メディア339名に聞いた!メディアからみた「プレスリリース」とは?【メディアアンケート2025】

弊社ではサービス向上のため、毎年プレス会員として登録中のメディアを対象にアンケートを実施しております。
今年は、日々どのように情報収集を行っているのか、また記事(ネタ)の題材を探す際に重視している情報源などをお聞きしました。
2025年12月に実施した調査結果の中から、メディアの実態やニーズを抜粋してご紹介します。
メディアが今どのような情報を求めているのかを知り、ぜひ今後のプレスリリース配信にお役立てください。

アンケートの概要

今回のアンケートの概要は以下の通りです。

調査目的
弊社プレス会員に向けて、サービスの利用状況や要望などを伺い、サービス向上のための参考資料とする。
調査期間
2025/12/1~2025/12/12
調査対象
弊社プレス会員(配信先メディア:2,350媒体)
調査方法
インターネット調査
有効回答数
339サンプル

回答者の媒体区分は以下の通りでした。

1、記事ネタを探すときの主な情報源

記事や取材の題材(ネタ)を見つける際、きっかけとなる情報源を伺いました。結果は以下の通りです。

  1. 「プレスリリース」94.4%
  2. 「企業からのメール案内」62.8%
  3. 「他社報道」48.7%
  4. 「Web検索」46.9%

メディア担当者が記事や取材のネタを探す際の情報源は「プレスリリース」が圧倒的に多い、9割超えの結果となりました(配信サービスや企業サイトからの配信を含む)。
続いて「企業からのメール案内」が6割新聞やWebメディアなどの「他社報道」、「Web検索」がそれぞれ5割弱でした。また「企業HP」「SNS」は4割弱になっています。

記事ネタを見つけるきっかけはプレスリリースが1位

この結果からも分かるように、メディア記者は記事ネタを探すために、まずプレスリリースを確認しています。プレスリリースが記者の日常的な情報収集の基盤になっていると言えます。
また2位以下の結果から、メディア記者は他社の報道やWeb・SNSでの検索も併用し情報収集を行っていることが分かります。複数情報を確認・比較し、自社メディアへの記事化の判断を行っていることが伺えます。

2、最も重要視している情報源は何か

続いて記事ネタを探す際に「最も重視している情報源は何か」を伺いました。結果は以下の通りです。

  1. 「プレスリリース」49.0%
  2. 「企業からのメール案内」18.0%
  3. 「他社報道」7.7%
  4. 「Web検索」7.4%
  5. 「企業HP」5.3%

メディア記者が記事作成や取材をする際、最も重要視している情報源は「プレスリリース」で約5割、次いで「企業からのメール案内」で約2割、「他社報道」「Web検索」が約1割、「企業HP」「企業SNS」と続く結果になりました。

最も重要視している情報源もプレスリリースが1位

多くの情報摂取の選択肢がある中で、メディア記者が最も重要視している情報源はプレスリリースという結果になりました。
プレスリリースは組織としての公式文書です。そのためメディア関係者からも絶大な信頼の下、情報源になっていることが伺えます。

記事のきっかけにも、判断基準にもなるプレスリリース

「1、記事ネタを探すときの情報源」「2、最も重要視している情報源」の結果から、プレスリリースは記事や取材のきっかけになり、最重要視事項として確認されている情報源であることが分かります。よってプレスリリースを配信していない場合、記事化の検討対象から外れる可能性が非常に高くなるということが明言できます。

プレスリリースの配信目的は、単に社会へ向けての情報発信というだけではなく、メディアに一次情報として提供し、「第三者の視点」で報道・記事化してもらうことでもあります。
広報担当者はプレスリリースを配信することで取材への入り口を作り、自社情報をパブリシティにつなげていくことが大切になってきます。

プレスリリースは配信すれば必ず記事化されるものではなく、メディア記者の「記事化の判断」に委ねられます。そのためにまずは記者に本文を読んでもらう必要があります。本文まで読み進めるポイントは「タイトル」です。
プレスリリースのタイトルのつけ方について、以下の記事にて詳しく解説しています。ご参照ください。
「記事になりやすいプレスリリースのタイトルのつけ方は?」の記事を見る

3、記事を作成する際の情報収集に関する課題

メディア記者が実際に記事を作成する際、「情報収集において課題に感じていること」を伺いました。自由回答として、以下のような意見が見受けられました。

・「問合せ先のメールの記載がない場合がある」
・「良さそうな情報を見つけても、問い合わせに対応できる企業側の体制が不十分だと掲載が遅くなったり、見送ったりするケースがある」
・「プレスリリースは最低限内容と連絡先・担当者がわかるので早く対応できるが、企業HPのみだと問合せから記事にするまでに踏まないといけない段取りが多く、時間がかかる

・「配信サービスだとどの媒体にも掲載されるので、切り口を変えるなど工夫が必要
・「たとえば新製品リリースの場合、製品の画像が用意されていないとき。メーカーや広報に直接依頼して画像を入手しなければいけないので手間がかかります。これがなくなるといいのですが」
・「画像のクオリティがWEB媒体用だと印刷のクオリティにならないこと」
・「写真などが充実していると嬉しいです」

2025年アンケート結果より抜粋

メディア記者は記事作成の際、「問い合わせ先」「写真・画像」の点において対応に苦慮しているという声が挙がりました。実はこの意見は、毎年見受けられるものでもあります。画像については、2018年の調査では最も多くの声が挙がりました。
たとえ良いネタであっても、画像や問い合わせ先不備などのミスで記事化が見送られてしまうこともあり得ます。
プレスリリースを作成する際は、問い合わせ先の記載、写真や画像の添付・掲載を必須で行うよう心に留めておきましょう。

問い合わせ先について、以下の記事に詳細をまとめてあります。あわせてご確認ください。
「実は記事化を左右する!プレスリリースに問い合わせ先を必ず書こう」の記事を見る

プレスリリースの画像については、以下の記事をご参照ください。
「プレスリリースに画像は必須?記事化を目指すならしっかり画像を用意しよう」の記事を見る

4、PRワイヤーを利用する中で、特に価値を感じていること

PRワイヤーのプレスリリース配信サービスを利用する中で、「特に価値を感じていること」を伺いました。結果は以下の通りです。

  1. 「運営主体への信頼性」57.8%
  2. 「必要な情報を効率的に入手できる」40.4%
  3. 「信頼性の高い情報が届く」40.4%
  4. 「タイムリーに情報が届く」36.6%
  5. 「プレスリリースの質が一定以上保証されている」28.6%

共同通信PRワイヤーのプレスリリース配信サービスを利用する際、特に価値を感じていることは「運営主体への信頼性」が約6割、次いで「必要な情報を効率的に入手できる」「信頼性の高い情報が届く」が同率で各4割となりました。また「タイムリーに情報が届く」が4割弱「プレスリリースの質が一定以上保証されている」が約3割という結果になりました。

PRワイヤーが最も重視されている価値は「信頼性」

PRワイヤーのプレスリリース配信サービスが最も評価されている点は、運営主体への信頼性という結果になりました。
共同通信PRワイヤーは、報道機関である共同通信社が母体です。プレスリリース配信サービスを日本で初めて行ったパイオニアであり、20年の歴史があります。長年構築された報道機関との強い信頼関係があり、それは現在もさらに強固なものとなっています。

またメディアからメディアに情報を届けるという立場にあるため、より一層信頼性のあるリリースを配信しなければならないと認識しています。そのため、会員登録時の企業審査をとても重視しています。「数よりも価値を届ける」という理念の下、日々のプレスリリース配信を行っています。

他社との違いとして、タイムリーに情報が届く点も評価されました。まとめて配信せず、質の高い新鮮な情報を鮮度の高いうちにお届けできている点が「必要な情報を効率的に入手できる」という声の一つにつながっているのかもしれません。

当社を利用いただいている企業様にインタビューを行いました。「PRワイヤーのプレスリリース配信サービスの利用で変化を感じた」「メディアの反応が変わった」という広報担当者様の声を、ぜひご覧ください。
「「自分たちが伝えたいメッセージを届ける」ためにプレスリリースをうまく活用したい【クックビス株式会社】の記事を見る

5、PRワイヤーのプレスリリース受信について、課題に感じている点

「弊社からのプレスリリース受信について、課題に感じている点」を伺いました。自由回答として、以下のような意見が見られました。

・「どれが特筆すべき情報なのかしっかりと読み込まないとわからないことがある」
・「住所の表記が郡どまりのことが散見される。市町村レベルで記入するよう(郡は不要です)、リリース発信企業に呼び掛けて頂ければ幸いです」
・「早めに情報をいただけるとありがたい(イベント開催前々月末までに)」
・「月刊誌なので、早めのリリースがありがたいです(イベントなら開催日の2カ月前など)」

2025年アンケート結果より抜粋

回答から「内容は分かりやすく簡潔に書く」こと、「プレスリリース配信のタイミング」、その他「適切な配信カテゴリの選択」などの意見が多く見受けられました。
プレスリリースは配信前に改めて客観的に見直し、タイトルやリード文、画像、問い合わせ先、読みやすい文章になっているかなどをチェックし、確認するようにしましょう。

プレスリリースの配信前にチェックポイントをご活用ください。
「【図解付き】これを押さえればOK!プレスリリースを書く時の10のチェックポイント」の記事を見る

プレスリリースの配信タイミングについて以下の記事にまとめています。ご参照ください。
「プレスリリースの配信タイミングはいつ?最適な曜日と時間を決めて効果的に配信しよう」の記事を見る

また配信カテゴリの選択に関して、PRワイヤーではプレスリリースを配信する際、159種類のカテゴリの中から選択することが可能です。プレス会員の方も、受信を希望するリリースのカテゴリ選択が可能です。ぜひご活用ください。

6、プレスリリースの受信・閲覧方法

プレスリリースの受信や閲覧方法について、普段、どのような端末(デバイス)で、プレスリリースを受信・閲覧しているか、また今後はどのような形式で受信を希望されるかを伺いました。

端末デバイス別

設問「現在、どのような端末(デバイス)で、弊社からのプレスリリースを受信・閲覧されていますか?」について、上位3端末は以下のような結果でした。

  1. 「ノートパソコン」61.4%
  2. 「デスクトップパソコン」50.1%
  3. 「スマートフォン」24.8%

昨年に引き続き多くのメディア記者は、パソコンやスマートフォンなどの電子デバイスでプレスリリースを受信・閲覧しています。FAXや紙での閲覧は0.3%という結果になりました。昨年、一昨年のアンケートと比較してみても同じ結果であるため、この傾向は益々続いていくことが予想されます。

メディアが希望する受信形式

設問「現在、FAXとテキスト・HTML形式の電子メールでプレスリリースをお送りしています。今後はどのような形式での受信を希望されますか?」について、上位3回答は以下のような結果でした。

  1. 「メール/テキスト形式」67.6%
  2. 「メール/HTML形式」64.3%
  3. 「スマートフォンアプリ」3.5%

最も希望される受信形式は「メール/テキスト形式」(67.6%)となりました。
昨年、一昨年のアンケートでは、「メール/テキスト形式」と「メール/HTML形式」の順位が毎年僅差で入れ替わっています。(2024年は「メール/HTML形式」が1位、2023年は「メール/テキスト形式」が1位、いずれも僅差)。
テキスト形式とHTML形式を合わせると、9割以上のメディアがメールでの受信形式を希望している状況が伺えます。FAXや郵送での受信希望は合わせても5パーセント以下という結果でした。

プレスリリースをメールで送付する場合は、以下の点に注意が必要です。

  • 件名には会社名と本文の内容を端的に記載する
  • 本文は簡潔にまとめる
  • 挨拶文はビジネスメールを意識する
  • 末尾に必ず連絡先を記載
  • 画像や資料はプレスリリースのPDF添付がおすすめ

プレスリリースをメールで送付する方法について、以下の記事内にて詳しく解説しています。送信前にぜひご一読ください。
「例文あり!プレスリリースをメールで送る方法」の記事を見る

「業界No.1の記事化率」でメディアに選ばれ続けている配信サービス

今回のアンケートからは、記者は単一情報だけではなく、プレスリリース、企業SNSなど複数情報を参照して記事化の判断を行っていることが伺えました。その起点として最も活用され、かつ判断材料としても重視されているのがプレスリリースです。

共同通信PRワイヤーは、信頼性・速報性・効率性の良いプレスリリース配信環境を担保するため、以下のような活動を定期的に行っています。

  • 年に1度、定期的なメディアリストのメンテナンス(メディア登録は申し込みのあったメディアだけに配信。さらに毎年登録の有無を確認)
  • 新刊・廃刊・休刊情報、希望カテゴリー変更など、メディア登録情報の変更の随時確認
  • プレスリリースの受信状況の随時確認など

共同通信PRワイヤーは今後もアンケートの実施を通しメディア側の要望の理解を深め、プレスリリースの記事化率70%超え(※)の「記事化につながる」プレスリリース配信を行ってまいります。

(※)共同通信PRワイヤーほか同業他社から配信されたプレスリリースの記事掲載率を外部機関に調査委託(国内配信が対象)。共同通信PRワイヤーの場合は2021年12月に配信された532本のプレスリリースを2022年2月28日まで追跡。プレスリリースの転載(提携メディア含む)は除外。調査対象は紙媒体およびWebメディア。

また過去のメディアアンケートをご覧になりたい方は、以下をご参照ください。

メディアに聞いた!読み進めるプレスリリース基準とは?【メディアアンケート2024】

詳しく見る>

アンケートイメージ

今、メディアがプレスリリースに求めること【メディアアンケート2023】

詳しく見る>

書く人

プレスリリースに対するメディアからの要望 〜2018/11 メディア・アンケート結果より

詳しく見る>

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PRwire編集部

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