米国のスポーツエージェンシー「アスリーツ・ファースト社」の持分33.3%取得で合意

電通

株式会社電通の海外子会社「電通スポーツLLC」は、米国のスポーツエージェンシー「Athletes First, LLC」(本社:カリフォルニア州 ラグーナヒルズ市、以下「アスリーツ・ファースト社」)の持分33.3%を取得することにつき、同社メンバーと合意しました。

2015年5月7日

株式会社  電 通

米国のスポーツエージェンシー「アスリーツ・ファースト社」の持分33.3%取得で合意

 株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、資本金:746億981万円)の海外子会社「電通スポーツLLC」(本社:米国 カリフォルニア州 ラグーナヒルズ市)は、米国のスポーツエージェンシー「Athletes First, LLC」(本社:カリフォルニア州 ラグーナヒルズ市、以下「アスリーツ・ファースト社」)の持分33.3%を取得することにつき、同社メンバーと合意しました。

 2001年に設立されたアスリーツ・ファースト社は、世界最大のスポーツ市場である米国において、アメリカンフットボールのプロリーグNFLを中心に、選手・コーチ・テレビ放送の解説者などに対する報酬契約エージェント事業やマーケティング事業などを行っています。NFLは、米国4大スポーツの中でも群を抜いた人気と経済規模を誇り、特に全米No.1を決定するスーパーボウルは、米国テレビ番組史上歴代視聴者数トップ10のうち9番組を占めるほどです。アスリーツ・ファースト社とのNFL契約選手数は全米最大級であり、米経済誌のフォーブスは、スポーツビジネスのエージェンシーとして世界8位、NFLのエージェンシーとして全米トップクラスと高く評価しています。

 電通はこれまでも、米国プロスポーツのマーケティング権や放送権を取得してビジネスを行ってきましたが、今回の出資は、NFLを核とした巨大米国スポーツビジネスの中枢を担うエージェンシーに対して行うものとなります。

 今後当社は、アスリーツ・ファースト社とともにエージェント業の更なる拡充と多角的なスポーツマーケティング事業を、米国を中心に全世界で進めてまいります。

 なお、本件が当社の2015年12月期(決算期を3月期から12月期に変更予定)の連結業績に与える影響は軽微です。

【アスリーツ・ファースト社の概要】

社   名 : アスリーツ・ファースト社 (Athletes First, LLC)

本社所在地 : 米国 カリフォルニア州 ラグーナヒルズ市

設   立 : 2001年2月

持 分 構 成   : 出資後

電通スポーツLLC          33.3%

アスリーツ・ファースト社メンバー  66.7%

収益(Revenue): 約1,000万ドル(約12億円)(2014年12月期)

代 表 者 :  David Dunn(CEO)

従 業 員 数   : 19名

事 業 内 容   : NFLの選手・コーチ・テレビ放送の解説者などなどのエージェント業、マーケティング事業を中心とするサービス

以 上

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