅牢性・密封性・遮光性を兼ね備えたスチール缶を採用しました。加えて、このスチール缶の特性とレトルト滅菌製法の組み合わせによって賞味期限1年を実現しています。そして、赤ちゃんのより良い発育のために最も重要な栄養設計については、乳児栄養研究や母乳分析など長年の研究基盤に基づいて作られた「明治ほほえみ」粉・キューブタイプと同等の栄養設計になるようこだわりました。

 

●発売から約1年。販売状況と今後の課題

 乳児用液体ミルクは、2019年3月の発売当初からその利便性が注目され、「明治ほほえみ」の粉・キューブタイプをお取り扱いいただいていたドラッグストアやベビー専門店等に加え、コンビニエンスストアや空港、サービスエリアなど幅広い店舗に導入されています。実際に商品をご購入いただいたお母さま方からは「商品発売を待っていた」「備蓄しておけば災害時の授乳も安心」「育児の時間短縮につながった」「外出時の授乳の精神的負担が軽減された」などたくさんの感謝の声をいただいています。

 

 また、緊急時の授乳、という面で特に関心が高まったのが2019年の台風15号、19号の時です。特に断水してしまった地域で乳児用液体ミルクが活用されたこともあり、大きな注目を集めました。要請のあった一部の自治体に対しては、乳児用ミルクを支援物資として提供いたしました。その後、10月に内閣府・厚生労働省から自治体向けに乳児用液体ミルクの備蓄を推奨する事務連絡が出されたこともあり、全国の自治体において備蓄が進んでいます。

 

台風直前に需要が急増

 

 

 

図:POSデータ(販売数量)を元に作成。台風報道が本格化した3日前から需要が大幅に伸長した。

 

 この1年で乳児用液体ミルクの認知や購入は着実に高まっています。今後は、自治体、各家庭での備蓄を支援する啓発活動を引き続き行うとともに、販路の拡大や商品に関する情報提供に引き続き取り組んでいきます。また、哺乳びん用乳首がそのまま取り付けられる専用アタッチメント付き「明治ほほえみ らくらくミルク6缶セット(4月下旬発売予定)」をはじめとした利便性のさらなる向上、ならびに乳児栄養に関する基盤研究をベースとした栄養設計にも強くこだわることで赤ちゃんのより良い発育をサポートしてまいります。

 

 

4月下旬発売予定の専用アタッチメント付き「明治ほほえみ らくらくミルク6缶セット」

                                                                                            

■ 乳児用液体ミルクの災害備蓄に向けた取り組み

 子育て世代の防災意識の向上を目指し、2019年に「明治ほほえみ 防災プロジェクト」を立ち上げました。一般財団法人日本気象協会と連携し、乳児用液体ミルクの災害時の使用方法、およびローリングストック法による、災害備蓄の方法などを啓発しています。

 

1.特設WEBサイトおよび小冊子での啓発

 「ママと赤ちゃんの防災サイト」(URL: https://www.meiji.co.jp/baby/milk-stock/)を立ち上げ、災害備蓄の大切さやポイントを紹介しています。多めにストックしたものを日常使いして慣らしながら買い足していく「ローリングストック」などを紹介しています。

また、赤ちゃんがいる家庭に必要な災害時のための備えや、備蓄用品リストなどを小冊子「赤ちゃんのための防災ブック」にまとめ、自治体が主催する防災イベントなどで配布しています。

 

2.災害備蓄に関する調査・啓発活動

 2019年8月には、全国の乳幼児ママ・プレママを対象に、備蓄・防災意識に関するアンケート調査を実施しました。現在、全国約1,700の自治体を対象に、母子避難所の準備や、乳児用ミルク、おむつなど母子に必要な用品の備蓄状況の調査を実施しており、3月上旬に調査結果を公表予定です。

 

3月1日は防災用品点検の日

 9月1日「防災の日」からちょうど半年となる3月1日は、防災システム研究所の山村武彦氏によって制定された「防災用品点検の日」です。防災用品点検の日は3、6、9、12月の1日が指定されており、備蓄品の期限を確認するとともに、季節ごとに必要な備品を定期的に見直すことが推奨されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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プレスリリース添付画像

図1

台風直前に需要が急増

4月下旬発売予定の専用アタッチメント付き「明治ほほえみ らくらくミルク6缶セット」

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