モンサント、2016年サステナビリティ報告書にて目標達成に向けて大幅な前進を示す
2016年、モンサントは、事業活動での二酸化炭素の排出量を2021年までにカーボンニュートラル(温室効果ガスを増加させない)にするための多方面からのアプローチ、また気候変動対応型農業の推進という分野において、大幅に前進することができました
2017年2月24日
日本モンサント株式会社
気候変動の影響を軽減し、少ない資源で世界の食を支えるという、農業の役割を担う
モンサント、2016年サステナビリティ報告書にて目標達成に向けて大幅な前進を示す
主要な気候変動対策のマイルストーン、国連の持続可能な開発目標との協調および生物多様性における見解を網羅
本文書の正式言語は英語であり、その内容につきましては英語を優先します。原文は本社の ウェブサイトをご参照下さい。
_____
セントルイス(2017年2月21日) - モンサント・カンパニーは本日、サステナビリティ報告書2016年度版「Growing Better Together」を発表しました。ハイライトとしては、気候変動の影響を軽減し、それに適応するための第三者との協力体制、生物多様性の位置付けにおける前進、および国連の持続可能な開発目標(SDGs)との協調などが含まれています。
モンサントのグローバル・サステナビリティおよびステークホルダー・エンゲージメント担当の副社長であるPam Strifler (パム・ストライフラー)は、「私たちは可能な限り少ない資源で世界の食を支えるという、農業が担う重要な役割を理解しています。農業生産者と共に、より少ない資源でより多くの食料を生産することによって、近代農業を推進するという私たちの目標に対して意味のある前進を遂げることができました。サステナビリティ(持続可能性)という考え方は私たちのビジネスに深く浸透しており、人々、地球、企業という3つの広範な分野に組み込まれています。2016年度を振り返ると、重要な環境および社会のマイルストーンを順調に達成しており、非常に誇りに思います」と述べています。
2016年、モンサントは、事業活動での二酸化炭素の排出量を2021年までにカーボンニュートラル(温室効果ガスを増加させない)にするための多方面からのアプローチ、また気候変動対応型農業の推進という分野において、大幅に前進することができました。
• 2020年までに作物保護(農薬事業)における温室効果ガスの排出量を22%(農薬の有効成分1ポンドあたり)減少させるという目標の89%を達成
• Carbon Neutral Collaborative (温室効果ガスを増加させないための共同事業)を立ち上げ、農業関連産業での計量および検証可能な算出方法を開発
• 委託した一般公開の第三者研究が、米国で25億本の苗木を10年間育てるよりも、推進する気候変動対応型農業の広範囲な採用のほうが、より二酸化炭素を吸収できる可能性が高いと発表
2016年の報告書は、世界における最も差し迫った経済、社会そして環境の問題に対して、地球規模で注意喚起する国連の持続可能な開発目標の達成に向けて、モンサントの取り組みがどのように貢献できるかの概要を説明しています。この世界の各方面の協力によるグローバルな取り組みを進展させるという、ビジネスが担う重要な役割を念頭に置き、モンサントは17の国連の持続可能な開発目標と、関連する169の目標を精査し、最良の結果を導けるであろう9つの持続可能な開発目標を選定しました。そのうち3つは貧困、飢餓や社会的機会などの社会経済関連のテーマに、他3つは気候、水、生物多様性を含む環境問題に焦点をしぼっており、残りの3つは前述の6つを達成するための枠組みを提示しています。
2016年モンサントは、生物多様性に関する長年の主張を形にした生物多様性についての当社の見解も発表しました。それは、国連の生物多様性に関する条約とも協調するもので、「当社の研究、商品および取り組みにおいて、ある部分で、種内、種間および生態系での生物多様性の持続可能な利用を保全・促進すること」と述べています。こうして提唱されている活動の一環として、モンサントは米国における生産および研究拠点がある70箇所にて、オオカバマダラの生息地を確保するという活動を行い、2016年の目標以上の成果を上げました。
2016年報告書のハイライトにはこのほか以下のものが収載されています:
―人々
o 対面でのイベントやソーシャル・メディアを介して仕事以外(勤務時間以外)での安全についての内容を約700万人へ説明
o 2011年以降48%の改善となった重傷度率0.53を含む職場安全の優れた実績を維持
o モンサントの「World Business Council for Sustainable Development (WBCSD):持続可能な開発のための世界経済人会議」「WASH宣言」の一環として、インドの村落25万人のために健康で衛生的な生活環境の導入を支援
―地球
o 世界の種子生産業務全体で、2020年までに灌漑による水利用の25%の効率化を図るという目標の47%達成
o 2008年以来、ブラジルとインドネシアで42,000エーカー(約17,000ヘクタール)の森林を保護、復元するためConventional Internationalと引き続き協働
―企業
o 戦略的サプライヤーの経済、環境および社会的プロフィールや行動を測る第2回サプライヤー持続可能性評価を実施
o 世界中の生産現場100%にて正式な地域社会への参加計画を実施
モンサントのサステナビリティ報告書2016年度完全版およびその概要は、こちらからご覧いただけます。当社の報告書には毎年、国連グローバル・コンパクト・コミュニケーション・オン・プログレス(United Nations Global Compact Communication on Progress)が含まれています。この報告書はグローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)の第4版サステナビリティ・レポーティング・ガイドライン(G4ガイドライン)に準拠して作成されています。
モンサント・カンパニーについて
モンサント・カンパニーは、人口が増え続ける世界の人々に必要な食料を供給するために役立つ広範囲なソリューションを提供することに取り組んでいます。当社は果物や野菜からトウモロコシ、ダイズやワタといった主要穀物まで、農業生産者が十分な量の栄養のある食料を生産するのに役立つ様々な種子を生産しています。当社は農業生産者が天然資源を保全し、農業を改善するためのデータを用い、水や他の重要な資源をより効率的に使用し、そして作物を害虫や病気から守るために役立つ持続可能な農業ソリューションを提供するため尽力しています。プログラムやパートナーシップを通じ、当社は農業生産者、研究者、非営利団体、大学など、世界的な課題に取り組む人々と協力し合っています。モンサント・カンパニーや当社の取り組み、および問題解決のため献身的に取り組んでいる20,000人を超える従業員についての詳細は、discover.monsanto.com および monsanto.comをご覧ください。ツイッターのwww.twitter.com/MonsantoCoやブログのwww.monsantoblog.comのBeyond the Rows(R)、或いは当社のNews Release RSS Feedを購読されますと、さらに詳細な情報をご覧いただけます。
日本モンサント株式会社の取り組みや事業についての詳細は、こちらをご覧ください。
【Website】 http://www.monsanto.co.jp/
【Facebook】 https://www.facebook.com/MonsantoJapan
【Twitter】 https://twitter.com/monsantojapan
【Blog】 http://www.monsantojournal.jp/
この件に関するお問い合わせ先
日本モンサント株式会社
E-mail: bio.info@monsanto.com
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 日本モンサント株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 水産・農林業
- URL http://www.monsanto.co.jp/
過去に配信したプレスリリース
ドイツ・バイエル社は、米国・モンサント社の買収を完了しました。
2018/6/11
モンサント、従業員の多様性に対する取り組みが全米で11年連続評価
2018/5/31
モンサント、バイエルとの統合手続きの完了に向けて楽観的な見通し
2018/4/18