直訳すると「銀行の休日」。銀行の休日が国民の祝日になっているのです。
では、バンクホリデーとは、どのようなお休みなのでしょうか?
バンクホリデー(Bank Holiday)とは?
英国には、クリスマスやイースターなどの「宗教的な祝日」と、「労働者の休息日」の2種類の祝日があると言われています。「労働者の休息日」に、「バンクホリデー(Bank Holiday)」があります。
バンクホリデーは、1871年に制定されたBank Holidays Act(銀行休日法)という法律に由来しています。
元々は銀行員の休日として設定されたのですが、銀行の取引ができないために多くの企業や学校も休日となり、今では国民の祝日(Public Holiday)のような位置付けになったと言われています。
バンクホリデーは、「Early May」「Spring」「Summer」と3回あり、5月(2回)と8月(1回)の「月曜日」に設定されています。
地域によって多少異なる祝日
ご存知のように英国は、イングランド、スコットランド、ウェールズの「グレート・ブリテン」に、北アイルランドを加えた連合王国(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)です。
国内統一の祝日が多いのですが、地域によって異なる祝日もあります。
例えば、1月1日のニューイヤーズデイは全国共通ですが、スコットランドだけは1月2日も休日です。
また、3月のセントパトリックスデー(St Patrick’s Day)は、北アイルランドだけの休日です。
バンクホリデーも、地域によって違いがあります。2019年のバンクホリデーは以下の通りです。
8月のサマー・バンクホリデー(Summer Bank Holiday)が、スコットランドだけ異なっています。
海外配信先国の祝日・休日にご注意を!
PRワイヤーの海外配信サービスは、お客様からお預かりした「英文」のプレスリリースを、アジア太平洋地域は「AsiaNet」を通じて配信し、欧米などその他の地域には「PR Newswire」を通じて配信します。配信されたリリースは、現地通信社が現地語に翻訳し、現地のメディアに配信します。
配信日が配信先国の祝日・休日の場合、現地通信社もお休みしオペレーションが停止するため、現地メディアに届けることができません。くれぐれもご注意ください。
汐塾サイトでは毎月、各国の祝日・休日をお知らせしています。
海外配信の日程を検討する際には、是非チェックしてみてください。