モンサントの第2四半期決算を発表。主要な成長の原動力となる成果が進展を遂げ、目標を達成

日本モンサント

モンサント・カンパニーは、2016会計年度第2四半期の決算を発表しました。 当面の厳しい農業環境にかかわらず、長期的な成長の原動力となる成果 が進展を遂げ、予想どおりの結果を達成し、2017年以降の力強い成長の基盤を築いています。

2016年4月19日

日本モンサント株式会社

モンサントの第2四半期決算、目標を達成。主要な成長の原動力となる

成果が進展を遂げ、2017年度以降の力強い成長の基盤を築く

・ 2016年度の報告ベースでの一株当たり利益(EPS)は3.72ドル~4.48ドルに改善。

  オンゴーイングベースでのEPSとフリ    ーキャッシュフローについては再確認。

・ 30億ドルの加速型自社株買い(ASR)を完了し、安定した資本配分という2016年度の

    コミットメントを達成。

・ 新たなソリューションへの需要の高まりを受け、2016年度の南米におけるIntacta RR2 PROTM

    ダイズの栽培は引き続き拡大し3,500万エーカーに到達。Roundup Ready 2 XtendTMは米国の

    ダイズの栽培面積の300万エーカーを占め、Bollgard ・ XtendFlexTMワタの栽培も、2016年度

    に米国で200万エーカーに達する見込み。

・   主な変動要因と成長の原動力となった成果から判断し、今後の見通しと成長機会が改善し、2016

    年度半ばから2019年度にEPSにおいて予想される年平均成長率が基準の10%後半を達成できるこ

    とを確信。

・ 引き続きイノベーションによる差別化を図り、最先端のソリューションを提供するのに最適な

    パートナーとして独自の立場の維持を図る。

2016年4月6日 ミズーリ州セントルイス(米国)― モンサント・カンパニー(ニューヨーク証券取引所:MON)は本日、2016会計年度第2四半期の決算を発表しました。当面の厳しい農業環境にかかわらず、長期的な成長の原動力に関する主要なマイルストンで引き続き進展を遂げ、予想どおりの結果を達成しました。当社は、新たな世界的ハイブリッド・トウモロコシの製品ラインアップの展開と、Intacta RR2 PROTMダイズ(除草剤耐性・害虫抵抗性ダイズ)の普及の促進、新たなRoundup Ready 2 XtendTMの発売、デジタルプラットフォーム内での一連のパートナーシップ拡大の進展にけん引され、中核的事業で重要な取り組みを継続しています。また、支出の最適化および目標とする資本構造にも堅実に取り組んでおり、近頃、30億ドルの加速型自社株買い(ASR)の実施合意を完了しました。モンサント・カンパニーは2016会計年度に関して、報告ベースでのEPSが改善する一方、オンゴーイングベースでのEPSおよびフリーキャッシュフローは先に修正した目標の範囲内に収まるものと見込んでいます。

会長兼最高経営責任者ヒュー・グラントは、「業界で最も実績のある総合的なパイプラインを通じて、私たちは顧客に価値をお届けすることを約束し、引き続き強力な成長のための計画を掲げています」とした上で、「これを受けて私たちは、2016会計年度半ばから2019会計年度にEPSにおいて予想される年平均成長率(CAGR)が基準の10%後半に達するという自信を深めており、さらには業界におけるイノベーションの原動力であり続け、最先端の農業ソリューションを提供するのに最適なパートナーとしての立場を維持できると確信しています」と述べています。

最新の事業報告

2016会計年度第2四半期の純売上高は前年の第2四半期と比較して減少し、約45億ドル(約4,905億円)となりました。今四半期の売上純利益も前年同期と比較して減少し、約26億ドル(約2,834億円)となりました。2016会計年度上半期については、純売上高が約68億ドル(約7,412億円)、売上純利益が約35億ドル(約3,815億円)となりました。

2016会計年度第2四半期の販売費および一般管理費は5億8,600万ドル、研究開発費は3億4,000万ドルでした。

2016会計年度第2四半期のEPSは報告ベースで2.41ドル、オンゴーイングベースで2.42ドルとなりました。通貨の為替変動を考慮しない場合、2016会計年度第2四半期における報告ベースでのEPSは17%減、オンゴーイングベースでのEPSは、前年同期と実質的に同水準でした。今四半期のプラス要因、すなわちモンサント・カンパニーの株式数の削減、ブラジルにおけるトウモロコシの価格、Intacta RR2 PROTMダイズの普及の拡大、事業費の削減は、農業関連製品事業分野における除草剤グリホサートの落ち込み、米国でのトウモロコシとダイズの値下げ拡大、米国におけるシーズン開始の遅れと栽培面積の拡大不調の見込みによるダイズの種子販売量の低下、前年の種子生産計画の縮小によるトウモロコシの売上原価の増加によって相殺されました。

2016会計年度上半期のEPSは、報告ベースで1.80ドル、オンゴーイングベースで2.25ドルとなりました(オンゴーイングベースでのEPSに対するEPSの調整、および通貨の為替変動を考慮しない場合の報告ベースでのEPSに対するオンゴーイングベースでのEPSの調整については注1をご参照ください)。

キャッシュフロー

2016会計年度上半期において、事業活動により生じた純キャッシュは、前年同期の約15億ドルに対して、約14億ドルでした。2016会計年度第上半期の投資活動に必要な純キャッシュは、前年同期の5億3,200万ドルに対して、4億8,300万ドルでした。2016会計年度上半期の財務活動に必要な純キャッシュは、前年同期の4億600万ドルに対して、約35億ドルでした。2016会計年度上半期のフリーキャッシュフローは、前年同期の9億8,600万ドルに対して、9億600万ドルでした(フリーキャッシュフローの調整については注1をご参照ください)。

モンサント・カンパニーは2016会計年度第2四半期に30億ドルのASRの実施合意を完了し、引き続き資本配分に関するアプローチに精力的に取り組んでいます。

今後の見通し

主に事業再構築活動に関係する費用の会計報告の予想されるタイミングの変更により、モンサント・カンパニーは、2016会計年度における報告ベースでのEPSを1株当たり3.72ドル~4.48ドルの範囲に変更しました。オンゴーイングベースでのEPSについては、1株当たり4.40ドル~5.10ドルの範囲であると確認しました。この目標には、為替のマイナス寄与が0.90ドル~1.00ドルと見込まれることを含め、世界的逆風および業界での逆風が継続すると予想したことが反映されています(オンゴーイングベースでのEPSに対するEPSの調整については注1をご参照ください)。

モンサント・カンパニーはまた、2016会計年度における通年のフリーキャッシュフローの予想レンジは14億ドル~16億ドルであると再確認しました。2016会計年度において、事業活動によって生じる純キャッシュについては22億ドル~26億ドルと予想し、投資活動に必要な純キャッシュについては約8億ドル~10億ドルと予想しています(フリーキャッシュフローの調整については注1をご参照ください)。

モンサント・カンパニーは、2016会計年度における主力の種子関連部門の売上総利益が前年と相対的に同水準となると予想しています。主に2016会計年度に3億ドル~4.5億ドルの範囲でライセンス許諾の取引増加が見込まれること、Intacta RR2 PROTMダイズの普及の拡大、世界的なトウモロコシの市場拡大にけん引され、約4億ドルの為替のマイナス寄与を考慮しない場合、種子関連部門の売上総利益は1桁の成長が見込まれます。除草剤グリホサートの後発品の価格が比較的安定することを前提に、農業関連製品事業において、2016会計年度の売上総利益は引き続き9億ドル~11億ドルの半ばあたりになると見込まれます。

2016会計年度の事業費については、事業再構築活動に関する費用および既存の環境和解金・訴訟和解金を除いて、2015会計年度と比較して微減すると予想しています。この予想には、上記のようなチャンスに対する長期的な成長見通しを支えるための新しいプラットフォーム支出を含んでいます。その他の正味の費用として、アルゼンチン・ペソの切り下げに係る費用により、対前年で約1.8億ドルの費用増が見込まれます。

今四半期以降の見通しとしては、2016会計年度半ばから2019会計年度に、報告ベースおよびオンゴーイングベースでのEPSにおいて予想される年平均成長率が基準の10%後半を達成することが見込まれます。これは、モンサント・カンパニーのダイズ関連のイノベーションによる成長の原動力、トウモロコシの世界的なプラットフォームの強さと安定性、規律ある財務の継続、通貨の安定性の想定、トウモロコシとダイズの原価の改善によりけん引されると予想されます。

モンサント・カンパニーからのプレスリリース全文は以下からご覧いただけます(英文)

http://news.monsanto.com/press-release/sustainability/monsanto-company-releases-2015-sustainability-report

モンサント・カンパニーは、人口が増え続ける世界の人々に必要な食料を供給するために役立つ広範囲なソリューションを提供することに取り組んでいます。当社は果物や野菜からトウモロコシ、ダイズやワタといった主要穀物まで、農業生産者が十分な量の栄養のある食料を生産するのに役立つ様々な種子を生産しています。当社は農業生産者が天然資源を保全し、農業を改善するためのデータを用い、水や他の重要な資源をより効率的に使用し、そして作物を害虫や病気から守るために役立つ持続可能な農業ソリューションを提供するため尽力しています。プログラムやパートナーシップを通じ、当社は農業生産者、研究者、非営利団体、大学など、世界的な課題に取り組む人々と協力し合っています。モンサント・カンパニーや当社の取り組み、および問題解決のため献身的に取り組んでいる20,000人を超える従業員についての詳細は、discover.monsanto.com および monsanto.comをご覧ください。ツイッターのwww.twitter.com/MonsantoCoやブログのwww.monsantoblog.comのBeyond the Rows(R)、或いは当社のNews Release RSS Feedを購読されますと、さらに詳細な情報をご覧いただけます。

日本モンサント株式会社の取り組みや事業についての詳細は、こちらをご覧ください。

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この件に関するお問い合わせ先

日本モンサント株式会社

E-mail: bio.info@monsanto.com

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