ドイツのデジタルマーケティング・エージェンシー「エクスプリード社」の株式100%取得で合意

電通

株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、ドイツのデジタルマーケティング・エージェンシー「explido」の株式100%を同社株主から取得することで合意しました。

2014年2月28日

株式会社電通

ドイツのデジタルマーケティング・エージェンシー「エクスプリード社」の株式100%取得で合意

株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、資本金:746億981万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、ドイツのデジタルマーケティング・エージェンシー「explido」(本社:アウグスブルク市、以下「エクスプリード社」)の株式100%を同社株主から取得することで合意しました。

2002年に設立されたエクスプリード社は、デジタル領域における総合的なマーケティングサービスを提供するエージェンシーです。特に、検索連動型広告や成果報酬型広告、またコンバージョン・オプティマイゼーションと呼ばれる領域のサービス、すなわち広告やサイト閲覧者に、会員登録や資料請求、商品の購入といった実際のアクションを促す最適な手法を提供するサービスに強みを持ち、顧客に高く評価されています。

これまで当社グループのドイツにおける顧客向けのデジタル関連サービスは、主にグローバル・ネットワークブランドであるIsobar(アイソバー)とiProspect(アイプロスペクト)を通して行ってきました。この度の買収施策は、このうちiProspectのデジタルマーケティング領域における競争優位の確立を企図したものであり、今後エクスプリード社はiProspectブランドのエージェンシーとして更なる事業拡大を目指します。

当社グループのメディア・コミュニケーション・エージェンシーであるCarat(カラ)が2013年9月に発表したドイツのデジタル広告費は、対前年比で、2012年は9.0%増。2013年、2014年もそれぞれ5.9%増、5.5%増と、広告市場全体の伸びを上回る成長が続くと予測しています。

なお、本件が当社の平成26年3月期および平成27年3月期の連結業績に与える影響は軽微です。

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