大迫力の花御輿、京都の街を華麗に練る「池坊旧七夕会花行列」 約400年前の「大立花会」の風雅を再現

池坊華道会

2014年11月19日

一般財団法人池坊華道会

大迫力の花御輿、京都の街を華麗に練る「池坊旧七夕会花行列」約400年前の「大立花会」の風雅を再現

約400年前の江戸時代に催されていた「大立花会」の風雅を今に伝えようと、着物姿の華道家や御稚児などが花御輿などと練り歩く華道家元池坊の「池坊旧七夕会花行列」が15日、京都市下京区の「池坊短期大学」から、中京区のいけばな発祥の地「六角堂」までの約600メートルで行われた。

「池坊旧七夕会花行列」は、一昨年、池坊が歴史文献に記されてから550年目を迎えた「池坊550年祭」を機に始まり、今年で3回目。

行列の花御輿には、高さ約3メートルのいけばなが、花車には高さ約2メートルのいけばなが乗せられ、共にしだれ柳や菊、五葉松など秋の花材5種類を使用。華道家や御稚児など約100人の行列は、花御輿や花車とともに、午後1時に池坊短期大学を出発、都大路を練り歩き、約30分かけて六角堂に到着した。晴天の中、沿道には多くの人が集まり足を止めて豪華な行列と、色鮮やかないけばなに見入っていた。

六角堂では、花行列参加者の代表として「旧七夕姫」に選ばれた中国出身の陸 丹(りく たん)さん(31歳)が本堂前でいけばなをいけ、法要が執り行われた。華道の伝承者を目指す陸さんは「これからも人に喜びや希望を与えられるいけばなをいけたい」と語り、華道の発展を祈願した。

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プレスリリース添付画像

秋の花材で彩られたいけばなを乗せた花御輿

六角堂の山門を通る参加者(着物姿の華道家)

六角堂でいけばなをいける今年の花行列の代表者「旧七夕姫」中国出身の陸 丹さん(31歳)

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