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プレスリリースの分析方法 分析して次にどう生かすかを考えよう

分析イメージ、黒板に文字を書く様子

プレスリリースを配信した後は、今後のクオリティ向上のために配信したプレスリリースの分析を行いましょう。
プレスリリース配信後の評価方法や結果分析、データの作成方法、メディアに記事化されるための効果的な手段などを詳しく説明していきます。

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プレスリリースの結果を分析する意義とは

プレスリリース原稿をチェックしている、パソコン、メガネ

広報担当者はプレスリリースの配信後、結果分析を行っているでしょうか。
プレスリリースごとに配信結果を分析することで、次に作成するリリースのクオリティを上げ、より良い結果を生み出すことが可能になります。またプレスリリースの配信本数が少なくても、効果を出せるリリースを作成することができます。
次回のリリース掲載につなげるために、配信したプレスリリースの結果の考察・検証をしましょう。

プレスリリースの分析をする手順

プレスリリース配信後の分析方法には、以下の3つの手順があります。

  1. 計測するデータを集める
  2. 仮説を立て、考察する
  3. 結果を検証し、次のプレスリリースに生かす

これらを行う下準備として「分析シート」を用意しておきましょう。
ExcelやGoogleスプレッドシートなどで分析シートを準備し、一覧にすることで、各リリースごとに配信条件や配信結果を整理し、可視化することができます。それぞれの手順の詳細については、下章1〜3で詳しく説明していきます。

1、計測するデータを集める

データ、円グラフ、棒グラフ、ルーペ、数値

最初に計測するデータを集めましょう。プレスリリースの結果を可視化するための収集データは以下の4点があります。

プレスリリースのPV、UU数の計測

プレスリリースの配信後、プレスリリースのページビュー数(閲覧数・PV)と、ユニークユーザー数(訪問者数:UU)の計測を行いましょう。
自社Webサイトや自社SNS、それぞれの計測のほか、プレスリリース配信サービスを利用している場合は配信サービスページでの計測もそれぞれ行います。

記事掲載、転載掲載数の計測

メディアに記事化された、または報道された「プレスリリースの記事掲載数」と「転載掲載数」を計測します。
新聞や雑誌、Webメディアなどに掲載された記事を収集し、切り抜き、記録・保管する「クリッピング」もあわせて行っておくと良いでしょう。クリッピングではどのメディアにどのように掲載されたかを把握することができるため、さらに詳細を分析したい場合に役立ちます。

クリッピングの方法は、以下の記事に詳しく説明しています。ご参照ください。
「クリッピングとは?広報担当者が知っておきたい目的と活用方法」の記事を見る

検索や切り抜き作業、ファイリングでの保存など、自社でクリッピングを行うには膨大な手間やコストがかかります。
共同通信PRワイヤーでは、プレスリリースのクリッピングサービス「ニュースサイト・クリッピング」を無料で行っています。

  • Webメディアの中から約2,000のニュースサイトをクリッピングし、記事の掲載結果を通知
  • クリッピングはプレスリリース1配信ごと、「配信24時間後」「配信72時間後」の2回、結果をメールとお客様専用サイト内にていち早くお知らせ
  • クリッピング期間は2週間、クリッピング開始日の設定も可能
  • クリッピングのキーワード指定が可能、プレスリリース入稿の際に設定したキーワードを元にクリッピングを実施
  • 広告換算値もレポート。広告換算値は当社独自換算値で算出し、レポートはPDFやExcelでの出力が可能

詳しくは下記のページをご覧ください。
共同通信PRワイヤー「ニュースサイト・クリッピング」を見る

広告換算値を算出する

「広告換算値」とは、プレスリリースの配信後、メディアに掲載された記事や報道された内容の価値を数値化し、プレスリリースの価値を相対的に計測する方法です。広報・PR活動のオーソドックスな効果測定方法の一つになります。
広告換算値の算出方法は、掲載された記事サイズや文字数、報道時間などの掲載量を、実際の広告費用に換算し、費用対効果を測ります。
広告換算値のメリットは、メディアに露出した量を各媒体の広告費に当てはめて換算するため「掲載価値」として把握することが可能になります。そのため昨対比や他社との比較など、PRの成果を相対的に計ることができ、より具体的に可視化することができます。

「広告換算値」の具体的なやり方は以下の記事にまとめています。ご参照ください。
「広告換算値とは?効果測定と算出方法を解説」の記事を見る

SNS広告のデータ分析

SNS広告とは、SNSのプラットフォームに広告を出すことです。X(Twitter)やInstagram、Facebookなど、SNSを使用した広告展開も重要視される昨今、プレスリリースのSNSでの露出も大切になってきました。
共同通信PRワイヤーでは、各SNS広告でプレスリリースを自動配信するオプションサービス「SNS広告Auto」「SNS広告Pro」を行っています。
このサービスでは、SNS広告のデータ分析の利用が可能です。性別や年齢別のデータも見ることができるため、配信したリリース内容に興味がある層の分析が容易にできます。
ターゲティング機能を使用しながらの配信のほか、プレスリリース1配信ごとに利用選択が可能。さらに「SNS広告Pro」では、海外配信にも対応しています。


X(Twitter)、Instagram、Facebookの各SNS広告でプレスリリースを自動配信する「SNS広告Auto」「SNS広告Pro」の詳細はこちらをご参照ください。
手軽に低価格でSNSへの情報露出を強化「SNS広告Auto」「SNS広告Pro」

また「SNS広告Auto」「SNS広告Pro」について、以下の記事で詳しく説明しています。ぜひご参照ください。
「SNS広告とは?広報で活用するメリットや選び方を解説」の記事を見る

2、データの結果から仮説を立て、考察する

データチェック、データの修正、数値、ペンを持つ手

次に収集したデータを見比べ、その結果から仮説立てを行い、考察します。考察ポイントは以下の3点が挙げられます。

プレスリリースのPV数を比較

プレスリリースごとに、ページビュー数を比較します。
PV数の数値が大きく伸びたプレスリリースは、タイトルや内容が魅力的だった可能性が高いという判断ができます。

掲載記事化数の比較

メディアに記事化されたリリースや報道されたプレスリリースの数を比較します。
テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、Webメディアなど、メディアごとに分類して記事化本数を比較すると、より詳細な分析ができるでしょう。

メディア選定・カテゴリ選定の検証

プレスリリースを配信した際のメディア選択が最適だったのか、メディアのカテゴリ自体が間違っていなかったのかを検証します。
メディアでは、それぞれ読者層や視聴者層が想定されています。自社商品・サービスやプレスリリースのターゲット設定と合致しているか、プレスリリースの内容とブレていなかったのかなども加味し、メディアだけではなくメディアのカテゴリ設定も検証しましょう。

配信先の媒体やメディアの特徴など、メディア選定について以下の記事内でも詳しく説明しています。ご参照ください。
「メディア掲載を狙うには?取り上げられるコツを解説」の記事を見る
「プレスリリースを戦略的に配信して効果アップ!メディア露出を高める方法も解説」の記事を見る

3、結果を検証し、ブラッシュアップする

ブラッシュアップイメージ、会議、ミーティング、相談、データを見て思案

最後に考察結果を検証し、次回配信するプレスリリースのクオリティアップにつなげます。ブラッシュアップの方法は以下の3点があります。

魅力的に見えるタイトルの書き方を調査する

プレスリリースにおいてタイトルは、最重要項目です。メディアはプレスリリースのタイトルを見て、内容に目を通すか否かをジャッジします。
そのためPV数が伸びたリリースやSNS広告が伸びたリリースは、タイトルに魅力があったものかもしれません。

タイトル作成のポイントは、パッと見て内容が一目で理解できるような、簡潔な内容にすること。またタイトルサブタイトルと使い分けて作成し、それぞれ30字程度から50字以内の文字数を目安にすると、プレスリリースの内容が伝わる良いタイトルができあがります。以下の記事も参考に、タイトルの付け方を研究してみましょう。

タイトルのつけ方について以下の記事にて詳しく解説しています。ご覧ください。
「記事になりやすいプレスリリースのタイトルのつけ方は?」の記事を見る

記事になったプレスリリースを集めて強みを発見する

メディアに記事として取り上げられたプレスリリースや報道されたプレスリリースを集め、検証してみましょう。
プレスリリースの内容の良し悪しだけではなく、自社の強みが見えてくるかもしれません。
またメディアに記事化されたプレスリリースは、メディアにとってニュースバリュー(報道価値)があったものです。
メディアが好む「独創性」「独自性」「社会性」「希少性」「意外性」の視点も踏まえ、記事化されたプレスリリースの特徴を拾ってみましょう。

メディアのニュースバリューについて、以下の記事に詳しくまとめています。あわせてご参照ください。
「メディアに取り上げられやすいプレスリリースとは?プレスリリース配信会社が解説」の記事を見る

プレスリリースを継続して配信する

継続的なプレスリリースの配信も忘れずに行いましょう。メディアはリリースを記事にする際、当該企業の詳細を調べると共に、過去に配信されたリリースの内容もチェックします。過去にどのようなプレスリリースを配信しているのかを見て、企業の信頼性を確認しています。
つまり継続的に配信し実績を蓄積していくことで、メディア掲載の可能性を高めていくことができるのです。
また広報担当者がメディア記者・担当者と、良好な関係を築くための活動「メディアリレーションズ」も、メディア掲載に深く関わってきます。
「プレスリリースの継続配信」と「メディアリレーションズ」を行いながら、プレスリリース作成のブラッシュアップを行うことができると、メディア掲載にまた一歩近づくことになるでしょう。

メディアリレーションズについて、以下の記事が参考になります。あわせてご覧ください。
「メディアリレーションズで大切なこととは?メディアとの関係構築に必要なポイント7選」の記事を見る

プレスリリースの分析を行いより効果的な配信につなげよう

配信したプレスリリースの分析を行うことで、少ない配信本数でも効果を出すことができる、クオリティの高いプレスリリースを作成することが可能になります。
さらに継続してプレスリリースを配信することで、メディアからの信頼も得ることが可能になります。配信したプレスリリースの分析をし、反省を活かして、次回のより良い広報活動につなげましょう。

プレスリリースのメディア配信は「プレスリリース配信サービス」を利用するとより記事化やメディア露出を狙いやすくなります。
共同通信PRワイヤーの「国内プレスリリース配信サービス」では、自社のプレスリリースを確実に、効率よくメディアに届けることができます。
配信後のプレスリリースの分析も当社にお任せください。リリースごとに約2,000のニュースサイトをクリッピングし、記事掲載結果と広告換算値を無料でレポート​​します。さらに下記のサービスも好評をいただいています。

  • 記事化率70%(※)と業界No.1
  • 一度に平均1,500件に配信
  • 50サイト以上の提携メディア掲載
  • 共同通信グループによるメディアからの情報の信頼性
  • 最新のメディアリストを使用
  • 広告換算値などのレポート機能は無料
  • 有料の「新聞クリッピング・広告換算オプション」も用意

※共同通信PRワイヤーから配信されたプレスリリースの記事掲載率を外部に調査委託。共同通信PRワイヤーから2021年12月に配信された532本のプレスリリースを2022年2月28日まで追跡。プレスリリースの転載は除外。調査対象は紙媒体・Webメディア。

共同通信PRワイヤーの「国内プレスリリース配信サービス」の詳細は下記のページをご覧ください。
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