スマホ版オーディエンス・レスポンスシステム開発 学生は発言し易く教員は臨機応変に授業レベルを変更可能
2014/07/07
早稲田大学広報室広報課
スマホ使用のオーディエンスレスポンスシステム(クリッカー)開発
リアルタイムの双方向対話型、問題発見解決型授業促進
学生は発言しやすく、教員は臨機応変に授業レベルを変更できる環境を整備
早稲田大学は、スマートフォン・タブレット・PCに搭載されたWebブラウザーを使い、受講生からリアルタイムに自由意見やアンケート結果などの回収・集計が出来るオーディエンスレスポンスシステム(クリッカー)を開発し、7月3日より全学の教員への提供を開始しました。
本システムの活用により、本学創立150周年を見据えた中長期計画「Waseda Vision 150」で掲げている「対話型、問題発見・解決型授業への移行」を促進していく予定です。
本学がこれまで導入していた専用回答端末を使うクリッカーは、選択式のアンケート・テスト等に回答はできるものの、意見・質問等を自由に記述することはできず、配付回収に手間暇がかかっていました。これに対して新システムはスマートフォン・タブレット・PC等の学生が普段使用しているデバイスで、選択式・自由記述式ともにアンケート・テストに回答することができます。また結果をリアルタイムにプロジェクター等に表示することによって、教員はその場ですぐに学生の理解度や意見を確認することができます。
授業中に自ら声を上げて意見を述べることを苦手とする学生も多い中、昨年12月より実施したトライアルでは「意見が言いやすく、自分の意見が授業に反映されることで授業内容により興味を持てた」などの声があがるとともに、教員からは「学生の理解度に応じて解説の程度を変えられる」といった評価が寄せられました。
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