紀伊國屋書店 出版部創設60周年

紀伊國屋書店

 株式会社紀伊國屋書店(代表取締役社長 高井昌史、以下「紀伊國屋書店」)出版部は、今年11月、創設60周年を迎えます。

2015年10月21日

株式会社紀伊國屋書店

紀伊國屋書店 出版部創設60周年

 株式会社紀伊國屋書店(代表取締役社長 高井昌史、以下「紀伊國屋書店」)出版部は、今年11月、創設60周年を迎えます。

 紀伊國屋書店は1927(昭和2)年に創業し、戦前から「文藝都市」「行動」といった雑誌や単行本を刊行しておりましたが、現在に続く出版部は、出版文化の担い手として販売にとどまらず良質の書籍出版に携わることを念願し、1955(昭和30)年に創設されました。

 テンジン『ヒマラヤの男』で本格的に出版活動を開始して以来、次代の学術・文化を担う多くの若手研究者を著者として発掘し、哲学・思想、文学・評論、歴史、人類学、自然科学など、多分野にわたる書籍を刊行してまいりました。刊行後半世紀以上にわたって多くの読者に支持されてきた世界的ベストセラー、フロム『愛するということ』をはじめ、ドーキンス『利己的な遺伝子』、ロールズ『正義論』、ボードリヤール『消費社会の神話と構造』など、時代を超えて読み継がれるロングセラーも生まれています。2010(平成22)年には、様々な領域で個性的な活動をつづけている出版社を顕彰する「梓会出版文化賞」を受賞しました。 

 最近では、紀伊國屋書店創業者・田辺茂一の『わが町新宿』の復刊、上野千鶴子『女ぎらい』、バジーニ『100の思考実験』、アンサーリー『イスラームから見た「世界史」』、ボイル『ぼくはお金を使わずに生きることにした』、ベジャン&ゼイン『流れとかたち』、ガザニガ『〈わたし〉はどこにあるのか』などが話題となり、初のビジネス書となるモッテルリーニ『経済は感情で動く』は10万部を超えるベストセラーとなりました。また、30年にわたって刊行をつづけた『トーマス・マン日記』全10巻も、近々完結を予定しております。

これからも、ジャンルを問わず幅広い読者の知的好奇心を刺激する本を作りつづけてまいりたいと存じます。

 この秋から来春にかけて、全国の紀伊國屋書店とご協力書店で「紀伊國屋書店出版部60周年記念フェア」を開催しますので、ぜひ足をお運びください。

 リリースに関するお問い合わせ先:

  株式会社紀伊國屋書店 総務部総務課広報担当 info@kinokuniya.co.jp

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