Sequansが業界初のCommon Criteria EAL5+認定セルラーIoTプラットフォームを提供

Sequans Communications

AsiaNet 93503 (3105)

 

【パリ2021年12月7日PR Newswire=共同通信JBN】

*Monarch 2は、最高レベルのCC EAL5+セキュリティー認定のためのCommon Criteriaテストを通過した最初のLTE-M/NB-IoTチップ

 

*リモートSIMプロビジョニングを備えたKigenのSIM OSによって駆動される実証済みの完全なiSIMソリューションが利用可能

 

*米国および欧州の有力なグローバルオペレーターで運用されている

 

*評価キットが7日から入手可能

 

セルラーIoTコネクティビティーソリューションの有力プロバイダーであるSequans Communications S.A(NYSE: SQNS)は、業界初のGSMA準拠のintegrated SIM(iUICC)がCommon Criteria認定を受け、同社の第2世代LTE-M/NB-IoTチップのMonarch 2で利用可能になったと発表した。

 

Logo - https://mma.prnewswire.com/media/1521139/Sequans_Communications_Logo.jpg

 

SIMがチップに直接組み込まれたintegrated SIMは事実上改ざんが不可能であり、セキュリティーが最も重要であるユーティリティー、ヘルスケア、バンキング、リテールなどのIoTアプリケーション向けに強力なセキュリティー優位性を提供する。integrated SIMを搭載するMonarch 2の発売は、待ち望まれた重要な機能であり、大規模なIoT実現に深い影響力を及ぼすと期待されている。Monarch 2はiUICCを超えて、今回認定されたセキュアエンクレーブ(GSMA規格「IoT Safe」、ないしはその他のソリューションを使用する)を活用して、極めてセキュアなデータ暗号化を実現する。integrated SIM搭載のMonarch 2は、電力消費、サイズ、コストを削減する上で重要な利点も実現する。

 

Sequansは、半導体設計企業向けセキュリティーIPの有力プロバイダーであるTiempo Secure、リモートSIMプロビジョニングを備えたSIMオペレーティングシステムのグローバルプロバイダーであるKigenと提携し、チップ内蔵の完全な同社iSIMソリューションを市場に提供する。Sequansは、Monarch 2のCC EAL5+Common Criteriaセキュリティー評価がテストされ、証明されたCEA-LETIとの認定作業を処理したTiempoと提携した。SequansとKigenは、Kigenの高度なSIM OSを主要な顧客およびオペレーターと共に使用してMonarch 2のiSIM機能を実証した。Integrated SIMを搭載するSequansのMonarch 2は現在、米国および欧州のティア1オペレーターネットワークで厳選された顧客と共にサンプリングを行っている。

 

SequansのGeorges Karam最高経営責任者(CEO)は「われわれは、大規模IoTのビジョンをエキサイティングな可能性から今日の現実性に変えるMonarch 2の新しくて強力なiSIM機能によって、新しい金字塔を打ち立てた。われわれがIoT顧客にiSIMソリューションを提供することを支援することに貢献してくれたKigenとTiempoに感謝する。顧客はこのソリューションから最新のロジスティクス、製造、プロビジョニングで大きな恩恵を受けることができ、ソリューションは真に将来性があるものである。Common Criteria認定に関わった全ての人は、このプロセスが本質的に複雑で困難なものであることを知っているが、われわれは当社顧客のIoTアプリケーションのための難攻不落のセキュリティーが必要であると理解しているため、これを実現することを決意した」と語った。

 

TiempoのSerge Maginot最高経営責任者(CEO)は「Monarch 2は、最先端のIoTプラットフォームの1つであり、そのような高いレベルの統合セキュリティーを備えた唯一のLTE-M/NB-IoTチップである。当社のセキュアエレメントIPを統合する極めて複雑なチップでCommon Criteria EAL5+認定に合格することは、世界初の偉業であり、GSMA準拠のintegrated SIMを搭載するMonarch 2が第1級のソリューションであることを実証している」と語った。

 

KigenのVincent Korstanje氏は「integrated SIMはセキュリティー強化に加え、サイズとシリコンフットプリントの大幅な削減を提供する。リモートSIMプロビジョニングを装備するKigenのiSIM OSは、顧客がCC EAL5+認定のMonarch 2 SoCによってIoT市場の最もセキュリティークリティカルなアプリケーションに対処することを可能にするのを誇りに思う」と語った。

 

AT&TのCameron Coursey副社長(IoTソリューション担当)は「SequansがMonarch 2のEAL5+認定で達成した高いレベルのセキュリティーは、IoTデバイスのiSIM導入を必ず加速する。オンチップで利用可能なSIMセキュリティーは、IoT市場を加速するのに大きな効果をもたらすと考えている」と語った。

 

ItronのAmanda Huang上級製品マネージャー(Intelis Cellular水道メーター担当)は「Sequansは、Monarch 2のiSIMに規格ベースのアプローチを採用することで賢明な決断をした。われわれは、より容易な製造を提供するためにエコシステムでそのようなアプローチを採用することに価値があると考えており、これはItronが運用管理の効率性を向上させるとともにサプライチェーンを効率化する」と語った。

 

ABI Researchによると、今後5年間のeSIM/iSIMデバイスの累積出荷は38億に達する。

 

ABI ResearchのPhil Seelyリサーチディレクターは「規格化および認定は、eSIM/iSIM機能と、それに続く市場機会を解き放つためのカギとなる。Sequansのような先発企業は、真のエンドツーエンドのデジタル化を実現するために、規格化の重要性とその重要な役割を理解している。Sequansと、完全GSMA準拠のiUICCサポートに対するCC EAL5+認定を受けた同社のMonarch 2ソリューションは極めて重要な例であり、eSIM/iSIMとその機能を普及させることに役立つ」と語った。

 

厳選されたモバイルネットワークオペレータープロファイルを使用してiSIM搭載のMonarch 2をテストするための評価キットは現在入手可能である。より詳しい情報はsales@sequans.com にコンタクトを。

 

▽Sequansについて

Sequans Communications S.A.(NYSE: SQNS)は、セルラーIoTコネクティビティーソリューションの有力な開発企業およびサプライヤーで、5G/4GのmassiveおよびブロードバンドIoT向けのチップおよびモジュールを提供している。Sequansは、同社のフラグシップMonarch LTE-M/NB-IoTとCalliope Cat 1チッププラットフォームに基づく包括的な製品ポートフォリオを提供し、業界をリードする低電力消費、一連の統合機能、世界展開能力を特徴としている。5G/4GブロードバンドIoTアプリケーション向けに、Sequansは低コストの住宅、企業、産業アプリケーション向けに最適化された同社のCassiopeia Cat 4/Cat 6 4Gおよび高性能のTaurus 5Gチッププラットフォームに基づく製品ポートフォリオを提供している。2003年創業のSequansはフランスのパリを本拠とし、米国、英国、イスラエル、香港、シンガポール、フィンランド、台湾、韓国、中国にオフィスを構えている。Sequansのウェブサイトwww.sequans.com を参照。

 

将来予想に関する記述(http://www.sequans.com/news-events/press-release/forward-looking-statements/

 

Sequansのメディア問い合わせ先

Kimberly Tassin (USA)

+1.425.736.0569

kimberly@sequans.com

 

Sequansの投資家問い合わせ先

Kim Rogers (USA)

+1.385.831.7337

kim@haydenir.com

 

ソース:Sequans Communications

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中