『環境モデル都市富山』をご紹介します

富山市

平成25年5月27日

富山市

『環境モデル都市富山』をご紹介します

 富山市は、平成20年7月に国から「環境モデル都市」に選定され、平成21年3月に、地球温暖化防止に向けた、二酸化炭素排出量を大幅に削減するための「富山市環境モデル都市行動計画 ~コンパクトシティ戦略によるCO2削減計画~」を策定しています。

(1)計画の目標

『公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり』を基本方針とし、行政・市民・事業者が一体となって、CO2排出量の削減に取り組むことで、富山市における全体のCO2排出量を基準年(2005(平成17)年)比で、2030(平成42)年に30%、2050(平成62)年に50%削減することを目指します。

 また、市民の皆様に、まちなかでの居住や郊外での居住など多様な住まい方が選択できる環境を提供しながら、中長期的にはまちなかや公共交通沿線の人口密度を高めるとともに、中山間地域での定住環境を維持し、都心・郊外・中山間地域のどの地域においても環境負荷が小さい低炭素社会を実現していきます。

(2)CO2排出量の削減に向けた取組の方針

①公共交通の活性化の推進

 過度に自動車に依存した交通体系から脱却し、増え続ける運輸部門のCO2排出量の削減を図るため、既存路線のLRT化やそのネットワーク化の基盤整備、ICカード利用拡大事業の利用促進施策を実施するなど、公共交通の利便性と魅力を高めることにより、公共交通の利用促進を図ります。

②中心市街地や公共交通沿線への機能集積の推進

 平坦な地形や高い戸建志向を背景に進行する市街地の外延化に歯止めをかけるため、都心地区および公共交通沿線居住推進地区における住宅建設や購入に対し、補助金を交付するなどの支援を行い、生活関連施設も含めた都市機能の集約を推進することにより、「歩いて暮らせるまち」を実現し、過度な自動車利用の見直しを図ります。

③コンパクトなまちづくりと一体となったエコライフの推進

 郊外の戸建住宅から、都心および公共交通沿線の集合住宅への住み替え促進と戸建住宅の省エネ性能の向上を図るとともに、市民総参加型の温暖化防止行動「チームとやまし」の取り組みを推進するなど、環境に対する市民意識の高揚を図ります。

④コンパクトなまちづくりと一体となったエコ企業活動の推進

 再開発などによる中心市街地の活性化とあわせた業務建築物の省エネルギー性能の向上のほか、小水力発電やメガソーラー、木質バイオマスなどの再生可能エネルギーの普及推進、就業空間・生産活動の低炭素化により、環境負荷の少ないワークスタイルへの転換を推進します。

 富山市では、この行動計画を着実に実施し、平成23年12月に選定された「環境未来都市」の計画とともに、今後も一層、環境施策を推進してまいります。

≪富山市環境モデル都市≫

http://www.city.toyama.toyama.jp/kankyobu/kankyoseisakuka/ondankataisakukikaku/kankyomoderutoshi.html

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

目指す都市像

ライトレール

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

このプレスリリースを配信した企業・団体

  • ※購読している企業の確認や削除はWebプッシュ通知設定画面で行なってください
  • SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中