ロシアのデジタル・エージェンシー「トラフィック社」を100%買収予定

電通

電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、傘下のAegis Media Russia & CISを通じて、ロシアのTraffic Agency LLCの株式100%を同社株主から取得することで合意しました。

2013年10月2日

株式会社電通

ロシアのデジタル・エージェンシー「トラフィック社」を100%買収予定

株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、資本金:746億981万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、傘下のAegis Media Russia & CIS(イージス・メディア・ロシア & CIS)を通じて、ロシアのTraffic Agency LLC(以下 トラフィック社)の株式100%を同社株主から取得することで合意しました。買収手続き完了のためには、ロシア独禁法当局の承認が必要で、およそ1カ月程度を要します。

トラフィック社は、デジタルメディア戦略、メディアプラニングおよび広告枠の買付、広告制作、調査・分析、ソーシャルメディア・マーケティングなどデジタル領域全般のコミュニケーションを統合したサービスに強みを持つデジタル・エージェンシーです。

当社グループはこれまでロシアにおけるデジタル領域のサービスを、主にグローバルネットワーク・ブランドのひとつであるIsobar(アイソバー)※ 傘下のAdWatch Isobar(アドウォッチ・アイソバー)で行ってまいりましたが、トラフィック社の買収により第2のデジタル・エージェンシー系列が誕生することになります。なお、買収完了後は社名をTraffic Isobar(トラフィック・アイソバー)へと改名する予定です。

当社グループのメディア・コミュニケーション・エージェンシーであるCarat(カラ)が本年9月に発表したロシアの広告費は、対前年比で、2012年は12.9%増加し、2013年、2014年もそれぞれ11.2%、11.0%と二桁成長が続くと予測しています。上記2つのデジタル・エージェンシーを含む当社グループの、同国デジタル広告市場におけるシェアは30%程度となり、業界最大規模のネットワークとなります。今回の買収を機に、ロシアにおける成長戦略を加速させてまいります。

なお、本件が当社の平成26年3月期の連結業績に与える影響は軽微です。

※Isobar(アイソバー):

世界初のグローバル規模でのデジタル・ネットワークで、その規模は世界最大級。クリエーティブ、プラニング、テクノロジー、そしてデータを融合させるアイディアにより、消費者とブランドを結び付ける。世界37カ国で展開。

【トラフィック社の概要】

社  名  : トラフィック社(英文社名:Traffic Agency LLC)

本社所在地 : ロシア・サンクトペテルブルク市

モスクワに支社を置く

設  立  : 2011年12月

資 本 金   : 10,000 ロシアルーブル

株主構成  : イージス・メディア・ロシア & CIS 100%(株式取得後)

売上総利益 : 206,439,000ロシアルーブル(約6.3億円)(2012年12月期)

代 表 者 : Alexey Kupriyanov(社長)

従業員数  : 180名

事業内容  : デジタル領域全般のコミュニケーション・サービス

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